コロナ生活に突入してからすでに2年近くが経とうとしております。
様々な制約を強いられてきた飲食業や観光業の方々にとっては、
規制緩和の流れができつつあるこの10月は、
待ちに待った歓迎すべき状況かもしれません。
ただ、昨今の政治の動きなどを見ておりますと、
「何かを急ぐかのように」矢継ぎ早に重要なスケジュールを
取り決めているのが気になるところでして、
ひねくれものの私などは「冬以降の情勢」のほうに、
意識が向いてしまうのがなんともはや。
恐らくこの10月は、貴重な「休息期間」であり、
年末年始を経て世の中は静かに激変していくのでしょう。
ここ最近、各地の主要な神社においても、
「異変」が発生しているという話も聞きますし、
人々が一時の楽しみに興じている間にも、
国難の足音は着々と近づいてきているのだと思います。
時には肩の荷を下ろしてストレス解消するのも大事ですが、
自分にとって都合の良い情報ばかり信じ込むのではなく、
「都合の悪い情報」も頭に入れながら、
日々の生活に向き合って行ければ幸い。
要はどちらにも偏らない「中庸」が大切であり、
しっかりと苦い現実を受け入れつつも、
五分五分の幸運に希望を託すバランス力が必要なのですね。
昨今の日本の状況を見ておりますと、
「自分の頭で考えて結論を出す人」の割合が、
驚くほど少ないことに驚愕しております。
これほどたくさんの有意義な教訓が、
身の回りに満ち溢れているというのに、
ほとんどの人がその恩恵に気づくことはありません。
「自分は何によって生かされているのか」
「日本は何のために継続させられているのか」
現在の日本および日本人の状況は、
わざわざ自分で自分の首を絞めるように、
「自滅への道」を選んでいるような気がしてならないのです。