教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

宿題「携帯で調べる」 携帯持つ中学生の8割

2010年06月25日 17時10分35秒 | 受験・学校

 『携帯電話を持つ中学生の8割強が、携帯でネットに接続して宿題のわからない点を調べている――こんな調査結果を、ネット調査会社「マクロミル」がまとめた。調査した中学生の約6割が1日に2時間以上携帯電話を使っており、日常生活に浸透している様子がうかがえる。 調査は今年4月、携帯電話用の受験情報サイトの会員になっている全国の中学生男女200人を対象に実施した。  携帯電話の使い方について尋ねたところ、宿題調べ以外では、飲食店などで使えるクーポンを利用したことがある生徒も76%いた。同社は「携帯電話の機能向上でネットが利用しやすくなり、今の若い世代はネットやコミュニティーサイトなどで情報を収集する人が多い。そうした傾向が中学生にもあらわれている」と話す。 一方、携帯電話の使い方について「親とルールがある」と答えた中学生は39%にとどまった。「ルール」の内容は、サイトの閲覧制限(54%)、使用料金の上限(53%)、夜間利用の禁止(27%)などが多かった。』 2010年6月21日アサヒコム

携帯電話は良くないとは言えない。携帯電話を持つ中学生の8割強が、携帯でネットに接続して宿題のわからない点を調べていると言う新しい調査結果です。携帯電話用の受験情報サイトの会員になっている全国の中学生も多いようですね。時代は、どんどん変わって行きますね。新しい情報サイトが生まれる時代です。これから将来的には、IPADに携帯電話の機能が取って変わられ、IPADで宿題や調べや勉強をする時代が来るかも分かりません。保護者や大人が子供達に携帯電話を持たすなと反対するよりも要は携帯電話も使い方1つでは有りませんか。子供達も大人も人間性の問題で、人間性が問われているのでは有りませんか。携帯電話は今後ともなくならないと思います。頭から禁止ではなく子供達の使い方一つです。大人だって正しい使い方をしているでしょうか。通勤電車の中や車を運転しながら携帯電話を使っている人も多いですよ。大人が子供手本にならないといけないのでは無いでしょうか。

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ふるさとの作家を学ぶ 太宰、賢治…教科書以外で取り組み 秋田 青森 山形

2010年06月25日 15時31分53秒 | 受験・学校

2010年6月24日

写真宮沢賢治の「虔十公園林」を解説する柏倉弘和准教授=山形県天童市の羽陽学園短期大学 写真秋田県の高校教師らが作った「秋田―ふるさとの文学」。右のページでは「人権のため、ペンを武器に命がけで闘った秋田の人」と小林多喜二の生涯を紹介している

 太宰治、宮沢賢治、小林多喜二……。文学史に大きな足跡を残す東北ゆかりの作家を教科書以外でも取り上げる学校が目立つようになった。授業で生涯を学んだり、作品を鑑賞したりするほか、ゆかりの地を訪ね、地域活性化に生かそうとする例もある。職業意識の育成や読書離れへの対策にもつながっている。(江川慎太郎)

 ●高校で教材に

 秋田県にかかわりのある作家の作品をまとめた「秋田―ふるさとの文学」(無明舎出版)が今年度、県内のいくつかの高校の授業で使われ始める。明治から現代まで54人が登場。小林多喜二の「蟹工船」、石川達三の「蒼氓(そうぼう)」、高井有一の「北の河」といった作品を生涯とともに紹介している。 高校教師らでつくる県高校教育研究会国語部会が教材にしてもらおうと編集した。部会長で、秋田県立大館国際情報学院中学校・高校(www.okj-h.akita-pref.ed.jp) の三浦基校長は「生徒にふるさとの心を伝えていきたい」と話す。  同学院高校の吉原彩教諭は「蟹工船」を授業で取り上げる。多喜二を「弱い人、貧しい人を救いたいと、言葉の力を信じて命がけで闘った人」と受け止めており、「生徒たちもやがて社会に出る。自分とかかわる点が出てくるだろう。そういう視点で『蟹工船』を読んで欲しい」と力を込めた。 秋田高専(www.ipc.akita-nct.ac.jp)で日本文学を教えている工藤一紘・非常勤講師は、「蟹工船」の読書感想文の執筆を生徒たちに呼びかけたことがある。生徒たちは社会の矛盾への怒りなどを素直に書いていた。「地元の目から見ることで得られる発見が必ずある。秋田に生まれた人間の感性で作品をとらえ、風土とのかかわりを掘り下げていって欲しい」  宮城県では約30年前、教員らが冊子を作成。その後、大きな改訂を重ね、現行の副読本「高校生のための みやぎの文学」が編集された。井上ひさしの「青葉繁(しげ)れる」や北杜夫の「どくとるマンボウ青春期」などを紹介している。学校現場からは「生徒と文学作品との距離を縮めるのに役に立っている」との感想が聞かれる。  太宰治の生家「斜陽館」がある青森県五所川原市(旧金木町五所川原市 太宰記念館【斜陽館館内案内、展示室紹介、利用案内等。 ... 太宰記念館「斜陽館」入館料. 種別. 個人. 団体. 一般. 500円. 400円. 高・大学生. 300円 ... 太宰記念館「斜陽館」 tel 0173-53-2020 fax 0173-53-2055 ..www.goshogawara.net.pref.aomori.jp/<wbr></wbr>16_kanko/dazai/syayoukan.html )の秋田県立金木高校(www.seihoku.asn.ed.jp/~kanagi )は、「太宰治学習会」の授業を続けている。太宰ゆかりの地を訪ね、太宰を通して地域の歴史や文化を学ぶ。  授業は毎年秋、総合学習の時間を使って1年生を対象に開く。生徒たちには、夏休み期間中に小説「津軽」や「斜陽」を読んでおくように伝えておく。  去年は10月にあり、約70人が参加。斜陽館見学の後、中泊町小泊の「小説『津軽』の像記念館」で学習した。生徒たちは、太宰の子守を務めたタケと太宰との深いつながりに心を動かされていた。  2年前の授業で訪れた3年生の田中可南子さん(18)は「授業がきっかけで太宰を好きになった。読み込むほど深い味わいが感じられる。太宰の生まれ故郷で学べることを誇りに思う」と話した。  生徒たちはさらに、太宰ゆかりの場所をとっかかりに北津軽地域の観光を調査・研究し、地域活性化を目指す活動にも取り組んでいる。観光客に聞き取りをしながら観光マップを作ったり、新商品の開発を提案したりするものだ。  石戸谷繁校長は「生徒たちには、地域とともに生きていく、地域作りに自分たちも積極的に参加していくという姿勢が生まれた」と話している。

 ●短大でも授業

 山形県天童市の羽陽学園短期大学(www.uyo.ac.jp )では、柏倉弘和准教授(国語教育)が一般教養の授業で岩手県花巻市生まれの宮沢賢治を取り上げている。「東北の作家で教科書にも登場し、学生も親しみを感じている」との考えからだ。  「よだかの星」や「どんぐりと山猫」のほか、柏倉准教授がとりわけ思い入れを強くしているのが「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」だ。  主人公の「虔十」という少年が馬鹿呼ばわりされながらも野原に杉の苗を植える。育った杉林は子どもたちの遊び場となり、虔十が若くして死んだ後も人々の安らぎの場であり続ける物語。登場人物の「まったくたれがかしこくたれがかしこくないかはわかりません」という発言が象徴的だ。 柏倉准教授は学生たちに「お笑い番組を見て笑うことはあるけれど、虔十のように、風景の美しさを見てうれしくなり、笑う機会はありますか」などと問いかける。 初めて読んだという学生も多く、「自分が幸せと感じることができれば、それが幸せなんだ。心から分かりました」「季節の変化や美しい風景に敏感な、虔十のような人間になりたい」という感想が寄せられている。もっと賢治の作品を読みたいとの声も届く。  柏倉准教授が強調するのが、杉林で遊ぶ子どもたちが喜んでいる様子を見て虔十もうれしそうにしている場面だ。同短大は幼稚園教諭や保育士、介護福祉士を生み出している。柏倉准教授は「人の喜びを自分の喜びと感じている虔十の姿は、保育や介護の現場で働く人間の理想像だ」と考えている。

 ◆東京・江戸川区、読書科を導入へ

 授業に読書を本格的に取り入れる動きがある。東京都江戸川区教育委員会(www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/<wbr></wbr>kyoiku/index.html )は、全国でも珍しい独自科目「読書科」を区立の全小中学校に導入する。 今年度は学習指導要領に基づく教科とは別に、朝の時間を中心に年間千分程度の読書時間を確保。どんな本を取り上げるか、どんな授業の進め方になるか、課題を探りつつ、2012年度の創設を目指す。 「感受性豊かな時期に多くの本を読んで、生きる力を養って欲しい」と区教委。読み聞かせや学校図書館の整理も実施、読書環境の充実を合わせて行う。  難題は、教科となれば「成績評価」の対象となること。創設までの2年間で検証する方針だ。

地元の輩出した有名作家の作品を読み、教科書には書かれていない小説の楽しさやその文学作品に書かれている時代の歴史もその時代を生き抜いて来た人々の暮らしやその地域の生活ぶりが理解出来読書の楽しみ身に付けることが出来るのではないでしょうか。 地元の日本を代表する作家の作品から地元地域の伝統や文化を知り、実際社会科見学として、作家の生誕の地や小説の書かれている場所を訪れ学ぶことは、地域のその時代の歴史や文化を知り、今問題になっている読書離れを防ぎ、地元有名作家の作品を読み、作品を通じて人間性や人間の人生とは何か考察出来るのではないでしょうか。東京都江戸川区教育委員会は、全国でも珍しい独自科目「読書科」を区立の全小中学校に導入しょうとしていますが、本読むと言うことは費用か出来ない事であり、点数で評価する者ではないと思います。試験第一主義、直ぐに成績や国語教育の学力向上に結びつけたのでも、子供達はせつかく読書の習慣が身についても楽しくなくなります。子供達が強制されることなく自由に自分の思いついたことや本を読みたいと思った時に好きな本を読める読書の環境作りの方が大切では有りませんか。点数評価、国語の学力向上、学力テストの成績アツプばかりを子供達に押し付けたのでは、楽しい読書の習慣を身に付けられないばかりか、本を読むのが嫌になる読書離れに又繫がり兼ねません。読書科設け大人の目線で子供達の読書教育を進めるのは間違いでは有りませんか。この記事に取り上げられている有名作家は、点数中心のぺーパテスト盲信者ではないので、作家経歴や人生が、本を読む人の人生にも参考になり、心の糧にもなるのでは有りませんか。文学作品を読むことによって、生まれていなかったその地方の時代や風土、習慣、その作品の書かれていた歴史や社会状況を本を読むことによって自ら学び、今学校教育で忘れられている人間の心の大切さや人間の命の貴さも分かるのでは無いでしょうか。郷土の代表的有名作家の作品に出会い郷土の伝統、文化を継承し、郷土の良さ再認識し誇りと自信を持って地域の活性化が目指せるのではないでしょうか。

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公私立の格差、浮き彫り 高校授業料無償化、私立高生が実態調査 愛媛

2010年06月25日 13時35分39秒 | 受験・学校

2010年6月24日

写真高校無償化について調べた展示を説明する図書部員=17日、松山市山西町の私立新田高校

 今年度から実施された高校無償化について、松山市の私立高生が県内の私立と公立の授業料格差や、制度の課題について実態調査をした。私立に通う生徒がいる家庭の方が、年間16万円程度多くの出費を強いられていた。一方、同じように学びながら、無償化の「枠」から外れた「生徒」もいる。  調査をしたのは、松山市の私立新田高校(竹林一昭校長、生徒数1513人)の図書部の生徒6人。国や県の資料を使って調べたほか、同校の保護者にアンケートを実施。その結果を17日にあった文化祭で展示した。 展示では、県内に11校ある私立高校の授業料が平均で月2万3千円と算出。公立は全日制で月9900円の授業料が無償化されるが、私立では同額の就学支援金を受けても年間16万円近くの負担が残ると報告した。  また、2008年時点で、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国のうち、高校授業料の無償化を実施していない国は日本や韓国など4カ国だけで、大学の授業料無償化なども含めると「加盟国中で最低水準」だと結論づけた。  保護者を対象としたアンケートでは、回答した136人のうち8割が高校無償化を評価する一方、7割が「私立高校も無償化すべきだ」と答えた。また、半数が公立高校への進学を希望していたと答え、その約6割が、公立の学費が安いことが理由だった。  図書部2年の中矢翔さん(16)は、「公立も私立も関係なく、みんな入学した学校で一生懸命頑張っている。同じ高校生なのに、どうして違いが出るのだろう」と話す。

 ●高認受験生、恩恵なし

 松山市南堀端町の「第一高等学院松山校」には、高卒と同様の資格が得られる「高校卒業程度認定試験」(高認、旧「大検」)を受験する生徒ら約130人が通う。予備校のため、高校無償化の対象にはならないが、生徒の9割は様々な事情で高校を中退し、高認の合格を目指している。クラブ活動や「文化祭」もある。 森岡沙耶さん(16)は母親と中学1年の妹と3人暮らし。県内の私立高校に進んだが、家庭の事情から1カ月で中退した。 母親はパートで帰宅が遅いため、妹と家事を分担。学費を補うため、授業が終わってから週5日、地元のパン屋でアルバイトをしている。通学に使う電車の定期代や携帯電話代などもアルバイトで工面している。 「今はここが私の高校です」と、高校を中退したことに後悔はないが、母親はパートで帰宅が遅いため、妹と家事を分担。学費を補うため、授業が終わってから週5日、地元のパン屋でアルバイトをしている。通学に使う電車の定期代や携帯電話代などもアルバイトで工面している。 「今はここが私の高校です」と、高校を中退したことに後悔はないが、「(無償化で)学費の援助があればアルバイトの日数も少なくでき、今よりもクラブ活動や友だちと遊ぶこともできるのですが」と話す。』 2010年6月24日アサヒコム

公立高校と私立高校の入学金と授業料、設備の格差は、全国的な問題です。高校の実質無償化は公立高校だけを念頭に入れたものなのか、分かりませんが。公立校と私立校の学力格差是正も問題になりましたが。公立高校と私立高校の入学金や授業料、設備費等の大きな格差をどう是正するかを真剣に考えるべきです。国立高校、公立高校、私立高校の入学金、授業料、設備費用等の格差是正対策が、高校実質無償化により矛盾が浮き彫りにされ来たと言えます。今年4月から始まった高校授業料の無償化で『国の制度では無償にならない私立高校について、すべての都道府県が国からの支援金に加え、低所得者層などを支援する「プラスα」の制度を作っていることが、読売新聞の調査で分かった。6月21日3時6分配信 読売新聞より一部引用』各都道府県の支援制度では無く、国からの財政的な支援が必要なのではないでしょうか。、公立高校の入学金と設備費が無償では有りませんので本当の無償化とは言えずこの点民主党のマニフェストはどのように考えていたのか分かりません。各種学校の無償化よりも、最優先順位を付けるべきでは無いでしょうか。未曾有世界恐慌で、保護者の経済的な理由で私立、公立高校の中退者が、今の日本で増加しています。高校中退者を救済の為に高卒と同様の資格が得られる「高校卒業程度認定試験」(高認、旧「大検」)を受験する生徒が通う大検予備校の生徒にも高校実質無償化の恩恵が与えても良いと思います。大學受験予備校と高校卒業程度認定試験を目指す予備校目的が違うと思います。全国の高校で2008年度に留年になった生徒数は、約1万3400人にも上っています。  公・私立高等学校における平成11年度の中途退学者数は合計106,578人にも上っています。高校を留年した生徒と同様、中途退学者の救済も高校無償化になった以上教育上必要では有りませんか。

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