たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

石巻のランドマーク

2016-10-08 10:37:48 | 東日本・三陸の神社

<日和山公園 ひよりやまこうえん>

 

石巻市の日和山に鎮座する

鹿島御児神社(かしまみこじんじゃ)は、

その名が示す通り、鹿島神宮の神である

武甕槌命(たけみかづちのみこと)、

そしてその御子神・鹿島天足別命

(かしまあまたりわけのみこと) の

親子二神をお祀りした神社です。

石巻という地名の発祥とも関わる場所であり、

鹿島という名称がつけられていることから考えると、

藤原氏の奥州制圧の起点のひとつだったのでしょう。

 

鹿島御児神社の境内前にある日和山公園からは、

左手に北上川、右手に石巻港、

その向こうに広がる太平洋を一望できます。

この場所は、石巻市民なら誰もが知る

ランドマーク的なスポットでして、

私が訪れた日も平日にも関わらず、

たくさんの人が訪れていました。

そして、高台にある日和山公園の真下に見えるのが、

石巻の中心部で最も津波・火災被害の大きかった、

門脇および南浜と呼ばれる地区です。

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