そろそろ、「冬至」も近いですね。
そこで、「冬至」についての小ネタをご紹介します。
そこで、「冬至」についての小ネタをご紹介します。
記事(2017年12月18日 tenki.jp)によると
『◆冬至とは?3つの意味
冬至というのは、太陽の動きを元に、季節の変化を天候や自然の様子などで表した二十四節気のひとつです。毎年12月22日ごろ、一年で一番昼の長さが一番短くなる日(つまり一年で一番夜が長い日)です。この日を境に冬から春に向かっていく、冬のまん中の日ともいえます。
また、場合によっては、二十節気の次の節気までの期間を冬至ということもあります。この場合、小寒(1月5日ころ)の前日までが冬至となります。さらに、天文学の世界では、太陽が太陽の高さが270度になる瞬間を指して、冬至といいます。
このように、“冬至”という言葉には3つの意味があるのです。
●一年で一番昼の長さが一番短くなる日を冬至という
●二十節気の次の節気までの期間を冬至という
●太陽が太陽の高さが270度になる瞬間を冬至という
●二十節気の次の節気までの期間を冬至という
●太陽が太陽の高さが270度になる瞬間を冬至という
◆冬至より、日の出の時刻が遅い日がある?
昼の時間がもっとも短い冬至。一年で一番昼が長い夏至と比べると、5時間ほども違いがあるようです。
昼が一番短い日であるなら、日の出が遅く、日の入りが早いとなりそうですが、実際には日の出の時刻が一番遅いのは、冬至の半月くらい後になります。また日の入りが一番早いのは、冬至の半月前になります。
こうした現象が起こる理由については、太陽の速度が一定ではないからといわれています。地球が太陽の周りを回る公転軌道が縁ではなく楕円であるなどの理由で、季節によって太陽が空を移動する速度が変化するのです。
ちなみに、一年でもっとも昼の時間が長い夏至も同様で、日の出が一番早いのは夏至の少し前、日の入がもっとも遅いのは夏至の少し後になります。
◆生命の再生を意味する神聖な日だった冬至
冬至を境に昼の長さが少しずつ伸びていきます。「一陽来復※」という言葉もありますが、冬至は新しい太陽が生まれる日、再生のはじまりとして、古くから世界の各地で重要な意味を持っていました。
一説ではクリスマスも、民間に伝わっていた冬至のお祝いに、キリスト教の教えが結びついたものともいわれています。日本でも地域によっては、この日に例えば弘法大師が巡ってくるというように、神聖な人が訪れるという伝承が残っているようです。※一陽来復(いちようらいふく)/冬がお笑い春が来ること。信念が来ること。あるいは、悪い事が続いた後で幸運に向かうこと。「明解四字熟語辞典」より
この一陽来復になぞらえ、悪い事が続いた後に「福」がやってくるという「一陽来福」という四字熟語もあります。
◆冬至に食べたいもの
さて、冬至の日に温かいゆず湯に入ると風邪をひかないからと、お風呂にゆずを浮かべる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? ゆず湯だけでなく、冬至に食べると健康によいとされているものもたくさんあります。
まず、代表的なものとしては、カボチャ。
冬至にカボチャを食べると、風邪や中風(ちゅうぶう・ちゅうぶ、今でいう脳卒中、脳内出血など)にかからないといわれています。
冬至にカボチャを食べると、風邪や中風(ちゅうぶう・ちゅうぶ、今でいう脳卒中、脳内出血など)にかからないといわれています。
また、冬至粥という小豆粥を作ることもあります。小豆の赤い色は魔よけになると考えられており、小豆粥を食べることで厄払いするという意味があります。
さらに、「運盛り」といって、コンニャクなど「ん」がつく食べ物を食べると、運を呼び込めるともいわれています。』