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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

女子中学生3人逮捕

2007年03月07日 22時06分25秒 | 受験・学校

遊び仲間同士のトラブルから中学3年の少女にけがを負わせたとして、警視庁は、東京都小平市や東久留米位置などの中学2から3年の少女3人を傷害などの疑いで逮捕、2人を同容疑 出書類送検したと6日、発表した。調べでは、少女5人は、昨年12月、東久留米市滝山4丁目の広場で、遊びに仲間だった小平市の中学校3年の少女(15)に殴る蹴るの暴行を加えた.疑い。被害を受けた少女は「もう死にます」などと遺書を書いたが、祖母(74) が発見し、学校や警察に通報。今年1 月に入り主犯格だった東久留米位置の中学3,年の少女(15)傷害などの疑いで逮捕された。(2007年3月6日朝日新聞夕刊より引用)

この事件に関して、いじめであると「子育てを考えるプログさん」から2度もトラックバックを頂きましたので、内容を使わせて頂きます。この後、被害者のご家族がAの家族に対してこのことを話したそうですが、取り合わなかったそうです。「子供に確かめませず子供のいじめを否定する」、「こどもが『やっていない』というのを鵜呑みにする」、いかにもいじめつ子の親が取りがちな態度です。被害生徒のご家族は学校にも相談したそうですが、あろうことか校長か゜「これはここだけの話にしてくれ」と言ったそうです。隠蔽体質は最悪であり、自分の学校にいじめがあるという事実を認めたがらないという体質も最悪です。Aは程なく逮捕されたのですが。Aの逮捕後もBとCは執拗にしかも陰湿に、被害生徒に精神的にも肉体的にも与え続けたのです。「お前、遺書書いたんだって ?  だったらさっさと死ねばよかつたんだよ」などと言う調子だったようです。結局BもC逮捕されました。しかし、逮捕されたBもCも、「あたいら何も悪くは無い。あいつが悪いんや」と、いけしゃあしゃと言っており、反省の弁はまったくない」ようです。Aの親は、自分の子供だけは大丈夫だと過信する典型的なダメ親です。どうせ自分の娘が喫煙しているのを知らないかそれとも油容認していたのでしょう。

この学校の対応もおかしいですね。これだけいじめやいじめによる自殺問題が世間で話題になり、文部科学省もこれまでになく優先課題として取り組んでいる今日ひどい中学校の校長もいたものですね。こんな状況になったのもこの中学校のいじめ問題に対する取り組みの甘さとこれまで学校が放置していた無責任さにあると思います。非行やいじめは、小さい芽のうちに摘み取れは生活指導の原則である筈です。いじめによる傷害事件をもみ消し、丸くおさめようとするこの中学校の校長は、教育現場で一番大切な生活指導に真剣に取り組むべきであると言う事を忘れた駄目な教育者です。被害者の女子生徒が自殺しなくて本当に良かったと思います。この事件の少女地達は、親が小さい時から子供を躾けてなかった為と思います。親の小さい頃からの教育が悪かったので、今となってはなかなか直らないのではないでしょうか。日本語の言葉遣いの悪さも女子中学生(15歳)とは思えないぐらい乱れていますね。

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自殺*中3男子が首吊りー岐阜 

2007年03月07日 14時39分36秒 | 受験・学校

3月6日午後2時頃、岐阜市鍋島精華のマンションと民家の間のパイプに引っ掛けたビニール紐で、男性が首をつっていいるのを通行人が見つけ110番通報した。岐阜中署の調べでは、。自殺したのは同市内の市立中学3年生の男子生徒15歳で、遺体の近くにあった学生かばんから「母親に自分の夢を話したら『それは夢だね』と否定された」との趣旨の遺書が見つかった。市教委と学校は「母親は少年の夢を応援していた。自殺の原因は分からない」と話している。調べでは、生徒2日午前、体調不良で母親に付き添われて登校したが、教室に入らないまま行方がわからなくなっていた。発見時は体操服姿で、死後数日経過。市教委などによると、生徒は入学当時から競輪選手になりたいと話し、自転車部のある私立高校への推薦入学も決まっていたという。(2007年3月7日12時1分配信・毎日新聞)

この男の子、何か悩み事、精神的に落ち込んでいたと思われます。新しい高校に進学してからの不安感もあったのでしょう。お母さんに「それは夢だね」と言われたのが、落ち込んでいた時なので心に応えたのでしょうか。精神的に鬱状態だつたのでしょうね。自殺してしまったのは、残念でなりません。お母さんの年代と違い今の子供はナイーブで精神的弱いところがあるのです。夢と希望の持つことが、人生は大切です。言葉は命です。思春期は難しいので、お母さん、お子さんに言葉を選び、勇気が持てるように励まして上げて下さい。将来に希望が持てず、自信を無くし、精神的に落ち込む時があるのですから。自分の好きな道を見付け歩めるように見守り、応援して上げて下さい。

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福岡県教委・中2自殺、校長も監督責任

2007年03月07日 11時23分48秒 | 受験・学校

一年時担任を減給処分=不適切な言動対象ー中2自殺、校長も監督責任・福岡県教委

福岡県筑前町で昨年10月、三輪中学2年の森啓祐君=当時13歳=いじめを苦に自殺した問題で、同県教育委員会は6日、森君に対して不適切な言動をしていたとして、1カ月(10分1)の懲戒処分にした。指導監督責任を問い、合谷智校長(52歳)減給1カ月(10 分1)、教頭(52歳)は戒告の懲戒処分とした。2年時担任の男性教諭(44歳)も戒告とした。 (2007年3月6日19時31分配信・時事通信)

1年時の学級担任が、生徒に「いじめ発言」をしていたことは、許されることでは有りません。教育指導者として生徒の人権を護らなくてはなりません。今の日本語教育の乱れから起きているいじめ言葉のでたらめさを思いますと教育現場での正しい日本語の指導も必要と思います。法的に校長や教頭の指導監督、管理責任は当然です。いじめによる自殺者を出したのですから、不適切な言動で悪かったいまさら謝りましても、死んだ森君は二度と帰って来ません。森君の御冥福を心からお祈り申し上げます。残された家族皆様健康留意されて、頑張って下さい。教育者として、教え子に自殺者を出すことは「教育者として、最も良心に恥ずべきことで後悔している。」と言われた近畿大学教授、岡本武雄先生(教育学)の言葉を思い出しました。

 

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