<花火資料>
花火大会といいますと、
今では代表的な夏のレジャーのひとつですが、
もともと花火は「慰霊」のためにはじめられました。
飢饉や伝染病の蔓延を抑えるために、
また戦争や天災などで犠牲になった多くの霊を慰めるために、
水神への祈りを捧げたのがその起源だともいわれております。
ちなみに盆踊りも、もとは仏教に由来する行事で、
お盆に里帰りした故人を供養するために行われるのだそうです。
安心した世界で見守る先祖が多いほど、
その家系・土地・国は繁栄し、
諸々の災難を避けることができます。
お祭りの雰囲気を楽しみつつ、
多くの先祖を思う気持ちも忘れてはいけないのでしょう。