教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

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2017年02月24日 14時37分58秒 | 国際・政治
 
 
 
 
自衛隊員殺す前に辞めたほうが安倍首相のためでもある
2017-02-24


 ここまで急速に発展するとは、さすがの私も予想しなかった。

 森友学園の小学校建設問題が、いまや安倍首相に辞任を迫る最大の政治問題になってしまったことだ。

 ついに稲田防衛相が籠池理事長に感謝状まで出していた事が分かった。

 昭恵夫人の祝辞の削除とともに、この感謝状も官慌てて撤回したらしいが、みずから非を認めたようなものだ。

 もはや責任は免れないだろう。

 国有財産の不当払い下げ疑惑に安倍首相が関与していたかどうかの問題どころではない。

 安倍首相が、自らの思想に近い人物を夫婦ともども、国家権力を使って支援していたということだ。

 それだけなら、安倍首相は居直ることができるかもしれない。

 いや、安倍首相のことだから居直るだろう。

 しかし安倍首相は国会で大見得を切った。

 みずから関与していた事が明らかになれば首相を辞めると。

 そう国会で国民の前で発言した以上、安倍首相はみずから辞めなければ政治家失格だ。

 政治家失格にとどまらない。

 これで辞めないなら、安倍政権は死に体内閣となり、あらゆる内政、外交に支障をきたすだろう。

 実は安倍首相は、この問題に先立つ南スーダンへの自衛隊派遣問題でも国会で公約した。

 もし自衛隊員に犠牲者が出るような事になれば責任をとって首相を辞任すると。

 このままいけば南スーダンで自衛隊員に犠牲者が出る事は間違いない。

 いずれにしても辞めざるを得ないのだ。

 どうせ辞めざるをえなくなるのなら、みずから誇りにする自衛隊員を南スーダンで死なせたあとで引責辞任するくらいなら、いますぐ辞めた方がいい。

 「自衛隊員を不必要な戦闘行為で殺した初めての首相」という不名誉を避けられるのだから、辞めるのは安倍首相自身のためでもあるのだ。

 安倍首相は、野党に追い込まれる前に一日もはやくみずから首相を辞任すべきである(了)


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