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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

読まなくていいです

2018-03-08 09:52:45 | 日記



栗本さんの本の借りパク率は高いらしい。
ちょっと興味があるけど買うのはいや、っていう人がひとんちの本棚から持って行って二度とかえってこないみたいなのですね。それで貸さなくなった、っていう人もいた。
あまり借りパクがひどいので今度の『感覚過敏は治りますか?』を二冊組みにしてくれたほうがありがたい、という意見すらあった。

そして電子書籍のいいところ。それは人に「貸して」とか頼まれないですむことですね。

みるさんは黄色本芋本を支援者に借りバクされたので、今回新たに黄色本を電子書籍で買ってくれたそうだ。
ていうか早く返せよあまちゃん県の支援者。
人権侵害も死んだふりもわかったから、とりあえずみるさんが自分で買った本くらい本人に返してくれないかな。

そんなこと行って、どうせもうけのためでしょ。って思うかもしれないから言っておきますね。

あなたは買わなくていいです。
読まなくていいです。
あなたに売る本を花風社はもっていません。あ、『元刑事が見た発達障害』はオススメできるかな。憲法や刑法が何を規定しているか知っておかないと、あなた方は知らない間に法を犯しているかもしれないですからね。
栗本さんの本は治りたい治したい人のためのもの。治す気がない人が読む必要はないです。宝の持ち腐れです。
あまちゃん県のギョーカイにとって栗本さんは封印すべき存在です。劇薬です。しめ縄でも貼って必死に侵入を防ぐべきです。

あまちゃん県は場面が変わると全く役に立たないABAやSSTを後生大事にまつりあげ、それを第一の選択肢としていればいいのです。ゆめゆめ身体アプローチに興味など持たないように。
あまちゃん県のメジャーな医療者が「家事のできるひきこもり」をみるさんに勧めたそうで、「県境なき家事のできるひきこもり推奨医師団」がひそかに活動していることを知った次第なんですけど、そういう土壌では療育ルームでしか効果を発揮しないSSTや一粒の卵ボーロで子どもを買収するABAで将来のめんどり候補を育てるのがギョーカイ安定の近道です。

だから、絶対、身体アプローチなんて手を出さない方がいいですよあまちゃん県のギョーカイの人たち。
危ないです。
とんでもないです。
なぜなら

治ってしまうからです。
びっくりするほど治ってしまうからです。一次障害が。


だからあまちゃん県のギョーカイの人は、栗本さんの本を読まないでください。
みるさんに借りている本は、みるさんに返してください。おまわりさんにつかまりますよ。大げさではないですよ。『元刑事が見た発達障害』を読んで「他人の財産」について勉強してください。

でも書籍の流通はあまちゃん県のギョーカイの意図などお構いなしなので、今ではあまちゃん県の人でも栗本さんの本を読んでどんどん治っていってしまっています。これは仕方ないですね。江戸時代と違うので、県境に関所があるわけではありません。県境なき家事のできるひきこもり推奨医師団が実在するように、あまちゃん県の中にも治っていっている人はいるのです。
そして電子書籍になってしまえば、ぽちっとした次の瞬間に栗本さんの知見がスマホに入ってきてしまいますから。



皆さんも死んだふり支援者に「本貸して」と言われても貸さなくてもいいですよ。
しょせん買う気もないなら読まなくていい。
版元の社長がそう言ってたって言ってください。
どうせもうけ主義で言ってるんでしょ、って言われたら
いいや、買わなくていいです。読まなくていいです。治す気のない人、一生福祉に縛り付けておきたい人は栗本さんの本を読まなくていいです。
と版元社長が言ってたと言ってください。

あえて言えばその人たちがが読むべき本は『元刑事が見た発達障害』。
それは法を守るため。知らず知らずのうちに社会の権利を侵害しないように。


それから『発達障害、治るが勝ち!』
それは

1 よりたくさんの人が
2 より重い障害に
3 より長く

とどまる方が自分たちは商売繁盛になるという産業構造をもう一度見つめ直し、人としての良心を取り戻してもらいたいからです。



でも治りたい治したい人にとって
「いつもスマホに栗本さんがいる」のはとても便利です。
というわけでamazon kindleストアで

黄色本こと「自閉っ子の心身をラクにしよう!」



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