2023年大波乱の幕開け<本澤二郎の「日本の風景」(4671A

<危機を作り上げて43兆円超軍拡はゼレンスキーそっくりの手口>より、転載させて頂きました。

 電通は五輪疑獄の張本人であるが、NHKはじめ新聞テレビを抑圧して言論の自由を奪い取った悪魔の権化でも知られる。統一教会や笹川ギャンブル財団の支援者としても有名という。無知蒙昧の徒である安倍晋三をたぶらかせた、国民は到底信じがたい軍事費2倍増を、岸田にも容認させての閣議決定に対して、日本国民はうろたえてなすすべを知らない。

 改めて日本は民主主義の国ではない、政府の勝手な判断で政策を決める独裁的国家主義の国であることを、内外に誇示した。当人は自ら「歴史の分岐点」とか「難題に正面から立ち向かう」などと公言、まるで戦争内閣のA級戦犯の東条英機になったつもりでいる。

 

 あたかも、プーチンの戦争に待っていたとばかり立ち向かっているゼレンスキーと類似している。戦争屋の片割れではないか。間もなくインターネットでも自由な言論が封じられるのだろうか。ひたすら恐怖を感じる。日本海は波高しという旧日本軍の手口を真似ているのかもしれない。彼らは、神道・統一教会・創価学会の、神経を病んだカルト軍かも。

 

<東アジアを火の海にする極右・財閥の大野望か>

 平和なインド太平洋に「台湾有事」をうまくすり込んだ手法に驚くばかりだが、緊張ときな臭い武器弾薬の嵐に巻き込んだ手口は、やはり満洲人脈のアヘン王・岸信介が一目置いた里見甫の亡霊を想起させる。

 歴史から遠ざけられてきた今の若い言論人は、ことの本質が分からない。政治の表面しか理解できない。深層が判らない。多くの国民もそうである。新聞テレビの編集幹部は、カネで動く信念も理想もない輩ばかりだ。

 平和軍縮派の宇都宮徳馬が「権力に屈するな。屈したらジャーナリストではない」と再三叫んでいた理由を日々かみしめてパソコンに向かっているのだが。大軍拡は死の商人の頂点に君臨する財閥である。これに戦争神社の神道が手を組んでいるとなると、既に戦前体制そのものである。

 

<世界恐慌下の今は大軍縮・大減税(消費税ゼロ)で貧困死阻止>

 ごく当たり前の常識のある人間は、世界恐慌下の現在、為政者の為すべきことは大軍縮だと信じている。武器弾薬を放棄することで、人民の負担・国民負担を軽くする。経済を回転させるためには大減税だ。消費税をゼロにするのである。そうして貧困死をなくすことが政治の根本である。

 この当たり前の主張が議会から聞こえてこない。どうしたことか。彼らは国民の窮状を叫んでも、世界一の高給を手放そうとしない。与野党ともに売国奴・国賊である

 

<日本国民・主権者は声を上げ、自公と維新・国民民主打倒にZ旗>

 全国民が声を上げる時である。子供や孫たちのために声を上げなければならない。戦前の近衛内閣の翼賛議会が、21世紀の今、既に実現している。自公体制に維新と国民民主党の自公別動隊が、戦争準備に取り掛かっている。

 日本を滅ぼしかねない翼賛4党を崩壊させるか、それとも彼らの財閥のための独裁体制に屈して、戦争の道に突き進んで亡びるのか。これこそが日本の分岐点なのだ。

 

 解散に追い込んでいく、4月統一地方選では、統一教会と提携して恥じない売国奴政党を排除するのである。細い道に希望の光が輝いている。

 

 今朝の房総半島は大霜が降りた。8時前に太陽が我が家にも届いてきた。このあたりの風習は、3が日だけ夫が餅を焼いて雑煮をつくり、妻に食べさせると聞いた。雑煮の具は里芋、そこに房総半島の海岸に張り付いたハバ海苔で風味を出す。しかし、もう以前から庶民はハバ海苔を食べることが出来ない。高額なためだ。筆者は業務スーパーで買いこんだ割安の餅を買ってきて、それを石油ストーブ上のフライパンで焼いて、あとは醤油味の焼きのりを巻いて食べた。小さめの餅なので8個たいらげた。8は末広がりという。縁起担ぎはご法度だが、多少精神を慰めてくれた。

2022年1月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

<月並みの謹賀新年>

 2022年は戦後史を彩るすさまじい年でした。7・8安倍晋三銃撃事件が、古くは満州事変に端を発し、敗戦でA級戦犯となった犯罪人が米CIA工作の結果、政権を担当し、韓国のカルト教団を育成し、半世紀後には自民党清和会(岸信介・福田赳夫・安倍晋三)と一体となって日本政治を制圧していた!という信じられない事態が発覚したのです。日本は「ワシントンの属国」だけではなかったのです。

 この間、自民党清和会の分析を加えながら、賢明にblog「本澤二郎の日本の風景」に毎日、健筆?をふるいました。2023年は内政も外交も覚悟の年になるかもしれません。破憲と護憲の決戦、東アジアで激動の嵐が吹き荒れるか。

 

 一つ小さな出来事を報告します。「日本の風景」は2009年から書き始めました。これを全集にして10巻(2018年)まで製本(各10冊)することが出来、一セットを国立国会図書館に蔵書として保管してもらいました。題して「反骨のジャーナリスト・本澤二郎の日本の風景」。50年後、100年後のジャーナリスト・学者・研究者らの参考に供しようとするものです。2019年からも、老後の貯えを削っての覚悟の製本を継続しなければなりません。平和軍縮派・宇都宮徳馬さんの「権力に屈するな」「50、60は鼻たれ小僧、男盛りは真っ八十」の実践でもあります。ただし、印刷年賀状は今回が最後となりそうです。

 皆様の健康と健闘を祈念します。

 2023年1月1日 政治評論家 本澤二郎