田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

あの時に似てる

2017年01月24日 | 日記
 2009年の民主党政権成立の時、私は心から日本は変わると思いました。首相の「最低でも県外」の言葉を鵜呑みにしました。きっと内々の確約が米国との間に得られていると早合点しました。目の前が明るくなったような気がしました。
 
 真実のごとく言われ続けた埋蔵金を、信じ込んでしまいました。無駄の根源であるかのような事業仕分けの大なたを、拍手喝采しました。小沢一郎民主党幹事長が、民主党議員143名と共に、中国を訪問したことを誇らしげに感じつつ、事実を見過ごしました。
 
 東北大震災、当時の首相が「国難であるからして、挙国一致で」と自民党に助力を申し出ましたが、自民党は相手にしませんでした。今から考えれば、全責任を負うのが内閣であり、総理大臣です。自民党の姿勢をひどいと思いましたが、後の自衛隊の散水やら、後手後手の対応を見るに及び、救いの手を差し伸べれば、あらぬ責任を負わされたと今になって思うのです。絶対に許せないのは「ただちに健康に被害はない」と詭弁を語ったことです。
 
 民主党最後の首相野田氏は、TPP交渉参加を表明、消費税増税10%も明言しました。今になって実質増税したのは自民党と、懲りない詭弁を語っているのを聞くに及び、あの時を恥ずかしく思い出します。
 
 人生60年を過ぎた頃、火傷をしながらも、甘い言葉とお花畑で遊ぶ政治家を見ることになりました。そして今のアメリカを見ていますと、良く似ていると思うようになりました。雇用拡大、法人税減税、アメリカ第一と声高に叫ぶ金髪大統領の姿に、襟を立てた真っ白な服を着こなす現民主党党首の「二番じゃいけないのですかッ!」との言葉が重なります。