団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

母の終の棲家は有料老人ホームだった

2022-07-12 05:24:19 | 介護

認知症になった母が有料老人ホームに入居したのは亡くなる2

年前、スタッフは慣れたもので母にやさしく子供に対するよう

に言葉をかけてくれてた、私は毎月2回昼食前に訪問し、スタ

フから健康状態や迷惑をかけてないか、不足してるものがな

いかの確認だけは怠らないように努めた。

 

食事の時は20人ほどの入居者はほとんど無言で気力を失って

るように見えた、だから帰り際に挨拶しても誰も反応しなかっ

た、施設ではクイズを出したり、童謡を歌ったり、週に3回遊

びを提供してくれていた、参加してない人もいたが晩年の母は

このイベントだけが日常生活で唯一の楽しみだった

 

2年間だったが遺族年金と貯金を取り崩しながら、介護状態の

母の世話をしてもらった、食事、入浴、排せつ、薬の管理、

物代行、病院への付き添い、これが自宅で介護となったら、

変な労力で正直無理だった、やはり助けを求めてプロに任せて

よかったと痛感している、だから晩年は母にとって有料老人ホ

ームのスタッフは近所の人より、友人よりもかけがえのない人

なったことは間違いない。