田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

鶏卵について

2017年12月06日 | 日記
 賞味期限しか記載のない卵は要注意!? 「食品偽装」にダマされない方法を読んだ。私が聞いていたことと違うけど、いったいどちらがほんと?。『通常卵の賞味期限は製造日から14日後で、採卵日と賞味期限両方を記載した商品は、採卵日の14日後が賞味期限となっている』
 
 昔々、私の後輩が鶏卵会社の社長の息子さんだった。たまに遊びに来るときに卵が手土産だった。卵屋からもらう卵はても新鮮な気がしたものだ。後輩君が「洗っちゃダメですよ。卵は生きてます。濡らすと呼吸が出来なくなり痛みます」と言うのだった。
 
 たしかに卵は巨大な一つの細胞である。生きていると言われれば確かに、と思ってしまう。さらに彼は「クリスマスケーキ用の卵はずいぶん前から保存を始めるのですよ。卵は痛みませんから」と教えてくれた。
 
 南極の越冬隊員にとって卵かけご飯はご馳走らしい。交代隊員の初荷に、必ず生卵が含まれるらしいと聞く。オーストラリアで仕入れたとしても、昭和基地に着くには一ヶ月以上かかってしまう。昔の後輩君の話を思い出す『卵はずいぶん長持ちするんだろ』って。
 
 昔々オイラの故郷、卵は鶏を飼っている農家で分けてもらう物だった。竹のザルに入れられた新しい鶏卵に時々鶏糞がうっすらとついていた。母は「新しい証拠、生でも食べられる」と言っていたが、今から思うとずいぶん危険じゃなかろうか?。
 
 妻の話「生はできるだけやめてる。古くなったら卵焼きか目玉焼きにする。痛むと黄身が潰れるって聞いてるが、一度も見たことが無いわ」だそうだ。確かに私もそうだ。
 
 昔々大学の食堂で朝ごはんサービスがあった。30円で丼いっぱいの白米とお味噌汁、生卵が一つ。下宿生にとっては安くて栄養が取れ人気だった。ほとんどの学生は卵かけご飯だった。次に多かったのは、煮えたぎるようなお味噌汁に入れていた。ほどなくすると半熟になる。それが美味いと言っていた。