産経新聞 6月20日(月)7時55分配信
【節電の夏】 夏の節電に備え、教育現場でもあの手この手の対策を進めている。予備校や学習塾では、受験勉強の“天王山”とされる夏を快適に過ごし勉強に集中できる環境を作るよう冷涼な北海道で合宿を行ったり、授業時間を朝方に変えるなど工夫を凝らす。東京都内の大学も夏季休暇を前倒しするなど、電力使用量の削減に努めている。
中学受験向けの進学塾「日能研」では、小学6年生の一部を対象に7月下旬から8月中旬までの夏期合宿を北海道函館市の函館ラ・サール学園で実施する。例年は東京都内で行っていたが、広報担当者は「電力供給事情を考え、東京電力管外で行うことになった」と明かす。
また、首都圏の87校で行われる夏期講習の開始時間も例年は午前8時20分だったが、最大1時間20分早め午前7時にスタート。電力使用量が増える午後1時から4時までの3時間は、講習自体を行わない方針だ。大手予備校の河合塾でも午後の夏期講習を午後4時まで中断。通常午前9時だった授業開始時間も20分前倒しした。廊下などの照明も2割分を間引いた。 一方、夏季休暇に入る首都圏の大学では、休暇期間の前倒しや休暇を延長することで節電の夏を迎える。
上智大学は、7月25日までだった授業期間を2週間短縮。東洋大も前期授業日程を2週間短縮したうえ、夏季休暇も1週間延長し8、9月の2カ月を完全休暇とする。東洋大では一般家庭の1カ月の使用電力の約1万7730世帯分を節電できるとし、長期休暇で学生による被災地でのボランティア活動を行いやすくした。 東京農工大では学生から大学内で行える省エネや節電のアイデアを募り、最高10万円で総額30万円の懸賞金を用意。6月中に選考を行うが、締め切りの14日までに約150件の応募があった。担当者は「予想以上の応募だった。こうした企画をきっかけに、より学生の節電意識の向上につなげたい」と期待する。 年間約35億円もの巨額の電力消費をしている東京大学では、パソコンをデスクトップ型からノート型に変更するほか、エレベーターの稼働台数の削減などで前年同期比3割の節電に成功。平井明成施設部長は「実験機器を節電対象にすると、大学機能に支障が出る。日常生活の電力を抑える努力でも効果は表れる」と話した。』
中学受験向けの進学塾「日能研」では、小学6年生の一部を対象に7月下旬から8月中旬までの夏期合宿を北海道函館市の函館ラ・サール学園で実施する。例年は東京都内で行っていたが、広報担当者は「電力供給事情を考え、東京電力管外で行うことになった」と明かす。
また、首都圏の87校で行われる夏期講習の開始時間も例年は午前8時20分だったが、最大1時間20分早め午前7時にスタート。電力使用量が増える午後1時から4時までの3時間は、講習自体を行わない方針だ。大手予備校の河合塾でも午後の夏期講習を午後4時まで中断。通常午前9時だった授業開始時間も20分前倒しした。廊下などの照明も2割分を間引いた。 一方、夏季休暇に入る首都圏の大学では、休暇期間の前倒しや休暇を延長することで節電の夏を迎える。
上智大学は、7月25日までだった授業期間を2週間短縮。東洋大も前期授業日程を2週間短縮したうえ、夏季休暇も1週間延長し8、9月の2カ月を完全休暇とする。東洋大では一般家庭の1カ月の使用電力の約1万7730世帯分を節電できるとし、長期休暇で学生による被災地でのボランティア活動を行いやすくした。 東京農工大では学生から大学内で行える省エネや節電のアイデアを募り、最高10万円で総額30万円の懸賞金を用意。6月中に選考を行うが、締め切りの14日までに約150件の応募があった。担当者は「予想以上の応募だった。こうした企画をきっかけに、より学生の節電意識の向上につなげたい」と期待する。 年間約35億円もの巨額の電力消費をしている東京大学では、パソコンをデスクトップ型からノート型に変更するほか、エレベーターの稼働台数の削減などで前年同期比3割の節電に成功。平井明成施設部長は「実験機器を節電対象にすると、大学機能に支障が出る。日常生活の電力を抑える努力でも効果は表れる」と話した。』
蒸し暑い日本の夏は、学習効果も仕事の能率も上がりません。予備校も夏期講習会は、節電の夏の講習会になりそうですね。、長時間に及ぶ特訓授業よりも大脳生理学に基づいた学習効率の良い学習指導法と学習時間を考えるべき時期が、節電により齎されたとも言えます。
頭と体が疲れ学んだ事も忘却のかなたにと言うことになりかねません。夏場は。午前中に中心授業を受け、暑い昼間はお昼寝タイムしたほうが夏の健康維持と夏ばて防止に役立つのでは有りませんか。日本も熱帯地方並みの異常高温に熱中症になり亡くなる人も増えている今日の夏です。浅い夏の寝不足で健康を害したり事故に繋がらないように昼食後のお昼ねタイム導入で仕事や学習の能率アップを計る方が良いと思います。日本の蒸し暑い夏は、実際にインド人もびっくりだそうですが、暑すぎる猛暑の日本、インド人の人達の夏場を過ごす長年の智恵と生活方法も学ぶべきと思います。
進学塾も予備校、大學も『節電の夏の陣』と言えます。今年は、猛暑になるのか、ならないのか誰も分からない神様だけが御存知の夏の天気予測です。
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