田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

格差実感

2017年01月07日 | 日記
 昨日の夜(1月6日)民放TVを何気なく見ていたら、二人の中学生が高価な録画機材を使い、道行く外国人を流暢な英語でインタビューしていた。二人が動画サイトにアップするネタを自ら編集するところまで事細かに放送されていた。その子の部屋は子供部屋とは言えぬ広さで、高価そうなミニチュアカーのコレクションもあった。たいそうお金持ちの子息であることが分かった。
 
 私は豊かさの格差を痛感した。カメラはプロ仕様、数々のアタッチメント、そしてカメラマンは彼の友人の中学生、二人は腕章までしていた。何のための腕章なのか、私には滑稽に見えたが、彼らにはそれなりの考えがあるのだろうが、お金をかけた報道ごっこに見えた。
 
 番組の後半得意げに、これまた豪華そうなドローンを公開した。これを使ってプロサーファーの依頼で、アメリカまで撮影に行ったと語っていた。中学生の彼は「高校を終えて留学することになっている」と語ったものの、どんな仕事に就きたいかは極めて曖昧だった。
 
 格差を実感したのは、高価な機材のみならず、友人を部下のようにしているのがうかがわれた。あまり語らない友人は、リポーターも会話を仕向けない、もしくは編集でカットされたのかもしれない。とても不愉快に感じたのはオイラの嫉妬だろうか?。
 
 このような歪んだ格差を平然と公開してしまうTV界の常識の無さを感ずるのは、オイラの常識が狂っているのだろうか。そして今朝(1月7日)こんな記事が目に飛び込んできた。『虐待や貧困から「JKビジネス」や「売春」に足を踏み入れた女子中高生らが、自らの体験や思いを伝えるメッセージ展が始まりました。』同じ中学生、互いをどのように見るのだろうか・・・。