<鶴岡八幡宮 つるがおかはちまんぐう>
節分や立春に行う伝統行事というのは、
基本的に「鬼」を払うためのものですが、
一説によると、鬼という存在自体が、
「陰から陽への転換」
を意味するのではないかといわれています。
日本人が季節の節目ごとに、
邪気(鬼)払いのイベントを行うのも、
鬼という仮想の敵を仕立て、
それを断ち切る所作をすることで、
運気の切り替えがよりスムーズになる、
という側面があるのでしょう。
私たちが慣れ親しんできた季節の行事には、
実は重要な秘儀がたくさん隠されています。
特に冬から春にかけてのこの季節は、
今後の運気に影響を与えるような、
大事な節目が目白押しです。
立春の日の今日、
過去の出来事はきれいに断ち切り、
新たな気持ちで一年を始めたいですね。