田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

アパホテルの書籍

2017年01月19日 | 日記
 昨年夏の歌舞伎観劇の宿は幕張の同ホテルだった。観劇が三部だったこともあり、ホテル投宿が遅くお風呂に入るのがやっとだった。就寝前にそのような書籍を見た記憶はあるが読まなかった。願い出れば持ち帰っても良さそう、それとも売っているのか、残念だった。
 
 南京大虐殺を信ずるか否か「自分で調べていないから発言できない」と言ってしまえば、ほとんどの日本人は発言できなくなる。隣国は声高に叫ぶが、はたして国民の多くが確信しているのだろうか?。このようなことの多くは、子供の頃からの教育にあると思う。
 
 高齢の私達が歴史を学んだのは中学生に始まる。古代から学び始め、学年が終わる頃に大政奉還、近代史を学ぶことは無かった。しかし社会の先生から南京大虐殺の話は聞かされたし、日本軍部の暴走も教えられた。そのような社会情勢の教師たちだったかもしれない。ところが修学旅行で皇居、靖国神社へ行った。先生に連れられ、肉弾三銃士の緑がかったレリーフを見た記憶がある。このことから全部の教師が左傾化していたことは無かった。
 
 高校時代は世の中の若者は左に位置するのがトレンドであった。訳も分からず書物を読んだが、さっぱり解らなかった。「銃口の先に革命は生まれる」など聞こえが良かった。多くの人達がこんなんじゃなかったかな。書物を完璧に理解し、なおかつ疑問を感じなかった人が、現在の筋金入りの活動家なんだろうと思う。
 
 私の場合、社会人となり、右傾化したご老人が顧客になれば、相槌を打つにも少しは学ばねばならず、必要にかられ書物を読んだ。読んで驚いたのは、書いてあることが理解できた。左傾本より易しい言葉で書いてある。一つ一つが納得できた。騙されているとさえ思えたほどである。しばらくは本心を表さなかったが、選挙において偏向した。恥ずかしかったので、偏向は言わなかった。これが現実じゃないかなと思う。
 
 中国や韓国において、日本のように両端の書物があるだろうか?。南京大虐殺を教える教師がいる中学校が靖国神社を修学旅行先に選ぶだろうか?。両端を学べた私は幸せだったと、今になってつくづく思う。