<外宮 げぐう>
聖地と呼ばれる場所を訪れるたび、
「日本という国は深いな」とつくづく感じます。
行く前には名前さえ知らなかった場所や、
本を読んでも頭に入ってこなかった知識が、
パズルを埋めるようにピタッとはまる瞬間は、
まるで「日本という奥深き国」の
謎を垣間見たような感覚を抱きます。
「何かに興味を持つ」という気持ちは、
心に埋もれているお宝を掘り起こすための、
最大にして最強のきっかけです。
忙しい毎日に流され、
好奇心を置き去りにしてしまうと、
人生を輝かせる宝の山も見つからないまま。
日本という国を知ることは、
巡り巡って日本人である自分を
知ることにもつながるのでしょう。