上品と下品

　上品でありたいと思う私だが、なかなかそうは行かない。だが下品であることや、下品と見下されるのは我慢がならぬ。そもそも下品とは何かとネットを探せば、５セカンズに「下品な人の特徴８つ」としてまとめられていた。
◇　下品な人は笑い方がいやらしい。
◇　豪快に鼻をすする人は下品な人に見られがち。
◇　下品な人ほど、人の噂や評価に拘る。
◇　礼儀知らずは下品な人の特徴。
◇　下品な人は視線が正直。
◇　言葉遣いが悪いと下品な人と認識される。
◇　お金やお得情報に貪欲なのが下品な人。
◇　下品な人はズルや楽をしたがり卑しい。

　まだまだありそう。露骨なシモネタは下品だが、古典落語の花柳界噺は粋。これを拒絶したり、カマトトぶるのは下品だ。
　
　上品さを学ぶのは難しい。そのような世界には縁遠いし、高貴なお方の知り合いなどいない。反面教師で学ぶしか無い世だが、世界にはこんなにたくさんの上品なお方がいらっしゃる。全てがそうでは無いと思うのは、ダウントンアビーは面白おかしいドラマに仕立ててあると思うのだ。それにしても次期大統領からは上品さの少しも感じられないのはオイラだけだろうか。
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