教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

就活で体育会が有利なのは、昔も今も変わらない?続々開催される「体育会オンリー説明会」の内幕

2011年02月23日 18時13分06秒 | 受験・学校
 就職活動が「シュウカツ」と呼ばれるようになってから、随分経つ。だが、学生が「個性」を打ち出しながらも、企業が求める人物像に合わせていくという大筋には、変化がないようだ。
 就職活動「冬の時代」の昨今に限らず、選ぶのは主に企業の側なのだから。また、企業の求める人間像にも実のところ大きな変化はない。
「体育会学生の優位性」をそのホームページでもうたう株式会社アスリートプランニングは、「東京六大学就職リーグ」「関西七大学就職リーグ」と銘打った企業説明会を開催している。いわば体育会系学生に特化した、有名企業との出会いの場だ。
 体育会系の学生が就活で有利なのは、今に始まったことではない。まず間違いなく体力があり、目標を定めた厳しい訓練を経験している。また、チームワークにも優れている(個人競技でもコーチや先輩が存在する)。 そこに「偏差値の高い大学」という条件が加われば、アタマもいい(悪くはない)ということなる。まさに、企業にとっては欲しい人材なのだ。ただし早い時期から企業説明に人が集まるということは、体育会系の学生たちですら、有名企業や第一志望の企業への就職には焦っているのだろう。 一方富士通は、2012年春入社の新卒採用で、スポーツや社会貢献、勉強、起業などで実績を挙げた「一芸に秀でた学生」の特別枠を3倍に拡大するという。これまでもスポーツ、社会貢献、起業などの経験を持つ学生は有利だったが、富士通の場合、そのための特別枠を設け、しかも「志望動機は訊かない」というあたりがユニークだ。「志望動機は関係ない」「ヒトとして優秀な人材なら何らかの役に立つだろう」という割り切った考え方とも言える。 日本経団連が会員企業など596社から回答を得たアンケートによると、企業が学生に求めるものは「主体性」「コミュニケーション能力」「実行力」なのだという。また、最近の学生には全般に「主体性」が足りなく、能力面では「既存の価値観に囚われない発想ができる創造力」が足りないとの回答が多かったという。 一芸に秀でることにせよ、主体性や創造力にせよ、それらはいつの時代も学生に求められていたものであり、新味はない。だが、選ばれる立場の学生にとっては難問だ。面接ではこれらのポイントをアピールしなければならないが、たとえ好印象を与えることに成功しても、より「秀でた」学生がいたら選ばれないのである。 就職活動における企業と学生との「ないものねだり合戦」は永遠に続くと思われるが、先述のように選ばれる側の学生が圧倒的に不利である。救いなのは、企業サイドも「ほとんど全ての面で優れた人材」または「一芸に秀でた人材」が、全学生のほんの一部であることなど、承知の上ということだろう。ダイヤモンド・オンライン 2月23日(水)8時31分配信
長引く不況下の就職活動「冬の時代」でも体育会系の学生は有利なようです。体育会系の学生は、先輩・後輩の上下関係や礼儀を弁えいて、気持ち良く元気に挨拶が出来るので企業としても喜ばれ人間関係や対人関係が円滑に行き、目上の人を大切にするので重宝がられるのではないでしょうか。体育会系の学生は、体も鍛えられているので体力と行動力が有ると評価されているのではないでしょうか。ただ総ての面で万能な学生はいないと思います。一芸入試も一時大學で流行しましたが、一芸に秀でた学生は本当に少数です。体育会系のバンカラで、体力の有る学生や一芸に秀でた学生に限定し拘らず適材適所の人材を企業は、広く求めて欲しいと思います。松下電器の創業者松下幸之助氏の『企業は人なり。」の言葉通り、人間性が1番大事と思います。

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