早春の花をいろいろ探してみるとノボロギクが見つかりました。ヨーロッパ原産の1年生の帰化植物で畑やその周辺には普通に見られる種になっています。とはいえあまり大暴れしているという感じでもなく軟弱な草姿です。花は通年みられるそうですが、早春に見ることが多い気がします。
頭状花は舌状花はなく管状花ばかりです。黄色く色づいている部分は大きいわけでもありませんし、枯れ葉の多い早春には周囲に紛れてあまり目立つ存在ではありません。一年草といわれながら一方で通年花があるような解説があります。自分で確かめたわけではありませんが、どことなく矛盾するような話です。