丘陵公園にはもう一種ネコノメソウが生育しています。ホクリクネコノメソウです。この種は少し奥まった水の滴るような場所か水路沿いに見られます。ネコノメソウに比べるとあまり密集はしませんが全体に大きめですからまとまって生育すると存在感のある花修景になります。
棚田後にはアシが繁茂しています。そこに流れ込む小川があるのですが、その水流により維持されるアシの原。新芽が出るまでの枯れの原の間隙に春の日差しを頼りにホクリクネコノメソウが生育しています。アシが茂るまでの命です。湿地環境にみる春植物の生態です。