たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

天皇を守る氏族

2018-05-13 09:05:21 | 阿波・忌部氏1

<木屋平・三木家>

 

古代ユダヤの民である忌部氏という一族が、

阿波の地の一大勢力となるまでの軌跡を、

ひと言で説明するのは非常に困難です。

恐らく忌部氏と呼ばれる人々は、

数百年~千年以上の長い期間にわたり、

日本に上陸したイスラエル氏族のうち、

ごく初期に到来したグループだったのでしょう。

 

あるときは、北回りの大陸ルートを通り、

あるときは、南回りの海ルートを巡り、

その時折で立ち寄るコースを調整しつつ、

粟国の大宜都比売命や、長国の事代主命など、

多くの「国」との交渉を持ちながら、

全国各地に様々な文化・作物を

伝えて行ったのだと思います。

 

恐らく、その大きな目的のひとつは、

スサノオの国であった当時の日本を、

天照太御神の国へと変えることであり、

のちに日本の初代天皇となる神武天皇を、

ヤマトまで導くことだったのかもしれません。

神武東征の過程で登場する水先案内人は、

すべて忌部氏と呼ばれた人たちの末裔であり、

今なお天皇を陰でお守りしているようです。

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