***** 丑年の展望 No.18 *****
現在の占星術的な星の動きと
今年の干支の暗示からイメージされるのは、
騒がしい天空の動きから逃れるようにして、
人々が地中へと身をひそめながら
静かに英気を養っている図でした。
2020年という年は、「内はほらほら、
外はすぶすぶ」という文言のように、
まさに「自粛」一色の年になりましたが、
「丑年」である今年に関しても、
まだ運気の芽は地中にある状態ですから、
家の中に閉じこもって過ごす
時間も多くなると思われます。
ただし、今年が去年と異なるのは、
「自発的な自粛」とでも
言うべき傾向が強まることで、
じっと地中に身をひそめるだけではなく、
その中でも「何かを生み出そう」
という気運が高まるような気がするのです。
特に、新型ウイルスの流行が
ひと段落する今年前半までは、
完全なる受け身の自粛ではなく、
各々が家にいる時間を有効に使いながら、
「新生活」に適応できるようなスキルを養い、
また「新時代」を生き抜くためのアイデア
をひねり出す期間なのかもしれません。
恐らくそれらの積み重ねが、
激動期の始まりを告げる今年後半の世界に、
少なからず影響を与えるのでしょう。