教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「太っている」日本の女子高生、思いこみトップ 自信不足?

2011年02月25日 10時56分34秒 | 受験・学校
 『日本の女子高生は米国、中国、韓国の女子高校生に比べてもっとも“やせ形”の体形なのに、自分を「太っている」と思いこんでいる割合が71.1%と最高だったことが24日、公表された財団法人「日本青少年研究所」(東京)などの調査報告書で分かった。日本の高校生は男女ともに「自分は価値ある人間」と考えている割合が突出して低く、同研究所では「謙虚な国民性もあるが、ほかの3国に比べて自分に自信を持てていない」と分析している。
 公表されたのは同研究所などの「高校生の心と体の健康に関する調査」報告書。昨年6~11月に、日米中韓の4カ国の高校生男女約7千人に対して、アンケートを実施するなどし、集計した。 その結果、自分のことを「太っている」「少し太っている」と評価している女子高校生の割合は、4カ国のうち、日本がトップで71.1%。2位の韓国(57.0%)を14ポイント以上引き離した。3位は中国で39.2%、4位の米国は28.8%にとどまった。
 しかし、身長や体重から算出した肥満度の平均値は日本の女子高生が最も低く20.0。逆に「太っている」と評価する割合が最低の米国は肥満度最高で22.6。次いで韓国が20.4、中国は20.2。日本の女子高生は実際の肥満度とは無関係に「太っている」と思いこんでいることが明らかになった。 男子は各国とも「太っている」と評価する割合自体が女子に比べて低く、トップの韓国で30.6%(肥満度の平均値21.5)。日本は2位で29.5%(同20.8)。中国の18.7%(同20.7)、米国の17.6%(同23.0)が続いた。
 ただ、男女ともに「私は価値のある人間」と自己評価する高校生の割合は日本が最低で36.0%。ほかの3国と比べ大幅に低く、米国は89.1%、中国は87.7%。3位の韓国でも75.1%だった。 その一方で、日本の高校生は運動時間も多く、違法な喫煙や飲酒の経験の割合は、4国の中で最低という結果も出ており、同研究所では「日本の高校生は、根拠もなく自分を肯定できない傾向があるようだ。謙譲な精神は重要だが、教育方法を考えないと、国際的な競争で自己PRができず不利な立場になるかもしれない」と分析している。』産経新聞 2月24日(木)17時10分配信
日本の女子高生は米国、中国、韓国の女子高校生に比べてもっとも“やせ形”の体形なのに、自分を「太っている」と思いこんでいる割合が71.1%と最高だったことが2月24日、公表された財団法人日本青少年研究所〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7-1. TEL:03-3475-2535 FAX:03 -3479-8543 e-mail 当研究所は国と密接な関係にある法人ではありません。www1.odn.ne.jp/youth-study/ )
の調査報告書で分かったのは、誤ったダイエットプームの風潮と誤った医学的根拠の肥満度分析の結果ではないでしようか。無理なダイエットや太っていると言われて過食症になったら大変です。無理なダイエットでやせ細って健康を害したり、体力を失って心の病になったら青春時代も台無しでは有りませんか。元通り健康体になるのに時間が掛かり
もったいないことです。高校生の年齢は、栄養を取って女性としての体作りの時期と思います。正しい肥満度のデータが公表され学校教育の中で教えて行くべきです。男女ともに「私は価値のある人間」と自己評価する高校生の割合は日本が最低で36.0%。ほかの3国と比べ大幅に低いのは、高校生限らず人間疎外の今の日本では大人も皆同じことを思っていると思います。今の日本の荒んでいる現実社会を見て日本の高校生は、自分を見出せないのだと思います。政治家の責任で、夢と希望に萌えれない日本の現実の反映と思います。日本人としての謙譲の精神や謙譲の美徳は尊重しながら、日本人としての誇りと自信を伝統有る日本文化と歴史を学びながら、国際的な交流を勧めれば国際的な競争原理を過大視しないでも良識有る日本の高校生としての自己PRが自己主張が出きる様になるのでは有りませんか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長崎】心に刻もう母校の名 ... | トップ | 本日から国公立大学の二次試... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿