教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「反日デモはマスゲーム」中国有名作家が「愛国」に一石

2010年10月17日 12時14分13秒 | 社会・経済

2010年10月16日17時8分

写真:韓寒さん=ロイター韓寒さん=ロイター

 『反日デモは政府に踊らされたマスゲーム――。尖閣諸島沖の衝突事件で日中の緊張が高まった先月、中国の若手人気作家、韓寒さん(28)が自身のブログで発表した文章で、民族主義的な反日の動きを冷ややかに切り捨てた。当局によってすぐに削除されたが賛否両論を呼び、多様化する市民の声を映しだした。  「内政の問題ではデモのできない民族が、外国に抗議するデモをしても意味はない。単なるマスゲームだ」。文章を発表したのは、中国各地で反日デモの呼びかけが広がった9月17日。ネットなどで燃え上がった反日世論とは一線を画す立場を鮮明にした。  主張を貫くのは、中国国内に多くの矛盾を抱える中、政府が外国と対立するたびに庶民が「愛国」を叫ぶことへの疑問と、政治には踊らされないという冷めた視線だ。 政府の土地開発で立ち退きを迫られて抗議の自殺をした庶民や、当局に拘束された作家の名前を挙げ、「もし唐福珍や謝朝平のためのデモをすることができるなら、釣魚島や(妨害された北京)五輪聖火リレーのために自分もデモに参加しよう」とした。  土地の私有が認められていない中国の国情を踏まえ、こう問いかけてもいる。「土地を持たないものが他人のために土地を争い、尊厳の与えられていないものが他人の尊厳を守ろうとする。そんな安っぽい人間でいいのか」  文章はその日のうちに削除されたが、ネット上で広がり議論を呼んだ。「失望した」「かっこつけの政府批判」との批判と同じくらい、「よくぞ言った」「自分の気持ちをこれほど明快に表現した文章はない」といった支持が集まったという。  韓さんを知る上海の編集者、秦俟全氏は「文章は政府や極端に民族主義的なグループと一線を画す、少なくない中国の声を反映した。中国社会が変化のただ中にあり、民間にも多様な声があることの表れだ」と話している。 韓さんは若者からカリスマ的な支持を集め、ブログの閲覧数は4億回を超える。米タイム誌で今年、「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。 』アサヒコム

『反日デモは政府に踊らされたマスゲーム――。』尖閣諸島沖の衝突事件で日中の緊張が高まった先月、中国の若手人気作家、韓寒さん(28)が自身のブログで発表した文章で、民族主義的な反日の動きを冷ややかに切り捨てた。』反日デモは政府に踊らされたマスゲームは、人気作家らしい簡潔に纏められた上手な表現です。ツイッターの大流行している今短刀直入な言葉で、現実の状況をつぶやかないと当を得れないと思います。反日デモや今世界に発信されている反日ブログの内容だけでは、中国の民衆の本当の意見や考え方が、日本国民にも直接伝わって来ずせっかく長年に渡る努力により日中友好条約を締結した事が無意味になります。最近故周恩来首相の井戸を掘った人達の努力を忘れないと言う言葉が忘れられているのでは有りませんか。これから国民同士の民間交流により、再び近くて追い国にしない努力が必要です。温家宝第6代国務院総理首相)は、自論の中国人として誇りを持ち『民族自決主義』による国威の高揚政策の表れが、中国人にも反日感情が高まる状況を生み出し日本人にも反中国意識が強くなったとも言えます。名前から判断すると温和とニュース番組の中で愛川欣也氏は言ったそうですが、名前だけで大国の政治家の人格や性格を判断出来ないと思います。韓寒さんの書かれている『内政の問題ではデモのできない民族が、外国に抗議するデモをしても意味はない。単なるマスゲームだ』は天安門事件以来の表現の自由を抑圧する政府の政策は未だに変わっていないと言う厳然たる事実です。戦車に象徴される人民の抗議行動を弾圧することは旧社会主義国家体制の18番でやり方で西側自由主義国に嫌われ、社会主義体制の恐怖を他国民に植え付けたと言えます。『中国国内に多くの矛盾を抱える中、政府が外国と対立するたびに庶民が「愛国」を叫ぶことへの疑問と、政治には踊らされないという冷めた視線には、 』中国共産党と軍でなければ、今の中国を治められない政治的状況の難しさを如実に現し、他国に干渉する余裕など本当は無いと分析した旧ビルマ、ミャンマー通の知人の意見にも合致しているようにも思いました。中国の若手人気作家の韓寒さんが、プログを通じて中国の現実や民衆の声無き声を代弁し、真実の一石を世界に投じた勇気有る行動と思います。高度情報されたインターネット時代で、一国の政府が隠していても本当の事実に基づく情報は瞬時に世界中に分かってしまうと言う時代です。沖縄沖尖閣諸島の中国漁船衝突事件は、中国の覇権主義による愛国主義高揚政策の一端であり、戦後65年目の今年、平和な日本で各政党も日本国民自身も常日頃から希薄になり考えていなかった日本の国家主権の重要性や国民の日本を愛する心、領土問題には障らず触れず逃げ続けて来たこれまでの日本政府のいきさつや菅民主党政権の今回の外交姿勢を通じて各政党や国民に問い直すきっかけを作った出来事と言えます。一水会顧問鈴木邦男氏の言われる『愛国とは、ただ愛するだけでは不十分で、悪いところがあれば直していこうとする憂国の姿勢が求められる。現体制を盲目的に肯定し、弁護している人には真の愛国者になれない。』と言われたのは名言と思います。ビデオニュース・ドツトコムマル激トーク・オンディマンド第297回教育基本法と愛国心とふぞろいな関係ゲストPART2・鈴木邦男氏2006年12月8日より一部引用。 

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