団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

刑務所が介護施設化している!?

2022年08月05日 | 介護

先日読売新聞の朝刊に「刑務所になくて社会にあるもの」とい

う記事が掲載された、刑務所も高齢化するのは日本社会と無縁

はなく府中刑務所(東京)ではこの20年で倍増した、6人

に1人が65歳以上で最高齢は90歳、罪名では窃盗が全体の3

割強を占めるという。

 

そしてそんな高齢者がお手玉を投げたり、介護福祉士に見守ら

れ脳トレに励む人もいるという、まさに介護施設のリハビリ、

違いがあるとすれば私語が禁じられていることである、だが塀

のなかで手厚い処遇を受けても塀の外に仕事や住む場所がなけ

れば再犯して逆戻りしてる、65歳以上の5人に1人は2年以

内に再入所してる。

 

一時は5万人の受刑者が現在は4万人程度に減少しているそれ

でも再犯した人が「刑務所に戻りたかった」という声を聞く、そ

れは刑務所では良くも悪くも受刑者は見張られている、だが社会

に出れば誰からも心配してもらえない、孤立しがちになる、居場

所がなく三食も約束されてないとなると再犯してしまう、しかし

受刑者一人にかかる費用は280万円とも言われてる、それは税

金で賄われてる、だから国は出所後の支援体制に力を入れて再犯

防止に努めることを急ぐべきだろう、しかし難題であることは間

違いない。