たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

過度我身

2015-04-22 12:40:53 | 皇室・海人族・ユダヤ

<千鳥ヶ淵 ちどりがふち>

 

元旦の真夜中に宮中では、

四方拝(しほうはい)という祭祀が執り行われます。

これは天皇陛下自らが、

一年間の国の平安を祈られる儀式で、

その中で唱えられる呪文の中に、

「すべての厄災はわが身を通過せよ」

という内容の言葉があるそうです。

 

天皇陛下の最も大切なお役目は、祭事を行うこと。

天皇という存在は、「国難を受けとめる依り代」でもあります。

心御柱という自らの形代を神宮(内宮)に置き、

日本と日本人が平穏でいられるよう、

祈りを捧げてくださっているのが、天皇陛下なのですね。

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