教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「Z会」が「栄光ゼミナール」買収へ

2015年05月21日 00時45分58秒 | 受験・学校・学問

NHKニュース・5月19日 23時55分『少子化に伴って児童や生徒数の一段の減少が見込まれるなどとして、通信教育の「Z会」を展開する会社が、学習塾「栄光ゼミナール」の運営会社を買収すると発表し、今後、教材の開発などを共同で進めていくことになりました。Z会などを展開する「増進会出版社」は、栄光ゼミナールなどを運営する「栄光ホールディングス」のすべての株式の取得を目指して、来月19日から子会社を通じて、TOB=株式の公開買い付けを始めると発表しました。栄光ホールディングスはこのTOBに賛同していて、実現すれば増進会出版社の完全子会社となります。静岡県に本社のある増進会出版社は、Z会をはじめとする通信教育事業が主力なのに対し、栄光ホールディングスは首都圏を中心に学習塾などを運営しています。両社はすでに資本提携関係にありますが、今後、少子化に伴って児童や生徒数の一段の減少が見込まれることなどから、さらに関係を深めることで新しい教材の開発や海外展開などを図っていくとしています。教育産業を巡っては、ベネッセホールディングスが去年、全国にある中小の学習塾と提携するなど提携の動きが相次いでいます。』 少子化による18才人口減少は、喩えれば少なくなったパイを巡り限り有る子供の数の奪い合いで、大手予備校と大手出版社学研、伝統のあるZ会を運営する増進会出版社やベネッセを巻き込んだ生き残りをかけた競争の様相です。全国各地の進学塾へのTOBや吸収合併が、今後更に進学塾の大手予備校や大手教育出版社の系列化が進むと思います。最最終的には、大手予備校間と大手教育出版社間のゆくゆくは、競争になりどこが生き残ると言う結果になります。日本の進学塾も今後淘汰され行き適正規模数になると思います。


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