<剣神社 つるぎじんじゃ>
昭和の初期、数年間にもわたり、
剣山山頂付近の調査が行われました。
その結果、「剣山は人工の山である」
という結論に達したと聞きますが、
証拠となるような品ははすべて、
噂を聞きつけた当時の特高警察により、
没収されてしまったそうです。
その後、多くの人たちが、
「剣山のミステリー」を解明すべく、
剣山の元へと集まったものの、
付近一帯が国立公園に指定され、
表立った発掘調査ができなくなり、
唯一の例外として立ち入りを許可された
元海軍大佐の山本英輔という人物によって、
100体を越えるミイラが発見された時期が、
最後の探索の機会となってしまいました。