<陸前高田市>
ご無沙汰しております。
記事の更新が滞ってしまい申し訳ございません。
現在、予定がかなり立て込んでいるため、
再開の見通しが立たない状況です。
通常更新までには少し時間がかかると思いますが、
過去記事などをご覧いただきながら、
お待ちいただければ幸いです。
今回「東日本大震災」から
10年の節目を迎えるにあたり、
何らかの手記を残しておくべく、
単発記事ですが現在の心境を
つらつらと書き綴ってみたいと思います。
毎年この時期になりますと、
TVや新聞で特集が組まれる影響もあるのか、
日常生活の中で「あの日、自分は…」という話題が、
どこからともなく立ち上がってくる場面に遭遇します。
そのような会話に際していつも思い出すのは、
当時のブログに書き記した私自身のある言葉でした。
恐らく、3月14日あたりの記事だったと思うのですが、
「この震災を良き転換点として……」というひと言で、
その日の文章を締めくくったと記憶しております。
後日「被災した人に対しての配慮が足りない」と感じ、
訂正をするか削除をするかで非常に悩んだのですが、
あえて自戒の意味を込めてそのまま残しておきました。
また、およそ15年ほど前、自分のサイトの中で
「防災カレンダー」なるものを作り、
地震を始めとする災害予測のコンテンツを
公開していた時期がございます。
確か2011年の3月11日のあたりにも
「危険フラグ」を立てていたはずですが、
結局それに対する具体策はとれませんでした。
そのときの後悔や自省の念が、
「神社」というテーマに筆を向かわせ、
このブログを始める原動力になったと感じております。
ここ最近、10年前を思い起こさせるような災害の予兆が、
全国各地で頻発しているのは周知の通りです。
私たちがコロナ騒動に気を取られている間にも、
大地の状況はじわじわとひっ迫しているのでしょう。
個人的には、先日記事にした 「中央構造線」に伴う動きが、
非常に気になって仕方がないのですが、
今そのことについて書き始めると、
どうにも止まらなくなってしまいそうなので、
興味のある方は該当カテゴリーをご覧いただければと。
この10年の間に起こった数々の災害の折、
私たちは東日本大震災の教訓や、
犠牲となった方々の思いを活かせたのでしょうか……。
そして10年前のあの日を、
本当に良き転換点に変えられたのでしょうか……。
その答えを突き付けられる日は、
もう間近に迫っているのかもしれません。