教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<福島第1原発>苦渋の90人放置 南西4キロの双葉病院

2011年04月26日 17時39分29秒 | 社会・経済
2011/04/26 <福島第1原発>苦渋の90人放置 南西4キロの双葉病院 毎日新聞 4月26日(火)2時35分配信 父久吾さんの遺影を手に、「なぜ父の遺体が病院に放置されたのか、真相を知りたい」と話す佐藤和彦さん(左)と家族=東京都江戸川区で2011年4月23日、茶谷亮撮影  東京電力福島第1原発の南西約4キロにある双葉病院(福島県大熊町)の患者らが、原発事故を受けた避難中や避難後に死亡した問題で、死者は患者ら約440人中約45人に上る見通しであることが分かった。県は病院に一時90人が放置された点などを調査しているが、災害で医療機関や施設の患者ら全員の緊急避難が困難になる事態は国も想定しておらず、今後も同様の問題が起きる恐れがある。避難の経緯で何があったのか。【藤田剛、茶谷亮、蓬田正志】 【東日本大震災 図説集】各地の被災状況がわかる  ◇バスで6時間  県などによると、同病院には東日本大震災発生当時、約340人の入院患者がおり、近くにある系列の介護老人保健施設にも約100人の入所者がいた。津波などの被害はなかったが、電気や水道は使えなくなった。 震災翌日の3月12日、原発の10キロ圏内に避難指示が出された。病院と施設の自力歩行できる患者ら209人と多くの職員が避難したが、寝たきりの患者らはできない。鈴木市郎院長によると同日、県へ救助を要請した。  14日早朝。被ばくの有無を調べるスクリーニング検査の会場となっている福島県南相馬市の保健福祉事務所に官邸からファクスが届いた。「要救助者リスト」の中に双葉病院の名があった。  ほどなく、陸上自衛隊が救出した同病院の患者ら約130人がバスで到着。大半が寝たきりや認知症の高齢者で、具合も悪そうだった。同行の病院職員はおらずカルテもない。副所長の笹原賢司医師(45)は不安を覚えつつスクリーニングをした。午後2時、患者らはバスでいわき市の避難所に向かった。 いわき市までの直線距離は約70キロだが、バスは途中にある原発を避けて大きく迂回(うかい)。いわき光洋高校に着いたのは約6時間後で、田代公啓校長はがくぜんとした。車中で2人が死亡し、他の患者の多くも点滴を外して失禁していた。同校に医療設備はなく、患者の名も分からなかった。  体育館にシートや畳を敷き、校内の机を担架にして2時間がかりで患者を運び込んだ。同校に応援に来ていた看護師はカーテンを裁断してオムツにした。15日未明、2人が息絶えた。「助けてください」。校長は地元FMで支援を求めた。  ◇3日間絶食  鈴木院長によると、そのころ病院には患者ら約90人と院長ら病院職員4人、警察官、自衛官が残っていた。原発事故は深刻化し、陸自も救出に来ない。自衛官は原発の爆発後、「戻らなければいけない」と病院を離れたという。15日午前1時ごろには警察官から「逃げるしかない」と言われ、患者を残して隣の川内村に避難。同6時にも爆発音があり、警察官から「戻るのはあきらめた方がいい」と諭されたという。県警幹部の一人は「最初の救出の後、自衛隊がまた来るという話があったので待っていたが、来なかった(から退避した)と聞いている」と話した。  一方、原発近くのオフサイトセンターでは陸自の幹部が焦っていた。救出担当部隊から「双葉病院にはまだお年寄りがいる」と連絡があったのに、行政の職員は「県警から避難は完了したと聞いている」の一点張りだったからだ。15日午前に病院に行くと、院内各所に寝たきりの患者がおり、異臭に包まれていた。幹部は「少なくとも患者一人一人の名前が分かり、カルテがあれば、もっと救える命があったはず」と話す。  陸自に救出された約90人は同県伊達市や福島市の避難所に向かったが、その前後に計10人が死亡。福島赤十字病院によると、患者は3日間何も食べられずに脱水症状を起こしていた。  ◇冷え切る体  いわき光洋高校の患者らはその後、会津地方の病院などを目指した。うち21人が乗ったバスは15日に県立会津総合病院に到着。多くの人の体は冷え切っており、看護師の一人は「危ない人がいる」と叫んだ。同日夜以降、死亡する人が相次ぎ、4月11日までに計6人が亡くなった。  4人を受け入れた会津若松市内の老健施設でも、当初は看護師が「ばっちゃん、生きてっか」と呼びかけても反応がないほど衰弱していた。1カ月ほどして双葉病院の職員が訪れ、「見捨てたわけではない。連れて行けなかったんです」と原発事故の混乱を口にした。患者の一人は「では、なぜ今まで迎えに来なかった」と怒った。  ◇みとられず  4月6日、県警は双葉病院で患者4人の遺体を発見した。遺族の佐藤和彦さん(47)=富岡町=は福島署川俣分庁舎の駐車場で父久吾さん(87)の遺体と対面し、「誰にもみとられずに死んでいったのか」と涙が出た。  父の行方を捜して避難先の東京から連日、避難所などを訪ねていた。署で会った鈴木院長が差し出した死亡診断書は「3月14日午前5時12分死亡、死因は肺がん」。「本当にがんだけが理由か。なぜ、院内に放置したのか」と尋ねたが、「すいません」と言うだけで詳しい説明はなかった。大半の職員が避難した後、父はどんな状況で死んだのか。佐藤さんは「真実が知りたい」と訴える。関係者によると、死者はこのほかにも相次ぎ、計約45人に上るという。  ◇対策の想定外  国は新潟県中越地震などで高齢者らの逃げ遅れが相次いだことを受け05年、自力で避難できない高齢者ら「災害時要援護者」の避難支援ガイドラインを策定、市町村に要援護者のリストアップや避難支援計画の作成を求めた。大熊町は09年4月に同計画を作った。  だが、想定しているのは在宅の高齢者や障害者。病院や福祉施設の患者・入所者が一斉に施設外への避難を強いられたケースは異例で、「入院患者や入所者は施設で対応してもらうのが基本」(内閣府)だった。大熊町の担当者も「病院側と連絡が取れず、県や自衛隊とも情報共有できなかった。入院患者は想定外だった」と話す。  双葉病院の鈴木市郎院長は3月17、21日の取材に「原発の爆発があり、病院に戻れなかった。患者を放置したわけではない」と話した。その後は病院関係者を通じ「内部で調査が終わってから話したい」としている。』 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」 ~ニュースにブログ~ 2011年04月25日 21時14分51秒 | 政治◆参院選挙に大敗北しても当時の枝野幸男幹事長はじめ、だれも責任を取らなかった。今回の統一地方選挙に大敗北し、衆院愛知6区補欠選挙に不戦敗しても、岡田克也幹事長、石井一選対本部長ともに責任を取らない。菅直人首相は、首相のイスにしがみつき、多くの避難民を生殺しにし、牛や馬、豚、鶏などの家畜を毒薬により安楽死させようとしている。それでいて、チェルノブイリ原発事故と同じ最悪「レベル7」と判定されている 福島第1原発周辺地域には、今後、「20年」どころか「30年」は住めないことは、だれの目にも明らかなのに、「もうすぐ帰れる」とウソを平気でつき、双葉町民ら被災者に「幻想」を抱かせ続けている。これほど残酷なことはない。これは、すべて他人に薄情な菅直人首相の仕業である。何かにつけて、下手な言い訳しかできない菅直人首相のまさしく「犯罪的な所業の成せる結果である。 ◆経済学者の森永卓郎独協大学教授が4月24日の民放テレビで「首都機能移転は法律どおりに福島県に移転せよ」!と注目すべき提案をしていた。菅直人政権は、被災民を「疎開」ではなく、「移住」を考えるべきだという趣旨である。「福島第一原発の事故のあと、福島は世界中から病原菌・汚染物質のメッカみたいなところに思われ、国内でも『放射線検査してこい』とか『放射能が伝染する』とか不当な差別されています。実はこの福島か岐阜には立法上、首都機能が移転される予定です。平成2年に国会などの機能を移転する決議、平成4年に法案、平成11年に中間報告で岐阜か福島・栃木の2カ所が最終候補地に決まり、法律にのっとって移転の話が具体的に詰まってきていました」 菅直人首相は、首相のイスにしがみつき、多くの避難民を生殺しにし、牛や馬、豚、鶏などの家畜を毒薬により安楽死させようとしているのは、人の命も動物、家畜の命の重さも分からないのでは有りませんか。ヘビの生殺しでは、福島県の家畜も亡くなられた犠牲者の皆さんの霊も浮かばれません。動物の生命を大事にしない菅内閣総理大臣に人間の命の重さや大切さが分かるでしょうか。人間は、万物の霊長なので、家畜や動物、大自然より優れていると思っているのでしょうか。『板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」 ~ニュースにブログ~ 「小沢さん、早く立ち上がって下さい」と読者の声、仙谷由人、前原誠司、野田佳彦らも「菅降ろし」へ2011年04月22日 19時29分10秒 | 政治◆いつも板垣英憲のブログを愛読して下さるTさんから、ご自身のブログ「教育カウンセラーの独り言」に当方の記事を掲載されたとのご丁寧なメールが届いたのだが、その記事に目を留められた被災者の方からTさんのもとに大変痛ましい悲痛な声が届けられたことが書かれていた。その悲痛な「声」を、本日の記事の冒頭、掲載させて頂きます。 『小沢さん、早く立ち上がって下さい。お願いします。原発周辺の家畜やペット置き去りにされ餓死共食い恐ろしい状況です。これは天災などと言ってられません。人災です。一刻の猶予もありません。お願いします』は、 誠に痛ましい限りです。牛舎に繋がれた牛は、逃げることもできず、可哀想で絶句するのみです。新潟中越地震のとき、山古志村の市たちが、ヘリコプターに吊り下げられて避難地に移されているテレビ映像がいまだに忘れられません。菅直人首相がモタモタしないで、先手先手と早いうちに手を打っていれば、助けられたはずである。すべて後手後手になっており、文字通り、菅直人首相が招いている「人災」だ。このまま放置しておくと、「人災」がどんどん広がっていく恐れがある。』は、板垣英憲氏の御経験豊かなジャーナリストとしての鋭い視点から見抜かれた結果通と思いました。 東京電力福島第1原発の南西約4キロにある双葉病院、福島県大熊町の入院患者の皆さんが、原発事故を受けた避難中や避難後に死亡した問題原発事故を受けた避難中や避難後に死亡した問題で、死者は患者ら約440人中約45人に上る見通しであることが分かった。寝たきりや認知症の高齢者を優先的に避難させず見殺し、板垣英憲氏の言葉を御借りすれば生殺しと言う結果になっています。弱い立場の寝たきりや認知症の高齢者を東日本大震災で、双葉病院内に放置され見捨てたと言えます。弱者の視点に立たず双葉病院側も福島県も高齢者の入院患者の迅速な緊急避難と救出を等閑にしていたと言えます。アメリカ軍の友達作戦で三陸沖に展開していた強襲揚陸艦「エセックス」は、一見航空母艦のような外観ですが海水を真水に替える装置や集中治療室や手術室を完備し「病院船を除いて海上最大の病院施設」を完備していますから、運び込んで貰えば命は助かったかも分かりません。避難所生活を送っている皆さん方も東日本大震災が起こってからもう二ヶ月になります。御高齢者や持病の有る方々や病気が悪化したり亡くなられる方々が、避難所で出ないように各病院に受け入れて貰ったりする対策が必要ではないでしょうか。 産経新聞社会部発 被災地から 米兵「トモダチ作戦誇り」 ワッペンに込めた思い 2011.4.3 20:18 (1/2ページ)MSNニュース クリックして拡大する 】「トモダチ作戦」に参加する米兵士の右腕につけられたワッペン=3月26日午前、米軍三沢基地(古厩正樹撮影)  山と積まれた支援物資、洋上に浮かぶ艦船の威容、飛行甲板から飛び立つ大型ヘリの轟音(ごうおん)…。東日本大震災の救援活動「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」にあたる在日米軍を密着取材し、見るものすべてに圧倒された。 厚木基地に到着するやいなや、全身の放射能測定を受けた。「東京から来た」と伝えても、頭上から手、足の裏までくまなく機器をあてられた。原発についての日本国内の「情報」が信用されていないように思えた。 微妙な距離感は三陸沖に展開している強襲揚陸艦「エセックス」でも感じさせられた。集中治療室や手術室を完備した同艦は、「病院船を除いて海上最大の病院施設」だという。 米軍の上官らは「日本から要請がありさえすれば、すぐにでも支援できる準備はあるのだが…」と表情を曇らせた。伝わってきたのは、震災直後にこうした医療施設を活用できなかったもどかしさ。日本政府と米軍の間に吹くすきま風、そして、両者の連携に不安がよぎった。 それでも、任務に当たる隊員らは「日本人の助けになるのがうれしい」と口をそろえ、「日米の絆、友情の証し」だと強調する。隊員の誰もが「トモダチ作戦の任務は誇り」と語るあまり、当初は本心かどうか疑ったが、睡眠時間を削り、早朝から任務に就く隊員たちの姿を見て、自分の邪推を恥じた。 ? 人間は万物の霊長である誇りをもう一度 /www.delfatora.com/frame/t36_reityo.html より引用 36.人間は万物の霊長である誇りをもう一度  「人間は万物の霊長である」 よく言われている言葉ですが、その意味の深さを知ることは、日常生活ではあまりありません。それどころか、万物の霊長であるというおごりが、自然を破壊したり多くの命を奪ったり、いったい人間に何があったのでしょうか。  人間が万物の霊長なら、全ての命の心がわかるはずです。草木の想いや、鳥や魚の想いや、森に住む動物たちの、そう、この地球の住む全ての心が読めるはずなのです。身勝手な心で、他の命を自由に扱ったり、他の命を操作したり、破壊したり殺したりしていませんか。人間だからこそ、そして人間だから、全ての命の心を理解しなければいけません。  植物にも感情は存在します。微生物でさえも、たくさんの恩恵を私たちにもたらせてくれます。なのに、いったい何をやっているんでしょうか。あまりにも身勝手な自分さえ良ければの考えは捨て、全ての命の声に耳を傾けてはいただけないものでしょうか。  万物の霊長である人間には、それができるはずです。もういちど、その誇りを取り戻し、この大自然の中の人間の役割を、感じてみてはいかがでしょうか。目の前に、たくさんの命があります。一輪の小さな花にだって、命や想いが存在しています。  大自然からの恵みに、どれだけ助けられたことでしょうか。だからこそ今、その恩返しが必要なのです。地球で生きる全ての命は、平等です。人間だけが偉いわけではない。もっと謙虚に、そして誇り高く、彼らの声を聞いてあげて下さい。  きっと、分かり合えるはずです。一度、向こう側の声に耳を傾け、そして、自分を見つめてみてはいかがでしょうか。  大自然の優しさを、ぬくもりを、恵みを、一番受けているのが人間なんだから。  人間は全ての命を、そして心を守っていかなければいけないのです。それが人間自身のためでもあるのです。心が豊かになれば全てが見えてきます。 .
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