田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

もうすぐお盆です

2015年08月09日 | 宗教その他
 神道であって、宗教心を持たない私です。もし私に宗教心があるとすれば、己の心に宿る道徳のようなものと考えています。ですから、お盆は夏のお正月、お部屋の掃除をしたり、お墓参りを兼ねたお墓掃除をする、世間一般とたいして変わりございません。
 
 先日、嫁子チャンから「お盆に遊びに行きたい」とのメールがありました。妻が休日を知らせると「お昼食べさせてもらえると嬉しい」なんて、オネダリがありました。孫も嫁子も可愛い妻は『いらっしゃぃ~(ハートマーク)』と返事してました。
 
 お盆前、妻のご両親のお墓参りにも行きます。妻のご両親がお亡くなり、爺さまと婆さまの法事にそれぞれ一回参列しただけです。妻の実家の嫁さまは、妻に色々愚痴をこぼすらしいです。妻にとっては実兄、実姉への愚痴ですから、耳の痛いところもあるそうです。
 
 妻を信頼してるからこその、嫁様の愚痴と解っていても、お互いが対処できないことばかりだから、愚痴なんですね。そんなわけで、私も妻も足が向かなくなった妻の実家です。
 
 さて、私の誕生日前に、娘夫婦がお祝いに来てくれました。二人は子供に恵まれていません。それでなのか若々しい二人ですが、弟の子供には複雑な心境のようです。お口の障害を聞いているので、祝いを言うタイミングを失ったようです。10月の入院見舞いに、娘も同行させようと思います。
 
 娘は長男の家に嫁ぎましたので、ずいぶん肩身が狭いと思います。親としてはどうすることもできないのが悩みです。
 
 私の仕事仲間に救護院の院長をしている女史がいます。彼女の母親は県内でも名の知れた篤志家で、戦後まもなく救護院を私費で設立、その後県立となりましたが、高齢になり、実娘に救護院を託されました。

 私はよく施設を訪れ、子供達や飼われている犬達と遊びました。女史から里親になれそうな人に施設の紹介を依頼され、ふと娘夫婦の顔がよぎりましたが、とても難しいと思いました。子供好きの私達でさえ、○っちゃんが生まれて喜び、手術の結果に安堵したような愛情が、血のつながりのない子達にも変わらず向けることができるか分かりません。施設で接する私の気持ちは、もしかしたら、傲慢な哀れみの心かもしれません。
 
 本来、宗教はこのような邪念の払拭のためにこそ必要でしょうが、近頃、TVやネットで話題になるISISやJWには、戒律を求めて入信する人がいるような気がしてなりません。なぜなら、私も若い青二才の頃、世の中を汚く感じ、大人には最低な道徳さえ無いように見えました。ですから、無性に戒律で縛られた人生こそが、より良い生き方のように感じました。人はなぜ戒律を求めるのでしょう?考えてみたくなりました。