教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

放射能と食の安全 横須賀市の小学校で給食を丸ごと検査する取り組みが始まりました。

2011年10月29日 10時58分42秒 | 受験・学校

フジテレビ系(FNN) 10月29日(土)1時18分配信『放射能と食の安全の問題で、小宮山厚生労働相は、食品に含まれる放射性セシウムの摂取上限を厳格化することを明らかにしました。具体的には、上限を年間5ミリシーベルト(mSv)から1ミリシーベルトへ引き下げるというものです。現在は、福島第1原発の事故を受け、暫定的に食品を5つに分類し、それぞれに目安を設けていますが、新たな規制値は、放射線の影響を大人よりも受けやすいとされる子どもを、全体の基準にする方向で議論する予定です。
こうした中、神奈川・横須賀市の小学校では給食を丸ごと検査する取り組みが始まりました。大きなサツマイモを手に大はしゃぎの子どもたち。実りの秋のほほえましい光景。しかし、2011年はひと味事情が違うようだった。畑の線量を計測するサツマイモ農家の尾崎秀寿さんは、測定結果をウェブサイトやブログにアップしている。サツマイモ農家の尾崎さんは「僕が、『こっちが安全ですよ』とは言えないじゃないですか。それはやっぱりその人の主観だから、あくまでも、じゃあ、数値を示すってことが重要なのかなと思って」と話した。来園する幼稚園の数は例年通りだというが、中には、親が参加させない子どももまれにいるという。サツマイモ農家の尾崎さんは「景色はもう一緒ですし、こうやって園児が来ればね、来ちゃえばもう、いいなってなりますからね。今まで気にしなくてもよかったことを気にしたりとか、そういった意味では、特別な秋になったと思います」と話した。
28日、小宮山厚生労働相は会見で、食品に含まれる放射性セシウムの年間許容値を1ミリシーベルトとし、現行の5倍厳しくする方向で検討を始めたことを明らかにした。
小宮山厚労相は「当然のことながら、子どもへの安心を配慮した数字だと、わたしは考えています」と話した。
こうした中、神奈川・横須賀市の諏訪小学校では、新たな試みが始まった。
この小学校では給食について、被ばく量検査を10月13日から開始した。
しかし、従来のサンプル検査と大きく違うのは、給食丸ごと調べる点。
これは全国初の試みとなっている。
横須賀市教育委員会・学校保健課の藤井孝生課長は「子どもたちが食べるもの、そのものを実際に検査をして、本当に放射性物質が入っているのかどうか、入っているとしたら、どのくらい入っているのか、そういったものを生の数字をつかんでいこうと」と話した。
これまでも横須賀市では、6月から調理前の食材3品と牛乳をサンプル検査し、給食を提供してきた。
しかし、保護者からは、「ほかのは大丈夫なのかなってところですよね」、「何か1品っていうことでは、放射線の本当の動きっていうのは見えないと思うので」といった声が上がっていた。
食をめぐる不安の増幅。
こうした中、始まった横須賀市の今回の取り組み。
この日のメニューは、ご飯、トリのチリソース炒め、春雨スープ、牛乳。
これらに含まれる食材は全部で25品目。
初回は子ども1人、7日分の給食がすべて袋にまとめられ、検査機関へ送られた。
検査機関によると、調理されたものでも放射能が減ることはないため、より正確な実態把握には、食材だけでなく、給食全体を対象とする今回の方法が適しているのだという。
検査から2日後の25日、初の試みの測定データが出て、結果は不検出だった。
保護者は「すごく安心できますね。できれば続けていただければと思いますけど」と話した。
この給食丸ごと検査は、今週、神奈川・海老名市や静岡・掛川市でも実施すると発表されるなど、子どもたちの安心できる食の確保へ、あらゆる対策が全国に広がりつつある。』

学校給食の食の安全を確保し守る為に食材と給食丸ごと調査と放射線物質の正確な測定は必要と思います。将来性有る子供達の健康を護り、保護者の不安を解消し日本の学校給食制度を維持存続させる事にも繋がりますので、全国的是非実施して欲しいと思います。日本の未来を背負って立つ子供達の健康の命を守ると言う大切な厚生労働省の指針になると思います。

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