森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

エンレイソウ

2017年04月29日 | 自然観察日記
エンレイソウは越後の里山ならどこにでもある種なのですが、親不知海岸にある遊歩道では様々な色彩のものが狭い範囲で見られました。このエリアは茶系のものが多いようですがその濃淡が面白い。この個体は薄めのもの。なかなかいい感じで生育しています。
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エンレイソウの花の拡大 薄い茶系

2017年04月29日 | 自然観察日記
拡大した写真です。エンレイソウは花弁はなく花弁に見えるものはがくです。
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エンレイソウの花 濃い茶系

2017年04月29日 | 自然観察日記
この個体は濃い茶系の花。経験的に狭い範囲にいろいろなタイプの花が存在することは少なく、その地域では同じ形質のものが生育していると考えていました。しかし、親不知の海岸の散策道ではかなり異なるタイプの個体が共存するようです。エンレイソウも地域によってはかなり形質が異なる種として知られています。エンゴサクも変異に富む種。親不知は北アルプスが一気に海岸に落ち込む特異な地形をしている場所です。こういう環境と様々な変異個体があるということと関係があるのか、少々興味深いテーマです。
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