教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

橋下徹会長は、現代版「百姓の持ちたる国」を築くため、総選挙・参院議員選挙をにらむ

2011年11月29日 11時41分14秒 | 国際・政治

~ニュースにブログ~

2011年11月29日 00時20分28秒 | 政治
◆2011年11月27日の大阪市長選挙・大阪府知事選挙の「ダブル選挙」で、大阪維新の会の橋下徹会長(前大阪府知事)が当選したの報を聞き、ふと思い出したことがある。それは、「百姓の持ちたる国」のことた。
 戦国時代末期、加賀の国、いまの石川県石川県白山市三坂町に、「百姓の持ちたる国」というのが、出現した。浄土真宗「石山本願寺」(後の大阪城本丸)に指導された加賀一向一揆のなかで最強と言われた白山麓の山内衆が中心になり、いわゆる「百姓の持ちたる国」を築いた。守護大名や戦国大名という支配者が統治する国ではなく、支配される側の「百姓」が初めて築いた自治的な国であったところに、歴史的意義があった。
 だが、織田信長の軍団がこの地へやってて、柴田勝家を筆頭に前田利家、佐々成政、佐久間盛政などから攻撃を受ける。だか、山内衆は、降伏を拒み、援軍のあてのない戦いに突入する。手取川と大日川の合流地点に築かれた鳥越城と二曲(ふとげ)城に籠もった山内衆はよく織田軍をいだものの、指導者の鈴木出羽守らは柴田勝家のだまし討ちにあい、ついに鳥越城は天正10年(1582年)3月1日、陥落し、佐久間盛政によって鎮圧され、300余人が河原で磔に処せられた。
 鳥越城落城から、これまでに429年を経ている。橋下徹会長率いる「大阪維新の会」の動きは、日本国憲法第92条(地方公共団体と地方自治の本旨)の精神に基づく、本格的な「住民自治」の胎動が始まった証である。
 いままでの「地方分権」の動きは、住民から自主的に湧き上がったものではなく、旧内務省主流の「地方局官僚」が戦前から進めてきた「官による地方分権=「内務省のテリトリー拡大のための国からの分権」の流れを引き継ぐものであった。要するに、地方は、内務省の支配対象地であり、だからこそ、府道府県知事は、天皇・政府任命の「官選知事」であった。この結果、市町村合併は、明治、昭和、平成の合併のすべてが、政府主導で行われてきた。この経緯のなかで、住民自治が尊重されることは、大してなかった。このため、政府が地方分権推進法を制定しても、住民から自主的な盛り上がりは、極めて低調だったのである。
◆だが、これを反転させてきたのが、橋下徹会長であったとも言っても過言ではないだろう。その象徴が、「大阪都(大阪市廃止)構想」である。政府の側から、地方自治体の仕組みを改めるというのではなく、まさしく地方の方から、変えていくという動きは、本邦発のことであるからだ。
 問題は、これからである。国家権力を握る政府とこれを支える既成政党が、この動きを受け止めるか、あるいは、潰しにかかってくるのか。時代が違うとはいえ、既成政党が、新興の地域政党である「大阪維新の会」を、議席を脅かし、奪う「政敵」と看做せば、つぶしにかかるだろう。あくまでも地域政党として、既成政党を補助したり、支援したりしてくれる支持集団であることを望むからである。
◆いまのところ、与党民主党の執行部は、橋下徹会長とは、距離を置きながら、「大阪都構想を聞いてみたい」と発言している。しかし、民主党内の小沢一郎元代表は、共闘に向けて、すでに工作に着手している。自民党の石原伸晃幹事長は、相談があれば応じると秋波を送っている。みんなの党の渡辺喜美代表は、橋下徹候補の選挙応援に大阪入りしていたこともあり、大喜びである。
 国民新党の亀井静香代表は、懸命にラブコールしている。
 いずれにしても、次期総選挙、参院議員選挙に向けて、戦いの火蓋は、すでに切られている。橋下徹会長は、「大阪維新の会」から候補者を立てる意向を示しているので、現職の国会議員は、安閑とはしていられない。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
日本の富裕層は、天皇制の下で保障される身の安全や資産の保全のために、高額納税して天皇陛下に仕えて貢献する覚悟を持つべきである

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本日も読者の方からの、ご質問についてントリーさせて頂きます。
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引用元 http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken
 
 
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