『田んぼや用水路などで見掛けるアメリカザリガニが、東京・築地市場で高値取引されている。流通量が減少し、同市場への入荷はわずかな量にとどまっており、市場価格は近年じわじわと上昇。今では高級魚介顔負けの値が付けられている。フランス料理などに使われるザリガニは、同市場でエビやウナギを扱う3社ほどの仲卸が茨城県などの出荷業者から仕入れ、業務用として卸売りしている。築地・仲卸「大六」によると、9月中旬の卸値は1キロ当たり2000円を超えており、国産の毛ガニに匹敵する高値。他の仲卸は「十数年で卸値は2倍ほどに上がった」(小池商店)という。 ザリガニを出荷する茨城県小美玉市の原田水産によれば、「築地への出荷はかつて週に100キロほどあったが、今は20~30キロに減った」と話す。生息場である田んぼが減っていることや、圃場(ほじょう)整備が進んで水はけが良くなるなど、ザリガニが繁殖しにくい状況になったことなどが要因だ。 同市場のザリガニを仕入れている埼玉県富士見市のフランス料理店「ボンヴィヴァン」では、5種類の野菜をコンソメ風味のゼリーで固めたオードブルにザリガニを使用している。 』毎日新聞
昔は大阪市内の東住吉区の近畿日本鉄道南大阪線北田辺駅付近の今川の川には、ザリガニが沢山いて、川沿いの近所に住む子供達が捕まえて、金だらに入れて良く遊んでいました。いつも親戚の家に行く途中川を見ると一杯いましたね。いつも見ていて嫌になるぐらいでしたね。
日本人から見れば、ザリガニは食べる人も少なく、姿形から所謂下手ものですね。何でどこでも見られるようなザリガニがこんなに少なくなったのでしょうかね。自然環境の破壊や環境汚染も影響しているのではないでしょうか。昔から有る川を埋めて、道路にしたり家を建てたり、自然破壊の付けは人間に帰って来ているのではないでしょうか。今年は以上気象の夏でしたが、蜜蜂もウィルスにやられ少なくなり、蜂も飛んでいません。秋の歌にも歌われている赤とんぼも飛ばない日本になり、日本の環境の大切さを皆に虫さんが教えてくれているのでは有りませんか。自然界からのシグナルを人間は真剣に受け止めないと自然破壊を防げないのではないでしょうか。昔から有る川も埋めずに大切にして置くべきですね。
夏は涼しいのではないでしょうか。
フランス料理に使われるザリガニは、日本自然環境の変化への警鐘でしょうか。高いはずが無いザリガニが、取れなくなり高値の華になる時代が日本に到来したとも言えますね。
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