教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

目指せ!ブラックジャック…小中学生が模擬手術

2010年10月11日 14時03分28秒 | 受験・学校
読売新聞10月10日(日)18時3分

『 徳島大学病院www.tokushima-hosp.jp 徳島市蔵本町)は9日、小中学生を対象に模擬手術体験をさせる「キッズセミナー」を開いた。

 

腹腔鏡を使って胆のう摘出手術を模擬体験する参加者(手前、徳島大病院で)

 

 子どもたち約40人が、鏡手術の模擬装置を操作したり、特殊なメスを使わせてもらったりして、外科医の仕事への関心を高めた。

 全国的に外科医不足が続いているため、同病院は外科医を目指す子どもを一人でも増やそうと開いた。

 子どもたちは青い手術着に着替え、医師や研修医の指導で、超音波を出して振動で切るメスを使って鶏肉や豚の腸を切ったり、腹腔鏡を操作してパソコンの画面上で胆のう摘出手術を模擬体験したりした。1台約3億円する手術ロボットも見学した。

 参加した小松島市江田町の鳴門教育大付属中1年、桑村君(12)は「将来は(漫画の)ブラックジャックのような名医になりたい」と笑顔を見せた。』

昂宏

(

たかひろ

)

腹腔

(

ふくくう

)

今日本は、全国的に外科医不足になっています。文明先進国、経済大国としておかしいことです。手先が器用でないと外科医は務まらないと言われていますが。利き腕も以外の手も器用に使わなくてはなりませんし、手術時間も長く手術後の患者さんの為に寝泊りし一夜を明かすことも多いそうですが。外科医の長い勤務時間の為大学医学部でも外科医志望の学生が現実に少なくなっているようです。医療事故で裁判になる可能性も有りますが。病院に今実際に勤務されている外科医先生方の生の声の声を聞いて、解決して行くべき問題では無いでしょうか。子供のうちから医療現場を実際に見学して外科手術の模擬体験もし、頭や試験の成績の良い子供達が、医学部に行くのではなく医師としての情熱と使命感を持っている子供達が医学部に進学しないと日本の医療は良くならないと思います。医師は、医学者として科学者の目を持つだけではなく、人間性豊かな人格者でない患者の命は救えないと思います。外科医は、一朝一夕には養成出来ませんし長年に渡る手術経験と熟達した医療技術が必要です。コンビューターと連動した最新医療機器が導入されても医療経験が豊富でないと正しい診断や的確な治療が出来ないと思います。日本の外科医療を支える優れた外科医は、最新医療機器が各病院に普及されても必要です。全国的な外科医不足の解消問題は、国も厚生労働省も国民の命と健康と外科医の加重勤務による過労死や医療事故を防ぐ為にも予算を十分計上し日本の医療現場における外科医の勤務条件や勤務待遇の改善に真剣に努力すべきでは有りませんか。小・中学校の子供達からこれからの日本の医療を担う未来の外科医を目指す人材が養成出来るように国も厚生労働省や文部科学省も各国立公立、私立大學の医学部は、考えて行くべきでは有りませんか。子供達の外科医への純粋な熱意や使命感を大人の先入観や固定的観念で見て子供達の無限の可能性や夢を潰さないように願います。子供の時見て知った体験は、大人になっても覚えていますよ。子供達の目の高さから日本の医学教育を考えても遅くは無いと思います。子供達の未来に乾杯です。

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