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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

私大の44%、定員割れ…大規模校に入学者集中

2016年08月06日 15時01分43秒 | 受験・学校・学問
読売新聞 8月5日(金)9時3分配信
『今年度の入学者数が定員を下回った私立大学は全体の44・5%で、前年度に比べて1・3ポイント増えたことが4日、日本私立学校振興・共済事業団の調査で分かった。
都市部の大規模校に入学者が集中する一方、小規模校が定員確保に苦しむ実態が浮き彫りになった。
 調査には、募集停止中を除く私大577校が回答した。全定員に占める入学者の比率は104・4%。これを入学定員の規模別で見ると、「1500人以上3000人未満」の大学が110・9%となるなど、800人以上の規模の平均で、入学者数が定員を上回った。一方、「100人以上200人未満」は87・8%にとどまるなど、800人未満の小規模校は定員を下回った。
文部科学省は、定員を超過した大規模校への補助金の削減率を段階的に厳しくするなど、学生の偏在を是正したい考えだ。』
少子化による18歳人口減少の影響で今後定員割れは、増加して行くと思います。私立大学冬の時代は、これからも続くと思います。
地方の私立子大学や私立短期大学の学部閉鎖、廃校、倒産が、進んで行くでしょうが、都市圏の私立大学も二極化し女子大学や女子短期大学は、学部閉鎖、廃校に追い込まれています。
地方の私立大学でも旧制大学で、有った大規模校は残るでしょうが、日本経済も右肩上がりの定員数を減らし、倍率を上げ偏差値を操作している名古屋のスポーツで、有名な私立大学も有りますが、もう限界と思います。
伝統と歴史のある都市圏の大規模校に今後も志願者は集中するでしょうし、今は人手不足でもこれから右肩上がりの日本経済になりそうになく、卒業生を多数出している就職率のよい都市圏の総合大学への志願者が、減らないと思います。文部科学省が定員抑制を求めても止まらないと思います。都市圏の総合大学も少子化による影響を受けて、定員割れの時代が訪れ、大学経営の合理化を迫られ増やしすぎた従来なかった学部の整理統合と廃止を余儀なくされると思います。
今が都市圏の総合大学の稼ぎ時です。地方の私立大学から倒産が、現実化し、日本の私立大学も適者生存自然淘汰で、適正大学規模数になる時期が訪れます。大学進学に値しない大学へは、受験生は来なくなるでしょう。大学経営で、金儲けはもう出来ない生き残りを掛けた大学間の激しいサバイバル競争が、これからも繰り広げられると言えます。



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