時事通信 9月21日(土)11時10分配信
【ロンドン時事】米ノースカロライナ州で1961年、B52爆撃機から落下した水素爆弾が爆発寸前に至る事故が起きていたことが、情報公開法により米ジャーナリストが入手した機密文書で明らかになった。英紙ガーディアン(電子版)が20日伝えた。
この水爆は広島型原爆260個分に当たる4メガトンの威力があり、実際に爆発すれば、死の灰が首都ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨークなど大都市まで及び、数百万人の命が危険にさらされた可能性があったという。
報告書は、エネルギー省が管轄するサンディア国立研究所の核兵器の安全管理を専門とする技術者が事故の8年後に作成。報告書によれば、61年1月23日、ノースカロライナ州ゴールズボロの空軍基地を飛び立ったB52が空中できりもみ状態となり墜落し、水爆2個が落下。うち1個の起爆装置が作動し、四つの安全装置のうち三つまでが解除されたが、最後のスイッチが残り、かろうじて爆発を免れた。
米調査ジャーナリスト、エリック・シュローサー氏が、核軍備競争などに関する新著の調査の一環としてこの文書を入手した。
ノースカロライナ州ゴールズボロの空軍基地を飛び立ったB52が空中できりもみ状態となり墜落し、水爆2個が落下。うち1個の起爆装置が作動し、四つの安全装置のうち三つまでが解除されたが、最後のスイッチが残り、かろうじて爆発を免れたのは、アメリカの水素爆弾製造技術の優秀さと思います。B52爆撃機
もベトナム戦争で撃墜されたので絶対落ちないとは言い切れません。日本上空に現れたり、日本を半周したロシアのおなじみの爆撃機も水素爆弾を搭載していないとは誰も言い切れません。今に中国の水素爆弾搭載した爆撃機が日本領空に飛来する日も近いのでは有りませんか。日本へのアメリカ軍の核持込禁止や核を搭載した原子力空母や潜水艦の入港反対、禁止など叫んでいても実際に有事になれば、旧日本海軍のミッドウェー海戦のにのまえで、基地に核持込中や核搭載前に一挙にミサイルで全滅させられる恐れも有ります。今の軍事衛星と連動した最新ミサイル時代で、時間的余裕も無く、非現実的な平和ぼけした机上の空論とも言えます。ロシアや中国も日本近海には核を搭載した原子力潜水艦を配置し、ロシアの戦略爆撃機も日夜うごめいているのでは有りませんか。日本周辺の核戦争の恐怖と現実の軍事活動の緊張も感じます。
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