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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

明大、応援団リーダー部解散へ 元部員の自殺受け

2008年01月26日 12時27分55秒 | 受験・学校

 記事によりますと明治大学応援団リーダー部の元部員・当時21歳が自殺した問題で、明治大学は応援団リーダー部を解散することを決めた。自殺後の明治大学に調査で、元部員が上級生の部員から暴行を受けていたことが判明していた。 明治大学によると、元部員は2007年1月に応援団を辞め、4月から休学し7月に自殺した。明治大学は、遺族らの話から、学生が応援団とのトラブルを抱えていたとみて調査した。その結果、リーダー部内で「鉄拳制裁」などの行為が慣行としてあり、元部員への暴行を撮影したテープもあるとの証言を得た。明治大学は、2007年9月24日、リーダー部を無期限の活動停止処分にしていた。上級生が、下級生に日本の軍隊のような鉄拳制裁をして何になるのでしょうか。大学は、軍隊では有りません。昔あった体育系統の運動部に有った 「しごき」を思い起こす事件です。大学は、大学生の自主制と自由を重んじるところで、大学人として反省して下さい。大学は、上級生が、下級生を「統制管理」するところでは有りません。明治大学で自殺者まで出し事はまことに残念です。上級生も下級生も同じ大学生です。人間として、平等で上・下は無い筈です。上級生は、年上なので先輩として模範を示し、尊敬される人物であるべきです。小学校から、大学までいじめが有るなんて本当におかしな日本の学校です。物事の善・悪が、「して良いことと、悪いことが分からない」ようでは大学人として値打ちがありません。戦前から官立大学に負けずに頑張った伝統ある明治大学の「自由の学風」を皆で見直して欲しいと思います。

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