教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

小沢一郎元代表に対する「暗黒人民裁判」の本質と性格が、ようやく、はっきり見えてきた

2011年10月30日 15時19分16秒 | 国際・政治

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2011年10月30日 01時16分20秒 | 政治

◆小沢一郎元代表に対する「暗黒人民裁判」の本質と性格の1部が10月28日、東京地裁(大善文男裁判長)の第3回公判で、ついに暴露された。
 大善文男裁判長が検察官役の指定弁護士が冒頭陳述していたなかで、小沢一郎元代表の政治資金管理団体「陸山会」などが集めた資金について、「『国民の浄財』である政治資金の使途として、合理性に疑問のあるものもある」と述べた部分の削除を認めたからである。
 朝日新聞は10月29日付け朝刊「社会面」(39面)で、「大善文男裁判長は『証拠によって証明しようとする冒頭陳述の役割に照らすと、表現が不相当』とした。小沢氏の弁護団が『証拠に基づかない意見や評価を述べ、予断や偏見を与えようとしている』と削除を求めていた」と報じている。「暗黒人民裁判」ではあるとはいえ、大善文男裁判長の訴訟指揮は、「法と証拠に基づいて、厳格な証拠調べが求められる刑事裁判」としては、適切であった。
 検察官役の指定弁護士は、「『国民の浄財』である政治資金の使途として、合理性に疑問のあるものもある」ということを、小沢一郎元代表のどのような具体的行為が、いかなる法律の犯罪構成要件を満たし、それを裏付ける客観的な証拠に基づいて、犯罪を証明しようとしたのか。単なる風評や評論、評判でしかない情報に基づく、勝手な思い込みを冒頭陳述していたとしか思えない。この点が、「暗黒人民裁判」と言われる所以である。
 振り返ってみると、東京検察審査会が、「起訴相当」を議決したのは、陸山会の収支報告書の記述が正しいか虚偽かの判断ができず、さりとて、小沢一郎元代表には、「どうも怪しい噂が漂っているので、ともかく、公開裁判という出るところに出てきてもらって、裁判所に判断してもらおう」と極めて無責任なやり方で、裁判所にサジを投げたために行われているのが、この「暗黒人民裁判」なのである。
 日本国憲法は、第37条第1項で「すべての刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する」と規定しているので、戦前の軍法会議のように秘密裏に行われた文字通り「暗黒裁判」ではない。
 けれども、フランス革命のときのような「王党派か、ジロンド党派か、ジャコバン派か」といった一方的に決めつけて、有罪判決を下し、ギロチンで処刑したような感覚の裁判になる危うさが、いまの検察審査会の議決に基づく裁判にはある。それが、今回、大善文男裁判長が削除を命じた検察官役の指定弁護士の冒頭陳述に見られたのである。
◆この「暗黒人民裁判」に悪意を持って加勢しているように見受けられるのが、米国CIAの宣伝媒体の性格を強烈に持つ読売新聞である。10月29日付け朝刊「社会面」(39面)で、「大善裁判長は、指定弁護士側の冒頭陳述の削除を求めた弁護側の異議申し立てを一部認めたが、『現金4億円の出所について小沢被告の説明は一貫性も合理性も欠く』とした部分の削除は認めなかった」と報じて、何としても有罪にしたいという気持ちが濃厚な偏向報道にこだわっているとしか思えない。この報道姿勢こそが、刑事裁判を「暗黒裁判化」しているとも言える。
◆読売新聞が、米国CIAの宣伝媒体色を最も鮮明にしたのが、フリージャーナリストらで作る『自由報道協会』(東京都千代田区)が主催した「小沢一郎元代表記者会見」の会場に乗り込んだ読売新聞社会部の恒次徹記者が、司会者の指示にも従わずに、小沢一郎元代表に対する質問という一定の「則」を超えて、「応酬質問」を始め、騒ぎを起こした場面であった。外から見ていると、これは、記者クラブ制度の既得権益に守られたいわゆる「殿様記者」が、記者クラブから排除されているフリーランスの記者が、自主的に主催して、小沢一郎元代表との貴重な記者会見に殴り込みをかけて、騒ぎを起こし、ワヤクチャにしたように見えた。小沢一郎元代表に何かを聞きたいなら、直接取材を申し込めばよいのに、なぜ、わざわざ、いつもは排斥しているフリーランスの記者たちの記者会見に乗り込む必要があるのか、理解に苦しむ。その気になれば、渡辺恒雄社主兼主筆に頼めばよい話であるはずだ。
 この件は、どうも、読売新聞が、「小沢一郎代表を有罪にし、政治生命を絶つために頑張っている」という米CIAに向けて発信したシグナルに見えて仕方がない。その任を担ったのが、恒次徹記者ということだ。なかなか手の込んだ情報作戦である。もし、この小沢一郎元代表の記者会見が、殿様記者の集まりである日本記者クラブや外国人記者クラブで行われた場合、恒次徹記者は同じようなことをしたであろうか。
 読売新聞YOMIURI ONLINEは10月27日午前11時32分 、「小沢元代表記者会見で読売記者へ激しい抗議」という見出しをつけて、以下のように配信している。
.「20日行われた小沢一郎民主党元代表の記者会見で、資金管理団体『陸山会』の事件について質問をした読売新聞記者に、会見を主催したフリージャーナリストらが『司会者の指示に従わなかった』と激しく抗議する場面があった。その様子はインターネット上で生中継され、読売新聞にも問い合わせが相次いだ。記者は司会者に言われるまま質問を打ち切るべきか、それとも追及を続けるべきか。問題となった会見を検証する。
 ◆質疑応答◆
 会見を主催したのは、フリージャーナリストらで作る『自由報道協会』(東京都千代田区)。小沢元代表はこのところ、自身の考えを述べる場に、インターネットで生中継されるネットメディアを選ぶことが多い。
 会見の第1部は、市民から寄せられたとされる質問に元代表が答えるもので、これが終了した後、記者らによる質問の第2部が始まった。最初に司会者から指されたのが、読売新聞社会部の恒次(つねつぐ)徹記者だった。
 『小沢さんは政治資金規正法違反に関して、脱税とか汚職を伴わない場合は、実質的犯罪とは言えないとの考えを再三述べている。国民の判断を誤らせる虚偽記入があれば、実質的犯罪と言えるのではないか』
 これに元代表は『あなたの意見がちょっと違う』と述べたが、政治資金収支報告書で国民の判断を誤らせることが実質的な犯罪に当たるかどうかについて、明確な回答をしなかった。
 このため恒次記者は『例えば』と前置きし、投資家の判断を誤らせることになる有価証券報告書の虚偽記載罪を例に挙げて、なお見解をただそうとしたが、司会者が『この辺で区切らせていただきたい」と制した。ジャーナリストで同協会暫定代表の上杉隆氏らも、『ルール違反だ』と抗議した。恒次記者はその後も質問しようとしたが、『ルール守れよ』などの声が上がった。
 恒次記者の質疑応答に要した時間は約4分30秒。その後、4人から質問があり、平均約5分を費やした。
 ◆生中継◆
 会見終了後、恒次記者は上杉氏とジャーナリストの岩上安身(いわかみやすみ)氏に詰め寄られ、抗議を受けた。さらに別室に移動し、上杉氏は『なめてんのか、この野郎」、岩上氏は『ど素人か』『質問の仕方がへたくそ』と言いながら、司会者に従わなかったことに怒りをあらわにした。この模様は約25分間、生中継された。
 翌21日、同協会から恒次記者あてに抗議文が届いた。〈1〉司会者の指示に従わなかった〈2〉ゲストスピーカーの言葉を遮って発言を続けた――の2点を挙げて、『記者会見上のルールを無視し、進行を妨げたことは誠に遺憾』としていた。
 ◆反響◆
 抗議の模様はその後も、動画サイトで閲覧でき、視聴する人が相次いだ。このほか、夕刊紙『日刊ゲンダイ』が22日付の紙面で、『小沢会見 読売記者“大暴れ”』の見出しで記事を掲載。抗議の模様について、『場外乱闘の大パニックに発展した』と報じた。
 読売新聞読者センターにも、動画を見た人から、電話とメールによる意見が141件(26日現在)寄せられた。会見直後は、ほとんど恒次記者に対する批判で、「読売バカ記者」「恥を知れ」と同じ文言のメールが多数あった。これに対し、『紳士的で冷静』『あれくらい聞くのが当然。大変だろうが、頑張ってほしい』と支持する意見も寄せられた。
 上杉氏は22日、『読売新聞記者に複数回《暴言》を吐き、協会の健全性を傷つけた』として暫定代表の辞任届を提出したが、同協会は受理しなかったという」

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
駐日米大使館は、東日本大震災後、「防衛省・自衛隊」を最も頼り、外務省は役に立たず、「細野豪志―長島昭久」ルートで「日米連絡調整会議」を構築し、緊急事態を乗り切った

◆〔特別情報①〕
 日米関係は、「ツーと言えばカー」というように、一衣帯水の関係で動いてきたのかと思い込んでいたが、実はそうでもという事実が、東日本大震災・大津波・福島第1原発大事故への対応で、明らかになった。


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もくじ
第5章 小沢一郎が嫌った自・社馴れ合い政治の復活
―大政党制の足がかりを作った小沢一郎の誤
―国対族・議運族九人が入閣した、自社馴れ合い内閣の誕生

 村山連合政権の閣僚の顔触れから、一つの特徴に気づく。それは、自民、社会両党の国会対策族のプロが、入閣していることだ。
 首相の村山富市、郵政相の大出俊、総務庁長官の山口鶴男、建設相の野坂浩賢が、いずれも、衆議院において、社会党国会対策委員長を経験している。労相の浜本万三は、参議院における社会党の国会対策委員長のキャリアの持ち主である。



四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.138
第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

第一革命に尽力したる米國のユダヤ財閥ヤコブ・シツフは臨時政府の歩み意に充たず、最早臨時政府は用なし、須く之を倒し、もつと彼が完全に把握出來る政権を以て之に代へようと決心した。人間ばいくらも居るのである、即ちロシヤ革命党の最左翼の大部分はユダヤ人であつた。


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引用元 http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken
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