たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

キリストの墓

2019-11-02 09:49:52 | 縄文への旅

<新郷村・キリストの墓>

 

毎年6月になると、青森県新郷村では

「キリスト祭」という名のイベントが執り行われ、

観光客を含め多くの人々で賑わうそうです。

何でも、人口2,500人ほどの小さなこの村には、

「キリスト終焉の地」という、

にわかには信じがたい伝承が伝わり、

またそれを裏付けるような事実も

たくさん見つかっているのだとか……。

 

事の発端は、『竹内文書』と呼ばれる

神代文字で書かれた歴史書、

およびその著者である宗教家が、

1930年代にこの地を訪れたことが、

諸々のきっかけとなったという話ですが、

以来幾度となくオカルト小説や

ドキュメンタリー映画の題材などに取り上げられ、

今ではすっかり村の観光資源として定着していると聞きます。

 

ちなみに、「キリストの墓」とされる小高い丘の上には、

十字架の建てられた2つの塚があり、

そばには「キリストの里伝承館」と呼ばれる

資料館やお土産屋も併設されていました。

訪れた時間が遅かったため、

資料館には立ち寄れなかったものの、

公園としてきれいに整備された墓地の一帯に、

宗教の垣根を超えた何ともカオスな

空気が漂っていたのが印象的でした。

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