萩さんの話ネタ2

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月曜日・・・雑記

2019-09-09 01:00:00 | 日記
「クエン酸」
レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、酢や梅干しなどに含まれる酸味の成分をクエン酸といい、食品添加物として多用されているとか。
そこで、疲労回復に効果があるとされる「クエン酸」についての記事をご紹介します。
 
記事(2019年9月8日 tenki.jp)によると
 
『◆古代ギリシアの頃から知られる、クエン酸の健康効果とは?
 
 1784年、スウェーデンの科学者がレモン果汁から発見したのがクエン酸です。しかし、その健康効果は遥か昔、古代ギリシアの頃から人々に知られていたらしく、かの伝説的名医ヒポクラテスが、さまざまな病気の治療に酢を用いていたという記録があるそうです。これは、体内でクエン酸に転換される酢の成分、つまり酢酸の働きを利用したものだと考えられています。このように、クエン酸は時代を超えて、健康に対する歴然とした効力があったとされています。
 
 人が生きていくエネルギーを作り出す「クエン酸回路」とは?
 
 イギリスの生化学者であったH・A・クレブス博士が1953年に見つけ、後にノーベル医学生理学賞を授与された大発見、クエン酸回路……そう聞くと難解に感じるかもしれませんが、クエン酸回路は今では高校の生物の授業でも教えられています。
 
 代謝とは、食品から得たカロリー、つまり栄養をエネルギーに変換するプロセスです。生物は代謝によってエネルギーを生み出さなければ、生存していくことができません。細胞が代謝によってエネルギーを生み出すために利用している仕組みを「クエン酸回路」といい、その中心をになう物質がクエン酸です。生物の細胞内の器官ミトコンドリア、ここでは食物に含まれる糖や脂質を分解し、細胞のエネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)と水、そして二酸化炭素を取り出す活動が行われています。
 
 その際に利用される一連の化学反応こそ、このクエン酸回路と呼ばれるものの正体です。
 
 ◆クエン酸のひと手間ドリンク
 
 クエン酸回路がうまく働くことで体力、活力の増強や殺菌、体内状態を弱アルカリ性に保つなどの効果が期待できますが、逆に、不規則な食生活などでクエン酸回路の働きが鈍くなるとエネルギーがうまくつくり出せなくなるそうです。
 
 この場合には、クエン酸を体外から摂取することでクエン酸回路が活性化され、エネルギーを効率よくつくり出す効果が得られる、とされています。
 
 クエン酸の重要な働きがわかったところで、ひと手間で作れるクエン酸ドリンクをご紹介しましょう。重曹(炭酸水素ナトリウム)+クエン酸+水で炭酸水。糖分を足せば甘酸っぱい炭酸ドリンクのできあがりです!
 
 【クエン酸と重曹の炭酸ドリンク/材料(1人分)】
 冷水 150cc
 重曹 小さじ4分の1
 クエン酸 小さじ4分の1
 オリゴ糖またはガムシロップ 小さじ1
 
 作り方
 1.コップに水以外の材料を入れる。
 2.1に水を入れて混ぜ合わせる。
 
 クエン酸回路の仕組みが解き明かされたことによって、スポーツ選手などは積極的にクエン酸を摂取するよう習慣づけられているそうです。もちろん、体にいいからといっても摂り過ぎは禁物ですよ。
 
 ◆生活に取り入れていきたいクエン酸
 
 英語ではシトリック・アシッド、つまりシトラス(柑橘)の酸といい、日本語では中国に昔からある柑橘類の枸櫞(くえん)から名付けられたクエン酸。
 
 かつてはレモンや夏みかんなどの果汁から抽出するほかなかったために高価でした。その後、デンプン(サツマイモ)を原料とし、これを発酵させて作れるようになったことで、自然健康食品として安価で購入できるようになりました。これは果実に含まれるクエン酸とまったく同じもので、ドラッグストアや100円ショップなどでも簡単に入手できます。
 
 酢のようなきつい臭いもなく、白色の粉末で保存や携帯にも便利なこのクエン酸、実は重曹と同じように掃除にも大活躍します。
 
 酸性のクエン酸はアルカリ分を中和するので、水道周りの水あかやトイレの黄ばみ取り、重曹と反応させて泡の力で汚れ落とし……とさまざまに活用されています。』
コメント (2)
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