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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

本澤二郎の「日本の風景」(4765) <緊急事態条項は日本を潰す=突進する自公維民支持は平和の破壊者>

2023年04月05日 12時20分13秒 | 津波火災

本澤二郎の「日本の風景」(4765)

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本澤二郎の「日本の風景」(4765)

<緊急事態条項は日本を潰す=突進する自公維民支持は平和の破壊者>

 日本国憲法誕生直前の国会審議(吉田茂内閣)において「緊急事態の対応を明記すべきではないか」との質問に対して、憲法担当大臣の金森徳次郎は、大蔵・法制官僚の本領を発揮した見事な答弁をして後世に名を残した。

 「政府に大権を与えると、どんな憲法でも破壊される恐れがある」と喝破し、緊急事態条項の挿入を排除した。独裁的政権は憲法を踏みにじる。安倍晋三内閣は、戦争を全面的に否定した憲法を無視して、あろうことか集団的自衛権の行使を容認、同盟国アメリカの戦争に自衛隊が参戦する憲法9条違反の安保法制を強行成立させた。

 

<天皇大権=首相の大権=再び過ちを繰り返す>

 当初、公明党の支持母体の創価学会はうろたえていたが、権力の甘い蜜を捨てがたく、安倍の強行に賛成して国民と信者を裏切った。まともな党員と信者が多数離反した。結果、党勢は衰退する一方である。このような政党政権が誕生すると、仮に緊急事態条項があろうものなら、日本は再び戦争国家へと突き進む。

 戦前の天皇大権が、戦後の首相大権へと移行しても同じだ。再び過ちを繰り返す。既にその萌芽が噴き出しているではないか。

 安倍と菅の後継内閣である現在の岸田内閣は、憲法が全く予想しない43兆円を投入する軍事大国へと踏み出している。善良な平和国民は震え上がっているが、政府はお構いなしだ。もしも、緊急事態条項が明文化されていれば、容易に軍事行動に踏み切っていただろう。

 政権の背後でハンドルを握る1%族は、右へと急旋回している。誰も否定できないだろう。

 改憲軍拡の震源地は、スポンサーである財閥と戦争神社で知られる神社本庁・日本会議だ。カネで動くカルト教団とカネに執着する獰猛な死の商人でもあろう。

 危機がなければ、危機をつくりあげる輩だ。世論操作のために電通を使って、新聞テレビで危機を煽りまくる。NHKもまた公共放送の冠を外されてしまった。ジャーナリズムは「権力を監視する使命がある」ため、決して権力に屈してはならない。権力に迎合する輩は、ジャーナリストとは言えない。

 

<憲法制定時の金森徳次郎非戦論は千金の重み>

 ぶざますぎる財閥の資源略奪戦争の愚を内側から見てきた金森にとって、敗戦後の日本は二度と繰り返させない非戦の新憲法制定国会の主役となった。財閥・軍閥の暴走を可能にした天皇制国家主義を総括し、悲惨な歴史を二度と許さない新民主憲法制定への自負とゆるぎない自信とは何だったのか。金森日記があれば読んでみたい。

 国家神道は廃止され、財閥も軍閥も解体されていた。岸信介などA級戦犯は追放されて収監されていた。しかし、油断大敵である。また同じような事態が起きるのではないか。そうさせない憲法を誕生させるという金森の強固な意思を、緊急事態条項を撃墜させたことだった。

 したがって立憲主義の憲法に「緊急事態」の条文は、100害あって一利なし。金森答弁は歴史に残るものとなった。さればこそ自公維民がこれの条文挿入に躍起となっている背後には、死の商人の影が見え隠れしている。緊急事態条項は日本国を滅ぼす!はっきりしている。断固として弾き飛ばさねばならない。

 

<政府に大権を付与する民主的国民はこの地球上にいない>

 国民に信頼されている政府はどこか?果たして存在するのであろうか。民主政治は「国民の国民による国民のための政治」と言われるが、現実には遠い希望でしかない。第一、喜んで税金を納める国民は、まずいない。いい為政者がいない。したがっていい政治が行われない。

 人びとは、こぞって為政者を「税金泥棒」と口にする。

 不幸なことに、日本には公正な選挙制度が存在していない。特に今の日本の選挙制度は、民意が反映されない悪しき小選挙区比例代表制である。国民の2割から3割程度の支持で、国会の議席が3分の2議席。おかしい、ぜんぜんおかしな選挙制度である。信頼するに足りる政治指導者などいない。

 むしろ、不信の政治屋ばかりだ。右旋回したこの30年の間の日本の没落ぶりはひどい。そんな指導者に緊急事態条項なる大権を与えると、どうなるか考えなくても分かる。それでいて、これに執着する政府与党とそれにぶら下がる野党。21世紀型の翼賛体制のもとでの首相大権に正当性はない。戦争国家による戦争勃発か。いただけない。

 

<政府は一%の組織・個人に動かされている=政治はカネで左右>

 一般に政治はカネで動く。財閥1%が政治を動かしている。カネの力で政党・政治屋は動く。多くのカルト教団は、カネと票で政治を操っている。統一教会だけではない。

 怪しげな金で動く怪しげな政治を、日本人は毎日のように見せつけられている。もう繰り返す必要はない。政府に対する大権付与は危険極まりない。

2023年4月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

日本国憲法に「緊急事態条項」を入れなかった理由を1946年に憲法担当大臣・金森徳次郎が答弁。

「緊急事態対応の道を残しておくと、どんな憲法でもまた破壊される恐れがある…政府一存で行う措置は極力防止しなければならない。国民の意思を無視できる制度はないことが望ましい」
#
緊急事態条項反対 pic.twitter.com/6UeRi4sA1z

 

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桜花の山里<本澤二郎の「日本の風景」(4758)

2023年03月28日 13時54分17秒 | 津波火災

桜花の山里<本澤二郎の「日本の風景」(4758)

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桜花の山里<本澤二郎の「日本の風景」(4758)

<鶯鳴き山桜は白くぽかりぽかり浮かんで木々が燃え盛る桃源郷だが>よより、転載させて頂きました。

 冬が過ぎて花咲く春爛漫の季節。植物も生き物も冬眠から覚めてじっとしていない。目まぐるしく動き回っている。春は田舎の季節が最高だ。野も山も灰色の衣を脱ぎ捨て明るい色に身を包んで、まるで足が生えたように躍動しているのだから。ひと雨降る度に速度をはやめ、一喜一憂する人間は追いつけない。山里暮らしに感謝する季節だ。

 

 車検が終わったと近くの自動車屋から連絡が入った。いつまで運転できるか。パソコン人間は、目の状態で決める。急いで郵便局に向かった。お金を降ろすのに手数料110円。お金を預けてカネを取られる不思議な時代である。緩やかな坂道を歩いていくと、左手に富来田中小学校がある。樹齢100年の桜が満開だ。我が家は50年。電線に接触するかもしれないというので、半分ほど切った。片腕をもぎられ、往年のソメイヨシノはさえない。昔は蕾が出たころ枝を切って、花瓶に刺したものだが。咲いたと思ったらすぐ散る桜かな。

 

 車屋の金庫番のおばあさんは話好きだ。昨年の盆に墓参りを兼ねて1000キロも離れた島根県に行ってきた、という話を始めた。フクシマの放射能も1000キロ離れていると被ばくしないと東芝筋の話を聞いた。多分、本当だろう。ここは300キロ。風向き・風力次第では危ない。首都圏の大半が引っかかる。専門家は奇形児を心配している。子供はおろか結婚すらできない東京圏か。

 「島根県は県外車を入れないので1000キロの旅は一苦労しました。あちらはどこかで感染者が出ると、隠すどころか有線放送で全住民に警戒警報を出していました」という。コロナの話である。

 

 昼過ぎに家を飛び出した。鶯が鳴いていて気持ちがいい。子供のころは里に下りてさえずることはなかった。人間のせいである。自然破壊を平気でやる最悪の動物だ。高速道路を山の中にもつくる。トンネルを掘るし、袖ヶ浦市の水源地では無許可で山林を伐採し、文化財が埋まっていても平気でやる悪党がいくらでもいる。やくざ政治屋の地盤だ。いまは息子の代。運転手は参院議員。県知事を操る房総半島はやくざの世界である。今だけカネだけ自分だけのためなら何でもする、悪党が跋扈する社会である。。核のゴミを太陽光発電の下に大量に埋設して、上から砂をかぶせて知らぬ存ぜぬと言い張る産廃業者ばかりだ。

 鶯は知らない。生きるために里山に下りてくるしかないのだ。房総半島ではギャングのようなイノブタも大地を荒らす。ミミズが好物という。ということは健康食のイノブタは、人間にとってもっとも健康的な肉なのだ。一度は体験してみたいものだ。中国・広東省の料理人に任せると最高の肉料理になるだろう。

 さて鶯の鳴き声も、春先の今はぎこちない。上手に「ホーホケキョ」とさえずってくれないので、聞いている人間の方がやきもきしてくる。教えてやりたいが、言葉が通じない。「ケキョ」を繰り返している鶯も。そのうちに「ホーホケキョ」で成人式を迎える。

 最近の新発見は、ヒヨドリが前庭の椿の花の蜜を吸っている様子を目撃したことだ。今ではカラスのフンが白いことも。蜜は蜂だけではなかった。蜂は人間を殺す兵器から、今では人間が生き物を殺す農薬に化けて殺されて少ない。目下、桃の花がきれいすぎるのだが、なかなか実がならない。ハチがいないせいか?実がなっても虫や病気になってしまう。今年はサクランボが出来るか?賭けである。

 

 久しぶりに七曲部落に足を向けた。小さな川を挟んで両側が山である。幼いころの思い出は、撃墜された戦闘機の残骸が長く放置されていた。若い戦闘機乗りの不運に思いを巡らせることなど出来なかった。この山道では山桜が道路に突き出ている。太陽をめがけて枝を伸ばしているのだ。道路沿いの小川は、水分たっぷり含んだ山々からの贈り物だ。4月の中旬から田植えの時期。この水はコメ作りのためのものだ。

 市野沢部落を歩いてみた。山の北側にへばりつく部落である。冬場は昼間から太陽と縁がないか薄い。人は環境によく耐えられるものだと感心するのだが、家々はそれなりに立派だ。庭も花々できれいである。我が家の花は、中国名の玉蘭が紫色の大きな花を咲かせて見事だ。ただし、植え替えたので木は小さい。紫色の春一番もいい。

 

 今年は次男正文の岩つつじの仲間が増えた。親類の豊平さんが、種から育てたという高さ1メートル程のものを5本もくれた。数年もすれば紫ががった花を咲かせて、泉下の正文を癒してくれるかもしれない、と無信仰人間も思い込んでいる。養老渓谷をドライブした時の思い出の正文写真の背景が大きな岩つつじだった。3本の苗木を買ってきて1本がついた。その仲間が新たに5本増えたことになる。

 

<人間社会は山里にもオスプレイやフクシマの放射能汚染ゴミが>

 1972年から自民党の名門派閥・宏池会を見聞してきたジャーナリストは、いまの岸田文雄君を見ていると、東条英機かヒトラーそのものに見える。背後の神社本庁(戦前の国家神道)日本会議の操り人形だ。A級戦犯の岸信介や笹川良一、児玉誉士夫の亡霊に誘惑されてしまったかのようである。宏池会が抵抗してきた戦争勢力である。

 

 43兆円の超軍拡計画をやくざの倅に任せた岸田君。すると案の定、野党議員は震え上がってしまった。まともに質問さえもしない。やくざに震え上がる国会議員ばかりだ。そのせいかどうか、ネット上のコメントに本名で投稿する人間は皆無だ。堂々と胸を張って意見を言う人間がいない。右翼も左翼もそうである。ネット情報の質を下げている。テレビ芸者も総務省の電波監理人に忖度するようなものばかりだ。主権者のはずの人間は、正に羊の群れだろう。

 名前を出されたら迷惑だと思う人間は、沈黙に徹することだ。困ったことに日本社会は、憲法を読まない人々によって構成されている。せっかく世界一の憲法を擁しながら「9条は死んだ」と嘆く。憲法は生きている。元気だ。日本人がそのカギを握っている!

 

 木更津市の上空を危険物のオスプレイが飛行している。やくざの地元だ。米軍の原子力空母は小泉純一郎の地元の横須賀が母港である。沖縄は米軍基地そのものだ。77年経っても変わらない。日本人は人間なのか?悲しい、くやしい。なぜ日米安保を破棄する運動が表面化しないのか。亀井静香でさえも力説しているのに。

 

 かくして房総半島はフクシマの核のゴミに魅入られてしまった。かれこれ8年も経つ。水源地に投棄された核の汚染ゴミは河川・地下水を通して水田を汚染する。君津郡市の30万人の飲み水にも影響する。最後は東京湾へ流れ込む。東京湾の海苔や魚介類も壊滅するだろう。それを千葉県も袖ヶ浦市も「心配ない」と嘘で誤魔化している。人間が自然を破壊し、人間の命を奪っている21世紀の日本!

 

<高市・言論弾圧閣僚を岸田がかばい出した!日本会議に屈した証拠>

 マイナンバーカードによる国民監視制度が確立寸前である。反対運動の盛り上がりは少なかった。誰が恩恵を受けるか。自由を奪うことで戦争を起こすことを死の商人は知っている。

 緊急事態条項も9条解体も「戦争する国家」への一里)塚である。

 フランスを見よ!年金改革にフランス国民は立ち上がっている。ゼネストへと向かっている。マクロンSOSだ。どこの国の為政者もよたついているが、わが岸田君は元気がいい。ウクライナ支援を当たり前と豪語して恥じない。

 野党が存在しないせいだ。いっそのこと山本太郎のもとに野党は結集して、日本会議に挑戦してはどうか。相手は原始のカルト教団・神社神道である。岸田も高市言論弾圧事件で屈し、擁護する姿勢をみせ始めた。防大卒業式で「アジアにもウクライナが」といち早く戦闘態勢の必要性を叫んだ。

 非戦の憲法か戦争か死か!春の花々や生き物たちが凝視している。上空から天も見つめている。自然を愛する日本国民も、生死をかけた戦いの渦中に追い込まれていることが理解できる。一人一人に覚悟を求めている!

2023年3月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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米国バイデン政権が仕掛けるマネーロンダリングための「ウクライナ戦争」を止めるためには、米国内での金融戦争を決着させなければならなかった。ケリはついた。やはり9月停戦に向けて動いている。

2023年03月25日 14時54分43秒 | 津波火災
 
 

米国バイデン政権が仕掛けるマネーロンダリングための「ウクライナ戦争」を止めるためには、米国内での金融戦争を決着させなければならなかった。ケリはついた。やはり9月停戦に向けて動いている。

2023年03月24日 23時28分17秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国バイデン政権が仕掛けるマネーロンダリングための「ウクライナ戦争」を止めるためには、米国内での金融戦争を決着させなければならなかった。ケリはついた。やはり9月停戦に向けて動いている。

◆〔特別情報1〕
 これは、イルミナティ・フリーメーソン情報に精通する情報通からの特別情報である。
 バイデン政権がウクライナに支援した資金の多くが消えていることが大きな問題になっており、実はその大半が、ゼレンスキー大統領を通じて、今回破綻したシリコンバレー銀行(SVB)、同じく破綻した暗号資産交換業大手FTXに流れ、そこから米国バイデン政権の民主党議員たちにほとんど還流されていたという。要するにマネーロンダリングだ。完全なマフィアのやり口だ。暗号資産交換業大手FTXは、ジョージ・ソロスに次ぐ米国民主党のパトロンだった。また、シリコンバレー銀行(SVB)は、グリーンビルディング、再生可能エネルギーといった気候変動対策プロジェクトにサービスを提供していくなど、バリバリの米民主党系のイスラエル銀行である。
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jlj0011のblog 太郎は話術の天才<本澤二郎の「日本の風景」(4755)

2023年03月25日 12時21分25秒 | 津波火災

太郎は話術の天才<本澤二郎の「日本の風景」(4755)

太郎は話術の天才<本澤二郎の「日本の風景」(4755)

<国会から野党が消えた!=21世紀の翼賛議会=有り余る国対費?>より、転載させて頂きました。

 「日本の国会は、憲法を中心に据え、与野党が理念・信念を戦わせる言論の府ではない。永田町から野党が消えてしまっていた」

 日本国首相である岸田文雄が、国権の最高機関である国会に黙って、戦争当事国のウクライナに飛び込んで継戦支援をしてきた。非戦の日本国憲法違反・国家犯罪である。むろんのことでワシントンの了解を得たうえでのことだが、対して司法は帰国した岸田ほか随行者を逮捕拘束する責任を放棄した!

 

 帰国すると国会が開かれた。だれひとり「岸田逮捕」を口にしなかった。のみならず法曹界から激しい怒りの告発も起きなかった。日本から憲法も野党も消えてしまっていた。市民デモも起きなかったらしい。

 この国の為政者も主権者である国民も、そして言論界もゆでガエルを決め込んでしまっていた。岸田の帰国報告を兼ねた予算委員会を2023年3月23日の午前、パソコンに国会審議の様子が実況放送されていたのが判って、同日午前は珍しく付き合ってしまった。

 昨日もゼレンスキー土産の広島産しゃもじ論争が、今朝のインターネット情報に氾濫。電通の暴走は相変わらずだ。それにしても自民党から共産党までが、国権の最高機関で、日本の前途を危うくさせる岸田の狂った暴走に釘を刺さなかった。ロシアとのことを無視していた。

 

<死んだ日本を証明した岸田帰国報告予算委員会>

 国会の腐臭は、三権の腐臭として日本列島にまき散らした。行政府も立法府も最高裁など司法府も腐ってしまった日本を、これほど露骨に証明した事例は過去になかった。しかも、これらのことを新聞テレビは報じなかった。日本は死んでしまっていた!

 日本国憲法は、戦前の歴史の教訓を反映した見事な憲法である。その一つは、二度と戦争を起こさない、しないという非戦の宣言である。二つ目がカルト宗教からの分離・政教分離である。双方に厳しいカンヌキをかけて戦後を生きてきたはずだが、現実は全く違った。政府の憲法違反に立法府・司法府もマヒしてしまっていた!

 

 日本国憲法を読んだ法学士は皆知っている。だから怒っている。「腹が立つ」どころの話ではない。法務検察の面々も内心は忸怩たる思いであろう。本来であれば、岸田を国家の破壊者として東京拘置所に送り込む場面であろうから。 

 

<山本質問にあっけに取られる岸田ら閣僚人=漫才聞くより面白い>

 「日本はアメリカの属国ですね」から始まった山本太郎の質問が面白かった。漫才師の演技をはるかに上回っていた。昨日も確認したがYoutube動画には登場していなかった。彼の周辺に人材がいないのか。

ともかくもう一度見てみたい。太郎は話術の天才である。

 ことほど日本政治は落ちるところまで落ちてしまった。歴史の教訓をかなぐり捨てた日本会議・神社本庁・財閥の極右勢力は、腹を抱えて狂喜している様子が目に浮かぶ。

 「既成事実による改憲」を、ドイツのヒトラーも仰天しているはずだ。嘘の連鎖は安倍と高市だけではない。菅も岸田も同じ貉である。主権者である国民は、これほどの仕打ちにも耐え忍んで、これまで通りやり過ごして行くのであろうか。

 

 人間と動物の差異は心・精神の有無にある。過ちを改める。反省もするし謝罪もする。反省謝罪もしない東芝をはじめとする財閥は、人間集団ではない。悪魔の集団である。国家神道の後裔である神社本庁のカルト教団も、だ。反省も謝罪もしないで、日本の戦後の要である憲法を、自公の3分の2勢力で押しつぶしている。野党の維新や立民・国民も束ねてしまった。日本共産党はもはや存在価値を失っている。

 野党の存在価値はゼロだ。太郎を党首にして自公を退治してはどうか。

 

<中山太郎死去と悪辣な憲法軽視の外務官僚に気付け>

 福田・清和会の中山太郎が亡くなったとの報に、むしろ彼の秘書だった有澤志郎君に電話した。彼こそが中山の後継者のはずだったが、世襲議員の太郎は、息子を担いで有澤君を排除した。結局のところ、倅の後継に失敗した。

 何度か書いたが、清和会はA級戦犯の岸信介の色が強すぎた戦前派閥のため、取材する興味の対象でなかった。当たり前のように右翼を嫌った凡人ジャーナリストだった。日本国憲法が要請する護憲リベラルではなかったのだから。

 そうした中で、中山は清和会の中でリベラル色が強かった関係で、彼が参院議員時代から医務所に出入りした。小児科医は命を大事にするという思いも手伝った。しかし、外相になると、彼は突如として改憲を口にした。「日本の常識は世界の非常識」と言いだした。改憲右翼に転じたのだ。

 彼を手なずけたのは外務官僚だった。「武器弾薬がなければ外交は出来ない」という右翼官僚が霞が関に多い。野田英二郎のような真っ当な外交官は少ない。彼らは「天皇の官僚」(データハウス)である。かくして小児科医は、極右に持ち上げられて改憲派の代表格になってしまった。以来、中山との関係はこちらから断った。

 

<秘書の有澤志郎は護憲リベラルの中国通の人だった!>

 しかし、有澤君との関係は違った。彼こそが自民党リベラルを背負っていくべき人物だと判断した。性格は明るく、腰は低い。バランス感覚は自ら培ったものだろう。彼は一緒に中国に行きたいと言い出した。

 外相秘書として鄧小平人脈も手にしていた。既に総理府総務長官秘書官などを歴任していた。「政治はバランス」を信念とする本格派の自民党政治家の資質を備えていたものだから、交流はずっと続いてきた。

 鄧小平の長女・鄧林(画家)や名前を出すことが出来なかったが、鄧小平を「おじさん」と呼んでいた党内事情に詳しい人物との長時間会見など広範囲に及んだ。1955年に駿々堂出版から「中国のニューリーダー」を出版した。有澤君の出版会には、大阪のホテル宴会場を支援者が埋めた。目下の問題人物の森喜朗も来ていた。

 北京取材では日中で活躍するオペラ歌手の左威が通訳ガイドを務めてくれた。中国青年報社長の徐祝慶、清華大学の曲徳林ほか祝智慧、孫文清、何林など今から考えると、実に多くの友人らが、北京の中南海の様子を語ってくれた。久しぶりに今朝、その本を開いてみた。改めて有澤志郎君の北京人脈に感心してしまった。この本は、中国研究の学者らに相応の参考文献となっているはずである。

 

<岸田も同じ手口で改憲派に洗脳されていた=外交は武器弾薬>

 話を戻すと、中山太郎の改憲活動がその後の関西地区の右傾化に貢献したかもしれない。笹川ギャンブル財団と維新の関係などだが、翻って現在を眺めてみると、岸田文雄も中山太郎の二の舞であることが理解できる。

 

 無知無能の倅を強引に後継者に擁立しているが、中山の二番手になるかもしれない。政治の世襲は、社会の進歩を阻害する。有澤志郎秘書を外した中山のツケは、間違いなく出てくる。宏池会の伝統・理念を放棄した岸田の罪は軽くない。広島の護憲リベラルの旗手・溝手顕正を落馬させた岸田の裏切りは今では天井知らずといえる。古賀誠は知っている。

 「非戦の9条改憲はしない」と公約していた岸田の改憲強行論は、天に唾するものだ。一握りの安倍・清和会に心を捧げた岸田を、野党や新聞テレビが見過ごしても、天は必ず見ている。池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一の宏池会領袖らは許さないだろう。

2023年3月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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1.桃子

新しい時代を迎えると、
経済は今までの世界の想像を超越します。
教育も、変わります。
人類は創造主の計画であることを、
認識出来るでしょう。

 
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博光建設(群馬・前橋市)に破産手続き開始決定

2023年03月25日 03時12分03秒 | 津波火災

博光建設(群馬・前橋市)に破産手続き開始決定

上毛新聞

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博光建設(群馬・前橋市)に破産手続き開始決定
博光建設(群馬県前橋市)が前橋地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった

 不動産業と建設工事業の博光建設(群馬県前橋市駒形町、根岸一博社長)が前橋地裁から破産手続き開始決定を受けたことが24日、分かった。15日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債総額は約5億1400万円。

 2007年設立。首都圏のマンションや商業施設など収益物件の仲介や分譲用地の売買を主体に不動産事業を幅広く手がけた。15年ごろから建設工事業に進出し、大口案件獲得を足掛かりに業績を伸ばした。同年5月期の年間売上高は約14億9800万円を計上した。

 しかし、太陽光発電事業の失敗などにより、22年5月期の売上高は約9500万円に落ち込んだ。資金繰りが悪化し、事業継続を断念した。

上毛新聞

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Let's Observe Global Ethic/Human Responsibilities!!

2023年03月21日 13時03分40秒 | 津波火災


地球状況の悪化、特に戦争と核脅威により世界終末時計は終末まで90秒と最悪の状態になっています。

これは人間業、特に貪瞋痴三毒によっています。それを制止すること、特に不殺など五戒を守れば終末を防げます。

五戒の不殺、不盗、不偽、不淫は相依相対の法(真理・倫理)世界に共に友として生きる必須項目であり地球倫理宣言で要請されました。

地球倫理宣言に基づいた「世界人間責任宣言」は「世界人間権利宣言」の対応物として発布五十周年に発布されるよう国連に要請されました。

権利の主張だけでは世界終末に至りますが、地球倫理/人間責任を共に守ればそれは避けられます。「必要の時の友は真の友」は今自他共にこれを守る事です。 共に地球倫理を守り、世界人務宣言が発布され共に守る様に自覚覚他に努め、周知徹底の為に努力しましょう❣ 

註1.五戒の最初の四項目は地球倫理宣言では以下の取り消し不能の四教令として皆が守るよう要請されています。第五項目が2018年に加えられました:       1.非暴力と生命の尊重の文化への献身
   2.連帯と公正な経済秩序の文化への献身
   3.寛容と真実の生活の文化への献身
   4.男女の平等な権利とパートナーシップ(共同精神)の文化への献身
   5.地球の維持可能性と世話の文化への献身 

2.地球倫理宣言は核戦争の危機回避の運動が世界中に広まった1993年シカゴで第二回の世界宗教会議で七千人以上が集まり採択発布されました。 

3.世界人間責任宣言は地球倫理宣言に基づいて元国家元首や宗教代表者たちのインターアクション・カウンシルにより国連に提出され、発布するよう要請されました。 

4.「権利のガンジス川は責任のヒマラヤ山に淵源する」とガンジーが言ったように、因縁生起・相依相対の世界の秩序安寧・平和繁栄は五戒のような責任を先ず守ることが先決で、権利はその範囲内で行使されなければなりません。

5.地球倫理宣言では以下の根本的原理を掲げています:     
   1.地球倫理なくければ新世界秩序はない。     
   2.根本的要請:すべての人間は人間として扱われなければならない。             3.四つの取り消し不能の教令 

6.宗教 (religion) は「聖 (holy: wholly wholesome: 全体健全, Rudolf Otto の宗教の定義) への帰一(ラテン語religareにreligionは由来)ですがその理想像は友(Mitra, Mithra, Mazda, Maitreya, Mile, 弥勒, Messiahなど)です。これは未来の救世主とされていますが、各自の可能性であり、未来の他者を待つだけでは何時までも理想社会は実現不可能でしょう(参照:依自不依他、依法不依他)。

7. 戦争は殺生、偸盗、虚偽、凌辱など一切の悪を含みますが、不殺生など地球倫理を守れば戦争は起こり得ません。国内では禁止されるこれらの罪悪を他国人に対して為す戦争は国庫主義という妄信に基づいています。我や我国だけを考え、他や他国を考えない自己中心は地球・生態などを無視した短見・偏見であり、情報化・民主化・地球化の時代には許されません。(参照:E.カッシラー「国家の神話」)

8.諸文献(地球倫理宣言・世界人間責任宣言)は下記でご覧下さい:   https://globalethic.network/2023/02/19/promote-global-ethic-human-responsibilities-2/

ーーーーー

The doomsday clock is at its worst state yet, 90 seconds to doomsday, due to the worsening of the global situation, especially the war and nuclear threat.

This is due to human karma, especially its triple poisons of desire, divisiveness, and delusion.

If we still these, and especially if we observe the five precepts of no killing, etc., we can prevent doomsday.

No killing, stealing, lying, and sexual misconduct, the first four of the five precepts, are the essential items to live as friends together in the related/relative dharma (truth/ethic) world, and they’re required in the Declaration of a Global Ethic.

At the 50th anniversary of the Universal Declaration of Human Rights, it was requested that the U.N. adopt and publish

The Universal Declaration of Human Responsibilities, based on the Global Ethic, as its counterpart.

The assertion of rights only would lead to doomsday, but if we observe the Global Ethic/Human Responsibilities together, doomsday can be avoided.

“A friend in need is a friend indeed” is to observe them together now. Let us observe the Global Ethic, strive for awakening, take action for the Universal Declarations of Human Responsibilities to be issued and observed together, and make them become known and realized! 

Note 1. The four items of the five precepts are requested as the four inalienable directives to be observed by all in the Global Ethic. The fifth was added in 2018 C.E.

   1.    Commitment to the culture of non-violence and respect for life
   2.     Commitment to the culture of solidarity and a just economic order
   3.     Commitment to the culture of tolerance and truthful living
   4.     Commitment to the culture of equality and partnership between men and women
   5.     Commitment to the culture of global sustainability and caring   

2.   The Declaration of a Global Ethic was employed and issued by the Parliament of the World’s Religions, a gathering of more than seven thousand people in Chicago in 1993, when movements to avoid the danger of nuclear war throughout the world were forming. 

3.    The Universal Declaration of Human Responsibilities, based on the Declaration of a Global Ethic, was proposed and presented to the U.N. by the Interaction Council of former state heads and religious representatives. 

4.     As Gandhi said, “The Ganges of rights issues from the Himalaya of responsibilities.” The order and welfare, and peace and prosperity of the related and relative world in interdependent co-origination, require that responsibilities be observed first, and that rights be allowed within their limits.

5.      The Global Ethic lists the following fundamental principles:
   1.  There is no new world order without the global ethic.
   2.  The fundamental requirement: All humans must be treated as humans.
   3.  There are four inalienable directives.

6.     Religion (from Latin religare: to reunite) is reunion with the holy (wholly wholesome, as Rudolf Otto defined religion) and its ideal figure is Friend (Mitra, Mithra, Mazda, Maitreya, Lile, 弥勒, Messiah, et al). These are considered to be future saviors, but everyone can and must aspire to be such a friend, as simply waiting for a future other would make it impossible to realize an ideal society/world.

7.      War includes all evils, like killing, stealing, lying, raping, etc., but if the Global Ethic is observed, war can’t happen. Wars in which these crimes are committed are prohibited in all countries, but they are done to other countries and people based on a blind belief in nationalism. Selfishness thinking, considering only the self and the country of the self, and not thinking of others and others’ countries, is short-sighted and biased, ignoring the globe, ecosystem, etc., and can’t be allowed in the age of the information revolution, democratization, and globalization. (cf. E. Cassirer, Thy Myth of the State).

8. Documents (Declaration of Global Ethic/Universal Declaration of Human Responsibilities) may please be referred to:      https://globalethic.network/2023/02/19/promote-global-ethic-human-responsibilities-2/ 
投稿済み 2023年2月26日
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jlj0011のblog 悲観的楽観論<本澤二郎の「日本の風景」(4748)

2023年03月18日 22時23分14秒 | 津波火災

悲観的楽観論<本澤二郎の「日本の風景」(4748)

悲観的楽観論<本澤二郎の「日本の風景」(4748)

<右も左も真っ暗闇=それでも人々の希望の火は消えない!>.より、転載をさせて、頂きました。

 鶴田浩二の歌に「右も左も真っ暗闇」という台詞があった。今がそうだ。以下は友人の話だ。「天気の良いときに散歩する。市民公園に梅が咲いていた。芝生にご座を敷き寝転ぶ。真っ青な空を白い雲が音も立てないで泳いでいる。傍らで幼児が滑り台に乗って嬉々として遊んでいる。かわいい!このまま白い雲に乗ってどこかに飛んで行きたい!その瞬間、ウクライナで若者が死んでいる。殺し合いに熱中する悪魔のような為政者の顔が浮かんでくる。同じことが日本の子供たちにも襲い掛かってくる!そう思うと、心臓がどきどきして落ち着かなくなる」と。

 戦争を知る日本人の誰もが感じる光景であろう。昨日、筆者は50年前の隣地の畑で、フィリピンのレイテ戦から無事に帰国した学徒兵が、精神を病んでしまって日がな一日、茫然と故郷の変わらぬ山を眺めて晩年を過ごした無念を思い出した。

 彼らの無念の結晶が非戦の憲法9条である。いま永田町では、神社神道の自民党や創価学会の公明党どころか、笹川ギャンブル財団や安倍らの別動隊と知られた物騒な極右の維新、自民党入りを画策する国民民主の、憲法改悪に向けた暴走を目撃している。こんな勢力に肩入れする立憲民主党に怒りを覚える。

 右翼の罠にはまって右往左往する日本共産党も存在価値を失ってしまっている。この世は「右も左も真っ暗闇」だ。悲観論が日本列島を覆いつくしている。

 

<名古屋市河村たかしの不条理>

 今朝の報道で、河村たかしが市長を続ける名古屋市が、突如として市民の憲法記念日の恒例集会支援をやめると言い出した。国会にいたころの河村はややましな政治家だと思っていたが、実際は右翼人間だった。歴史認識は石原慎太郎や安倍晋三の清和会と同じ貉だった。彼の周囲には、維新や国際勝共連合がまとわりついていた。人殺しの鉄砲に傾斜して、何が節税なのか。ミサイル一発でトヨタも名古屋も崩壊する時代に、武器弾薬の軍需産業に取り込まれてしまって恥ずかしくないのか。

 

<日韓右翼政権の不条理>

 悲観論が舞う日本列島は、日韓首脳会談でも表面化した。例の徴用工問題は、韓国の司法・最高裁の判断で決着し、日本財閥が破れた。反省と謝罪を求める被害者の当然すぎる韓国の正義を、国際社会は高く評価した。

 しかし、日本財閥は過ちを認めない、否定する。韓国への経済制裁を発動するという暴挙を始めた。それは我が次男の東芝病院での東芝の態度そのものだった。彼ら悪魔の財閥に「過ち」「反省」という文字はない。神社神道の強者の論理だ。かくして韓国に誕生した新たな右翼政権は、韓国の財閥に肩代わりさせるという、世にも不可解な司法判決を覆す手口で決着をつけようとした。その前提条件で日韓の右翼首脳が握手した。こんなイカサマが国際社会で通用するはずもない。

 日韓の右翼政権が永遠に存続しない限り、必ず破綻する。戦後77年を経ても、日韓の反共右翼政権は、相変わらず国民に足場を置いていない。

 

<日米韓の不条理=産軍体制(死の商人)=日米安保の破棄不可欠>

 日米韓体制のもとでの決着でもあった。ワシントンの後押しによる。日韓条約の時もそうだった。反共右翼政権下の決着である。非戦の憲法をないがしろにした、安倍・菅・岸田の政権の正体を暴いている。ここが見えると、外交の不条理も見える。

 ウクライナにテコ入れする日本政府の不条理は、日米韓の反共トリオによる。ロシアに敵対し、戦争を長引かせることに必死だ。ロシアの衰退狙いだ。そこに日本を巻き込んだ。欧米のNATO体制を、アジアにもNATO化を持ち込もうというのだ。ロシアの次は、中国との対決へと移行するだろう。ワシントンの産軍体制は、アジアでは日本韓国を巻き込んで、さらに印度と豪州を仲間にして、あと50年以上も飯を食うことが出来ることになろう。

 アジア諸国民の愚民化政策である。

 非戦の憲法破壊を、自公維の極右勢力は、統一教会主導による「非常事態条項」を憲法に挿入することで、非戦の9条を葬り去ろうとしている。日本に憲法学者はいるのか?日中韓米に罠を仕掛ける笹川ギャンブル財団の狙いとも見たい。今回の日韓関係正常化の根回し役は、笹川一味と統一教会と読めるのだが。

 

 77年前に決意した非戦の憲法による平和で安全な航海は、帆船日本丸である。武器弾薬不要の地球の自転に合わせて航海する、これが最善である。アジアを非戦の輪に巻き込む。武器弾薬を排除すれば、すなわち死の商人財閥を排除すれば、人々の暮らしは安定する。100%の確立で実現する!夢でも幻想でもない。日米安保破棄が決め手となる!

 悲観的楽観論が、人類が生き延びる真っ当な知恵である。

2023年3月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 旧優生保護法下の強制不妊手術を巡る訴訟で札幌高裁は16日、大阪、東京高裁に続き原告勝訴の判決を言い渡した。判決を受け、原告側は「国は自らが犯した非人道的な行為を反省すべきだ」と、上告を断念するよう求めた。【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の故全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領一家の秘密資金や犯罪疑惑をSNS(交流サイト)で告発した全氏の孫のチョン・ウウォン氏が15日(現地時間)、聯合ニュースの電話インタビューに応じた。

 

 【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟で、政府の解決策に反対する原告側弁護団は16日、三菱重工業が韓国内で保有する債権を回収するため、ソウル中央地裁に15日提訴したと発表した。

 

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1.桃子

これから、日本政府は終わります。政治家も解散になり、
Gesara法が發布、施行されます。
その内容にはきっと皆さんから、歓迎の拍手が鳴り止まないでしょう。
信じられないような素敵な世界へと、出発するからです。
もう少しです。これらは人類のために水面下で戦い、また用意して来て
くれた人たちのおかげです。
私たちの惑星、地球、世界を誰もが身近に感じるでしょう。
この戦いは聖戦です。歴史的な聖戦です。

 
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米銀破綻は問題を抱えたクレディ・スイスに飛び火した ──連鎖の始まりか - Yahoo!ニュース

2023年03月16日 17時49分30秒 | 津波火災
2 時間前 — 米金融市場の混乱のなか、欧州でも金融大手クレディ・スイスの信用不安が表面化し、スイスの銀行当局が「命綱」を差し出した。
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!「東大合格者」高校別ランキング・トップ20 開成、灘、麻布、聖光学院、渋谷教育学園幕張、西大和学園、桜蔭、駒場東邦、日比谷… 3月10日19時現在

2023年03月11日 12時56分18秒 | 津波火災

!「東大合格者」高校別ランキング・トップ20 開成、灘、麻布、聖光学院、渋谷教育学園幕張、西大和学園、桜蔭、駒場東邦、日比谷… 3月10日19時現在

サンデー毎日×週刊エコノミストOnline

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超速報!「東大合格者」高校別ランキング・トップ20 開成、灘、麻布、聖光学院、渋谷教育学園幕張、西大和学園、桜蔭、駒場東邦、日比谷… 3月10日19時現在
「サンデー毎日3月26日増大号」

 2023年度(23年4月入学)の東京大学一般選抜の合格者が3月10日、発表された。同大によると、志願者数は前年を201人下回る9306人で、合格者は2997人。倍率は3・14倍だった。

 一般選抜の志願者の女子の割合は22・5%と過去最高だった前年を0・2ポイント上回った。合格者数も21・8%と前年より2ポイント上がり、21年度の20・0%を超えて過去最高となった。また、学校推薦型選抜なども含めた春入学の合格者の女子の割合も22・7%で、前年より1・9ポイント上がり、21年度の21・1%を超えて過去最高になった。

 10日19時現在の東大合格者ランキング(暫定)の上位20校は次の通り。

 開成(東京・私立)146人、灘(兵庫・私立)86人、麻布(東京・私立)78人、聖光学院(神奈川・私立)78人、渋谷教育学園幕張(千葉・私立)74人、西大和学園(奈良・私立)73人、桜蔭(東京・私立)72人、駒場東邦(東京・私立)72人、日比谷(東京・都立)47人、栄光学園(神奈川・私立)46人、横浜翠嵐(神奈川・県立)44人、海城(東京・私立)43人、浅野(神奈川・私立)43人、渋谷教育学園渋谷(東京・私立)40人、早稲田(東京・私立)38人、東海(愛知・私立)37人、久留米大付設(福岡・私立)37人、浦和(埼玉・県立)36人、甲陽学院(兵庫・私立)36人、ラ・サール(鹿児島・私立)35人

 数字は推薦を含む合格者数で、昨年東大に合格実績のあった学校に調査を行い、3月10日19時までに回答があった学校を掲載している。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 3月14日発売の「サンデー毎日3月26日増大号」では「超速報!東大・京大 合格者高校別ランキング」として、両大学の合格者1人の高校まで詳報します。入試速報第4弾として北大、東北大、名大、阪大、九大、東工、一橋、神戸をはじめ、国公立大の前期合格者も特集します。

 ほかに「宮台真司が襲撃事件の全貌を明かす! コミュニケーション喪失時代の『不気味な影』」「和田秀樹 みんなに役立つ『受験の壁』第五回 『東大生の壁』〝受験学力〟は一生モノだ!」などの記事も掲載しています。

 東京大学への有名私立中高一貫校の合格者数強さは定着し、最終集計でも変わらないのでは、有りませんか。

理系学部の現役合格率は、公立高校よりも毎年群を抜いていると思います。

 

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高島屋の二人ローズちゃんに思う

2023年03月09日 17時42分59秒 | 津波火災


目次
高島屋(髙島屋)の会社概要
吉野家(𠮷野家)の会社概要
濱の異体字を使う「濵かつ」について
最後に
高島屋(髙島屋)の会社概要
編集
1831年(天保2年)、京都で飯田新七(現・福井県敦賀市生まれ)が古着・木綿商を開き、義父の飯田儀兵衛の出身地である近江国高島郡南新保村(現・滋賀県高島市今津町南新保)から髙島屋と名付けた。


明治期の半ばから貿易業に参入する[3]。1919年には株式会社髙島屋呉服店として、当時の大阪市の目抜き通りであった堺筋の長堀橋に長堀店を構える。大阪市によって御堂筋が大阪のメインストリートとして整備されるのに合わせ、1932年には御堂筋の南端に位置する南海ビルディング(南海難波駅の駅ビル)のキーテナントとして、ターミナルデパートの南海店を開店した(のちに長堀店を閉店し、南海店に統合して本店の大阪店に改称)。翌1933年には東京・日本橋に東京店(現・日本橋店)を開店して、関西資本の百貨店の中ではいち早く戦前に東京進出を果たした[4]。


第二次世界大戦終戦後は、相模鉄道(相鉄)と合弁し、横浜駅西口(神奈川県横浜市西区)再開発事業により建設された駅ビル・相鉄ジョイナスのキーテナントとして1959年に横浜髙島屋を開店。1969年には東急電鉄の二子玉川駅(東京都世田谷区)西口に百貨店を核として専門店と大型駐車場併設の玉川髙島屋S・Cを開業しており、これは日本初の郊外型ショッピングセンター(SC)として知られる[5]。1996年には新宿駅南口の新宿貨物駅跡地に専門店街併設の複合商業施設として「タカシマヤタイムズスクエア(髙島屋新宿店)」が開業した。JR東海(東海旅客鉄道)や高島屋などが出資して、2000年にJRセントラルタワーズ(名古屋駅ビル)の核テナントとして「ジェイアール名古屋タカシマヤ」がオープン。2009年に日本橋店本館の建物が日本の百貨店建築としては初めて国の重要文化財に指定された。2019年には「日本橋髙島屋 S.C.」に全面リニューアルした。


シンボルとしてバラの花を採用しており、「バラの包みの髙島屋」として包装紙や紙袋、他にもタカシマヤカード(クレジットカード)の券面デザインなどに採用されている[注釈 1]。


商号:株式会社 高島屋
(英文名:Takashimaya Company, Limited)
本社所在地:大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号


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jlj0011のblog ものつくり落第国<本澤二郎の「日本の風景」(4737)

2023年03月07日 14時11分29秒 | 津波火災

ものつくり落第国<本澤二郎の「日本の風景」(4737)

ものつくり落第国<本澤二郎の「日本の風景」(4737)

<すぐに壊れる日本製は以前の中国製のレベルに落下>より、転載させ頂きました。

1979年12月の大平正芳首相の中国訪問以来、軽く100回を記録、一人満足している凡人ジャーナリストは、中国人の日本を高く評価したことの一つが日本のものつくりだった。「これは日本製」が、彼らの合言葉のようだった。特に家電製品のそれは圧倒していた。日本製の便器も人気だった。

 

 元建築技師のチヨウさんは、北京市内の高層ビルで働いたことが自慢の種だった。日本の建設会社が請け負ったもので、今も市内の主要道路の長安街の東地区にそびえ建っている。彼は自宅で、今では超がつく本物の茅台酒を

ご馳走してくれた。生涯の思い出となった。

 中国製はよく壊れ、修理に頭をひねる中国人を見ながら訪中歴を重ねてきた。その中国は飛躍的に経済発展した。原動力が大平訪中時のODA援助だった。「もう必要ない」とブレーキを踏んだのが、清和会・台湾派の小泉純一郎内閣である。彼は国家神道を引きずる神社本庁の意向を受けて、戦争神社

として国際社会で知られる靖国神社参拝を繰り返した。日中関係の逆転は、小泉内閣を経て安倍内閣で完璧に1972年前に戻った。清和会は岸・A級戦犯の意向が反映した自民党極右派閥である。

 清和会路線のもとでの日本経済は衰退し、ものつくり大国は沈没してしまった。そのことを、いま我が家で試練の体験をさせられている。

 

<2年ほど前に購入したナカトミのエンジン耕運機=エンジンかからず>

 反省も謝罪も出来ない東芝の製品の質はよくない。買うのをやめて久しいが、目下のところ、猫の額の広さの家庭菜園のために購入したミニ耕運機のエンジンがかからない。1年に10数回程度しか使用していない、学生なら2年生である。その前には中古の耕運機を中国人が見つけてきたが、これが全く役立たず。仕方なくコメルという店で、ナカトミのエンジン耕運機を購入した。

 日本製の車は、いまも元気なようだが、ガソリン車から電気自動車になるとどうなるのか?耕運機も自動車並みと思って使い始めたのだが、どうもエンジンがかかりにくい。使っていても暴走するので、気楽に転がすことが出来ない。

 今年はやや春めいてきたので始動させようとしたが、一度だけ点火したものの2度とかからない。説明書を初めて取り出した。「オイル不足か」と思ったが、大して使っていないため、それはない。マフラーの汚れは半分程度。プラグを見たが、素人にはよく分からない。

 やむなくナカトミ本社に電話したのだが、同じ点検をもう一度やってほしい、という程度のアドバイス。試したが効果なし。購入したコメルに苦情を言うしかないのか。修理代金が高いだろう。車はこんなことはないのだが。

 

<東電ブレーカー故障=火災炎上寸前にエアコン設置で命拾い>

 君津中央病院に3月3日に付き添いで出かけた。帰りにFAXのインクを購入しようとして、ヤマダ電機を回避してケーズデンキに寄った。ついでに、この1年動かなくなったエアコンが気になって見てしまった。幸い見たくもなかった東芝製品が置いていない。目の前の日立に注目した。店員が今が買い時と宣伝するものだから、夏場で買うよりもいいはずだと一人合点して6畳用を買ってしまったのだが、これが幸運を運んでくれた。

 取り付けるためのケーズデンキの業者が、昨日の3月7日に来て取り付けてくれたが、いざ試運転の場面で動かない。理由は電気が流れていなかった。そんなバカなことがあるだろうか。

 8年前にエアコンを増やしたさい、電源盤を20アンペアから30アンペアに変えた。東電の業者が工事をしてくれた。エアコン用のブレーカーもついており、間違いなく電流が流れているはずだが、工事担当者は「電気が通じていない」と首をひねりながら、ブレーカーを開いて仰天してしまった。

 接続不良が見つかったのだ。「運が悪いと火災が起きて大変なことになるところでした」という腰を抜かすような説明に納得した。

 

<幸運=ケーズデンキ木更津店の向山さんに助けられる!感謝>

 彼は、茂原市から木更津のケーズデンキに通っているという電気修理屋の向山さんといった。突然止まってしまったエアコンを昨年、掃除をした途端、動かなくなった。電流が流れて居なければ、動くわけがない。そうして夏と冬をやり過ごしてきたのだが、それにしても電源盤の接続が外れていたとは?原因は地震のせいか、それともいい加減な手抜きのせいなのか。

 311で東電の関係者はおかしくなっていたのか?はっきりしない。しかし、万一漏電やショートして火事?それが真夜中だと命の危険性も想定された。

 まだ冬場の季節は続いている。わが狭い書斎は本を大量に処分したものの、まだかなりある。その部屋が暖かくなった。一息ついたがそれにしても、電源盤の不良を見つけてくれたケーズデンキの向山さんには感謝感謝である。

 まさに幸運だった。次男も妻も悲劇の運命に敗北したが、夫はまだ健在で、こうして生きている。

 

<日本車はかろうじて合格だが、他に何があるのか?>

 日本を代表する軍需産業の三菱重工は、国産初のジェット旅客機の開発から撤退した。経産省の敗北ともなった。日本の技術は、ものつくりは、もはや過去の話となっている。

 「日本製」は、国際社会では通用しなくなってきている。官僚も政治屋も腐敗の権化である。この10年のアベノミクスの実績は、投資もしないゼロ点だ。そんな安倍政治の回顧録をナベツネ配下の読売が出版し、安倍晋三の嘘をまとめた。これが今の日本の実像なのであろう。

 極右・清和会は岸田という看板を替えてみたが、やってることはアベノミクスの延長である。国民は沈没をじっと見ているだけでいいのか。

2023年3月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

  

 

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1.夏海正夫

H2ロケットの失敗も同様ですかね⁉️😨😅

 
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jlj0011のblog 西山・蓮見両者に勇気100倍<本澤二郎の「日本の風景」(4727)

2023年02月27日 11時24分15秒 | 津波火災

jlj0011のblo

西山・蓮見両者に勇気100倍<本澤二郎の「日本の風景」(4727)

西山・蓮見両氏に勇気100倍<本澤二郎の「日本の風景」(4727)

<臥龍点睛を欠いた岸信介の実弟・佐藤栄作の沖縄返還密約>

 「日本人は敗戦でも反省しない堕落した民族」との評価が定着しているようだが、その一つが1972年の沖縄返還だった。7年8か月の佐藤栄作長期政権の引退の花道に設定されたのだが、しかし、日米間の密約という国家的犯罪でもあった。密使・若泉も自死している。

 

 ワシントンからの密約公電を外務省事務官の蓮見喜久子さんが見つけた。それを知り合いの毎日新聞の外務省記者クラブ(霞クラブ)の西山太吉記者に渡した。同記者から社会党の横路孝弘代議士が受け取り、これが国会で暴露された。沖縄返還交渉は、長州政治屋の玩具にされたもので、改めて属国の日本を裏付けた。その政治的貢献が揺らぐことはない。

 

 天皇制国家主義の藩閥政治こそが、戦前の軍国主義を支えていた。国家神道と教育勅語にからめとられた日本人は、この呪縛から逃れることなく侵略戦争に突っ込んで、日本列島を粉々にされて敗戦を迎えた。

 薩長というが、実際は長州閥の独壇場だった。敗戦後の民主化された日本もまた、長州政治に翻弄されていた。ここが日本人の欠陥を暴露した。結果、沖縄返還は沖縄県民のためではなかった。A級戦犯の岸信介の実弟・佐藤栄作による自身の栄誉に利用された。岸の孫の安倍晋三内閣のもとで、沖縄の人たちは新たに戦場にされようとしている。沖縄県民はいま立ち上がって抵抗を始めた。戦後の長州閥の蛮行に日本は、きりきり舞いさせられている。

 それを知らせてくれた沖縄密約を日本国民に公開した西山さんが、91歳で亡くなった。彼こそが新聞人として「権力に屈せず」を地で行ったジャーナリストだ。言論人は、西山元記者の生きざまを今後の報道に生かす責務があろう。「権力に屈しない」ジャーナリストが、ジャーナリストなのである。

 

<極秘公電を見逃さなかった蓮見喜久子事務官は役人の鏡・正義の人>

 公務員は全体の奉仕者である。今は霞が関にいない。沖縄返還に日米間で密約が存在したことを、見逃すことなく、外務省の事務官の蓮見喜久子さんは、勇気ある内部告発者となって、公務員として責任を果たした。彼女は役人の鏡である。

 この一点において彼女は、全体の奉仕者として責任を果たした勇者である。彼女がいなければ、国家的犯罪である密約は永遠に秘匿された可能性が強い。日本での密約発覚が、その後のワシントンから裏付ける証拠が次々と露見して、その都度、西山さんは屈せずに法廷に立った。

 西山さんは反骨の言論人として91年を生きた。蓮見さんも国民のために政府の不正を暴いた。二人の存在が長州の悪徳政治を暴露した。この世にもう二人はいないが、二人の見事な活躍は戦後史に残る。無論、いい意味で、である。

 

<「情を通じて」という政府・検察の暴論に誤魔化されてはならない>

 国家犯罪を暴露され面子を無くした佐藤内閣は、これを違法行為と決めつけた。しかも、卑怯なことに男女関係にすり替えて重大な国家犯罪を、無知な週刊誌記者に垂れ流し、それをガンガン書かせて国家犯罪を矮小化して、まんまと逃げ出そうとしたが、世論は許さなかった。

 いま西山・蓮見両氏に棒を投げる日本人はいない。二人とも課せられた責任、すなわちジャーナリストとして、国家公務員として、それを見事に果たし、晩年の佐藤栄作という長州政治家のイカサマぶりを露呈させ続けている。

 

 佐藤の日程に合わせた極秘の日米工作が、目下の沖縄で今も大きな重い荷物となって人々に「平和な島」を返還するどころか、その反対である。岸の孫は「台湾有事」を叫び、それをワシントンにまで宣伝し、東アジアを火薬庫にしようと企んでいた。その先に43兆円の戦争準備計画が始動している。

 昨夜ネットで少し昔話を見てみた。そこに宇都宮さんから「忘恩の徒」と最低の非難を浴びながら、莫大な金集めに成功した読売の渡辺恒雄の記事が出ていた。

 ドラマを見ていないが「運命の人」という、政治を理解できない小説家の本に描かれた自身の扱いに対して怒りをぶつける内容だった。そんな渡辺でも「急ぎ過ぎた沖縄返還」と佐藤批判をしていた。

 長州閥の沖縄返還は、日本の不幸、大失敗だった

 

<「怒り狂う平河クラブの毎日記者」を隣の机で目撃し激励した筆者>

 沖縄返還密約事件と自民党総裁選が繰り広げられていた1972年に政治部に配属された筆者は、誰もが希望する自民党担当の平河クラブに所属した。同時の第二の人気クラブの首相官邸をカバ―する内閣記者会の永田クラブにも入った。おそらくこの二つのクラブに20年も所属した幸運な記者は筆者しかいない。長いといいわけではない。ただ、日本中枢の歴史をその都度目撃出来た。

 

 国会が開会されると、この二つの記者クラブは、国会内に移動する。太陽が昇る正面東口2階のほぼ中央に自民党の幹事長室、その左手隣に平河クラブ。西側中央が永田クラブ。当初はこの二つの記者会見を覗きながら、議事堂という巨大な建造物を見聞しながら取材を始めた。

 この平河クラブの机の隣が毎日新聞だった。筆者の自民党派閥の取材は、護憲リベラルの宏池会・大平派から、同時に右翼の中曽根派を回った。当時は渡辺が中曽根の盟友という事情など全く知らなかった。

 総裁選の焦点は日中国交正常化問題で、これを実現することを大平派と田中派が連合して公約に掲げた。対して台湾派の岸派の後継派閥の福田派が反発する構図で論戦が繰り広げられた。無論のことで、台湾派の大御所である岸と佐藤が支援する福田派が、次期総裁有力候補となっていた。この総裁選取材に追いまくられていて、沖縄密約問題は社会部の範疇とされ、政治部の埒外だった。

 しかし、渦中の西山さんの毎日新聞の平河記者は、当局の対応に怒りを抱いていた。隣り合わせのデスクだからそれがびんびん感じたものだ。「頑張って」と何度も声をかけたものだ。

 後に分かったことだが、西山さんは大平派担当のベテラン記者だった。田中内閣で外務大臣に就任して、一気呵成に福田派清和会を蹴散らして日中関係を見事に処理した。その辺を予想していたかのように、佐藤も岸も大平を警戒していた。西山さんが大平に期待していたことも、永田町の政争の具にされた。検察は岸・佐藤を忖度し、例の「情を通じて」というキャンペーンで二人を追い詰めていた。

 既に護憲リベラルと改憲軍拡の対立が、この佐藤の国家的犯罪を軸にまとわりついていた点を軽視すべきでない。

 

 無念にも西山・蓮見両者は、沖縄返還の不正を暴きながらも、検察権力と福田派清和会によって散々な目にあわされて行くのである。

 いま大平派の後継者となった岸田文雄に対して、筆者同様に西山がぼろくそに批判していたようだが、当たり前であろう。岸田は宏池会を裏切って、安倍清和会の軍門に下って、安倍同様に改憲軍拡を叫んでいる。

 余りにもいい加減な人間で、とても政治家と言えない。日本転覆を速めている点に、国民は注視する必要がある。こんな日本に西山さんも呆れてしまったのだろう。生きる価値のない日本に成り下がってしまった今の日本なのだ。

 「西山さんと蓮見さん!辛かったでしょうが、まともな日本人は感謝していますよ」と言わねばなるまい。

 2023年2月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 訃報

沖縄返還を巡る日米の密約の存在を報道し、機密文書を違法に入手したとして有罪判決を受け、その後も問題の追及を続けた元毎日新聞政治部の記者、西山太吉さんが24日、心不全のため北九州市の介護施設で亡くなりました。91歳でした。

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1.金野勤

 

情を通じて❓️

密約は事実なのだから何であれ密約を暴いたことは評価に価する。

公務員の鑑‼️

公務員だろうが社員だろうが議員だろうが【市民を】欺くことは【罪である】

自民党は【密約】を国民に内緒にして欺いてきた。

反骨の精神が抵抗を生む。

 
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jlj0011のblog 本末転倒国会<本澤二郎の「日本の風景」(4716) 2023/02/16 08:53 0

2023年02月16日 11時28分34秒 | 津波火災

本末転倒国会<本澤二郎の「日本の風景」(4716)

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本末転倒国会<本澤二郎の「日本の風景」(4716)

<43兆円の戦争準備は非戦の憲法第九条に真っ向から違反!>んより、転載させて頂きました。

 43兆円の戦争準備予算案の国会が、スイスイと鯉が広い池を泳いでいるかのように始まっている。野党は、敵基地攻撃がどうのこうのと枝葉に集中して、本丸を全く追及しない。ラジオをひねったら伊勢神宮や出雲大社など神道に賭けてきた立民の枝野が、この調子で持論を叫んでいた。

 本末転倒国会をまたしても演じている。高額報酬を懐に入れた与野党議員の国会質疑を聞いていた市民運動家は、昨夜溜息をもらしていた。

 「世界に冠たる日本国憲法」(鈴木善幸首相)の真髄は、非戦の第九条にある。「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と明確に規定し、そのために「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と内外に宣言。

 それでいながら安倍晋三の後継者となった岸田文雄は、まるで東条英機か文鮮明、はたまた岸信介の生まれ変わりのように、誰もが想定しなかった43兆円の戦争準備予算案を強行しようとしている。世も末か、日本沈没のあだ花か。

 

<非戦論は明治期の東洋と西洋の思想から編み出した松本英子の叫び=ワシントンの押し付けでは全くない>

 この非戦論を唱えた最初の人物は、明治期に女性ジャーナリスト第一号となった松本英子である。東洋と西洋の平和主義を体得したことが、彼女の非戦論を生み出した根源だろう。

 第一次世界大戦の渦中、彼女はひるむことなく堂々と、アメリカで声高らかに発信した。これがどんなにすばらしい平和主義か、今を生きる日本人は分からない。反骨のジャーナリストは、たとえ 凡人であっても分かる。日本人の護憲リベラルの思想は、ここから発している。

 A級戦犯の一党は「アメリカに押し付けられたものだ」との捏造論で、歴史を知らない無知な学者や右翼化した人たち、いわゆる死の商人まがいの面々に宣伝してきた。特に国際社会で戦争神社と呼ばれてきている国家神道の後裔カルト教団「神社本庁」と、そこから派生した天皇教の極右「日本会議」が神道の信者・氏子らに教え込んでいることが分かってきた。

 この天皇狂をささえる神道こそが、人間差別・男女差別の元凶である。統一教会もこれに従って目下のLGPT運動に抵抗し、それに服従する岸田内閣である。

 幼くして漢学者の父・松本貞樹から四書五経を学んだ松本英子は、本末をわきまえていた。漢学は人間学である。人の道を合理的に体系的にした科学的な思想体系で、他の思想を優に超えた思想学問であることがわかる。

 

<巡航ミサイル500発で印度太平洋の覇権大国は幼稚で幻>

 不気味な日本会議やワシントンの死の商人にそそのかされて突如浮上した43兆円の戦争準備予算案は、やくざ代議士の倅が担当している点も、岸田の悪魔性を露呈している。

 岸田は安倍の改造政治屋にすぎない。ことの重大さをまるで理解していないことは、倅を首席秘書官に起用し、首相外遊に同行させ、買い物や記念写真撮影で遊んでいたことが発覚したことも、それを裏付けている。

 巡航ミサイル・トマホーク500発は、貧困国の最後っ屁なのであろう。ボタンを押せば、沖縄や佐世保・横須賀が死の灰に覆われる。54基の原発炎上ともなれば、日本沈没が100%の確率で具体化する。

 この国の為政者と国民の代表は、完全に狂人になってしまった!

 

<核の脅威を知るワシントンは北京との戦争を確実に拒否する>

 安倍側近の危険人物の一人となって、国民の警戒対象となった萩生田光一や高市早苗ら極右の面々、無論清和会関係者は台湾有事に期待するような誘いかけをしてきている。

 日米共闘して中国を退治するという、桃太郎の鬼退治の世界を夢見ているのであろうか。

 アメリカは決して中国と戦端を開くことはしない。目下のロシアとの戦争でさえも間接的な対応である。自ら火の粉をかぶるようなへまはしない。いわんや中国との核戦争に手を上げることは、万万が一、想定できない。

 

<日中戦争を繰り返す世界第三位の軍事大国=1位と三位の共闘は幻>

 過去に自衛隊の元高官が「日本は中国と闘うことは出来ない。アメリカとの同盟を大事にするしかない」と言っていたことを思い出す。これは米中戦争ともなれば、アメリカに加担してもいいとの考えのようだ。

 台湾有事は台湾独立派がNATOを惹きつけるための工作の一つだ。北京の武力制圧はない。中国の人民が反対するし、人民解放軍も動かない。日米が共闘して14億人の中国と戦争する?ありえない!

 岸田の先輩の宮澤喜一は「核の時代が憲法第九条を光り輝かせている」と優れた見識を披露している。大平正芳と田中角栄が命がけで実現した日中和解を、A級戦犯の亡霊どもに破壊されていいわけがない。

 明治の松本英子の非戦論は、いま国民の間に燎原の火のように広まっている様子が瞼に映っている。清和会・統一教会と決別する2023年にしなければならない。

2023年2月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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新興国のリーダーであるトルコの金融システムは機能しなくなり、トルコ社会の大混乱に輪をかける。その余波は、近隣地域のキプロスなどだけには止まらない。トルコ人が沢山住む国とドイツにまで及ぶ。

2023年02月11日 16時00分41秒 | 津波火災
 
 

新興国のリーダーであるトルコの金融システムは機能しなくなり、トルコ社会の大混乱に輪をかける。その余波は、近隣地域のキプロスなどだけには止まらない。トルコ人が沢山住む国とドイツにまで及ぶ。

2023年02月10日 22時31分57秒 | 「権力を知り」と「政治を考える」~『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との...
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
新興国のリーダーであるトルコの金融システムは機能しなくなり、トルコ社会の大混乱に輪をかける。その余波は、近隣地域のキプロスなどだけには止まらない。トルコ人が沢山住む国とドイツにまで及ぶ。(satoko女史)』より、転載させて頂きました。
 
※米国在住の個人投資家satoko女史の過去レポート一覧

◆〔特別情報1〕
 在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。
 2月の満月の日、混乱の時期が始まった。トルコとシリアの地震。日本からは遠い国なのだと思わせたのが、救援派遣。ロシアがシリアでは即刻、シリア駐留軍からシリアの被災地に300人の救援隊と機器を派遣し、本国からはトルコとシリアに医療関係者を含め5000人と機器を軍用機で送り込んでいる。それに比べて、日本の救援隊は二桁違いのお粗末さだ。この時期に発表されたのが、トルコのインフレ率。年間で58%(5.8%ではなくて、58%)。これからわかるように、政府・中銀の金融政策、財政政策がこの数年間全く機能していない。実は、地震の直前に、ナイジェリアで新紙幣への移行がスムーズに行かず(インドのようなことをやろうとした)、暴動が起きている。ナイジェリアの銀行は米ドル建てのトルコ債券を多数保有していたため、ナイジェリアの銀行危機が、トルコに飛び火し、トルコの銀行破綻のリスクが大きくなっていた。
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jlj0011のblog 宗教法人法の課題<本澤二郎の「日本の風景」(4707)

2023年02月07日 15時57分05秒 | 津波火災

jlj0011のblog

宗教法人法の課題<本澤二郎の「日本の風景」(4707)

宗教法人法の課題<本澤二郎の「日本の風景」(4707)

<税の優遇をなくし、天文学的財政悪化解消とカルト教団政教一致解消>

 「新しい戦前」でいいのか。怖ろしい時代の突入を察知した識者の声というが、もしもこれに迎合すると、もはや世の中は真っ暗闇。日本という国の政治変革にはカルト教団が関与していることが、今回の安倍銃撃事件でわかった。統一教会だけではない。神社本庁や創価学会も。ほかにもあろう。彼らの暴走の背景には、無税制度による莫大な資金が存在する。 

 莫大な闇資金が、政治と社会を狂わせる原動力である。信教の自由を口実にした無税制度は、直ちに解消すべきである。自公内閣による借金体質は天文学的だ。生まれた赤ちゃんも1000万円借金は異様であろう。財政は破綻している。税の優遇はなくすしかない。

 新たに宗教法人役員にやくざ暴力団の排除せよ、との9県の要望も当然である。自民党の右翼派閥とやくざの深い仲は、A級戦犯の岸信介・福田赳夫・安倍晋太郎・晋三時代からだ。中曽根派にもいえる。カルト教団と自民党右翼派閥の関係が、間違いなくこの国を危うくさせている。いま公明党創価学会もその仲間に入ったようだ。

 

<政教分離とやくざ(暴力団)とカルト教団排除は不可欠>

 世は21世紀である。国際社会は政教分離を法治の根幹にしている。戦前日本の天皇制の国家神道(現在の神社本庁)こそが、植民地支配と侵略戦争の元凶となって国際社会を狂わせた。

 政教分離は断固として貫徹する必要がある。天皇制の恐怖の腐敗は、いうなれば神社神道による人民の奴隷化にあったともいえる。天皇制を維持させるための防護服がやくざ暴力団だった。

 前世紀の遺産は解体するほかない。

 

<常態化していた統一教会の外為法違反=創価学会は?>

 高等小学校卒業の田中角栄は、それゆえに一世を風靡した人気首相となったが、彼を追い落とした材料は米国ロッキード社からの賄賂金5億円だった。しからば韓国やアメリカや中南米諸国への詐欺的呪いの手口でかき集めた統一教会による日本資金は、数兆円かそれ以上にのぼると見られているが、宗教法人の闇に隠れて罪に問われることなく強行されてきた。

 民主主義の国でこんな違法行為が許されていいのだろうか。これ一つとってみても日本の政治腐敗は、世人の予想を超えている。

 同じことは海外に資産を有する創価学会にもいえるだろう。どのような手段で資金を世界各国に持ち出しているのであろうか。フランスでは創価学会をカルト教団として監視を強めている。

 

<甘すぎる宗教法人法は不正腐敗の温床でいいのか=憲法破壊の元凶>

 カルト教団は甘すぎる宗教法人法を隠れ蓑にして不正を行っている。統一教会の霊感商法はその典型であろうが、そればかりではない。無税の資金を使って悪政に手を染めている教団は多い。

 政府・国会と裁判所の怠慢に尽きる。カルト教団は選挙を利用して政府と与野党を内部から懐柔して恥じない。女性活用に長けている。やくざも同様である。強姦した女性との性行為動画を手にすることで、女性を自由自在に将棋の駒のように駆使して目的を果たしている。

 憲法破壊の元凶でもあろう。カルト教団による政治的自由の拘束もまた、憲法に違反する。こんな民主主義を放置していいわけがない。強く訴える必要がある。公民の代表の覚醒を求めたい。

 

(産経)税優遇措置がある宗教法人の設立などを定める宗教法人法について、特定危険指定暴力団「工藤会」(本部・北九州市)を抱える福岡など9県が、法人役員の資格や解散命令の要件に暴力団排除規定を盛り込むよう国に要望していることが2月5日、分かった。過去には暴力団が絡む宗教法人を悪用した脱税事件なども起きており、暴力団の拠点がある兵庫県なども共同提案しているが、国は「実効性が乏しい」と応じていない。

 

(追記)夕刊紙も買えない凡人ジャーナリスト

 昨日はひどい目に遭った。日刊ゲンダイのコンビニでの買い方も知らなかったせいである。午後2時前にコンビニで残っていた1部を買った。130円だ。ほっとして紙面を広げると、我が近況記事が載っていない!青くなった。前日に覚えたてのSMSで100人ほどの友人に知らせておいたものだから、さあ大変!自宅に置いたスマホには札幌や沖縄から「記事がない」とのクレームが。パソコンを開くと、都内の友人から「大きく出ている」との連絡が入った。直感で地方版には掲載されないと判断した。あわてて地方の友人らに「勘違いした」とお詫びのSMS送信。これがまた大変。夕刻に八千代市の友人が「出ている」との報告だ。木更津市の友人からも「見た」と。今度は岐阜県からも「見ました」の連絡が入った。地方にも出ていることが分かった。今度はあわてて「出ている」との訂正のSMS。不慣れなSMS操作も重なった。命が縮む思いをしてしまった。無知の怖さだ。もう大分ご無沙汰している友人に老醜をさらすことで「本澤はまだ生きている」との思いからの発信だったのだが。

 

 午前中は楽しかった。親類先の柴崎豊平・福江夫妻が、自分の畑で耕作した大豆で健康食品の代名詞のような醗酵食品の味噌を造る様子を見学したせいだ。防腐剤と添加物の食料品ばかりの世界に生きる現代人である。それなしの手造り味噌は一見の価値がある。大きな釜が、豊平さん手作りのドラム缶のカマドに乗って大豆を煮ている。これも圧巻だ。

 煮汁を飲むと甘い。これを餅つき機に入れて豆を潰し、麹と混ぜて練る。麹の量で味噌の味に変化が出る。柴崎家の味噌には、大豆とほぼ同じ量の麹を混ぜるから、塩分も少なく最高の味のいい味噌が出来る。麹は米から醗酵して造るというもので、こちらは専門の店から購入する。

 幼いころは、どこの家でも味噌を作っていた。我が家の隣の豆腐屋という屋号の大きな釜を借りて造っていた。その際の汁をご飯にかけて食べた。今回はその汁(名前を忘れた)もいただいた。本日は2回目の懐かしい挑戦である。

 昔の方が健康食品を食べることが出来た日本人ということになる。戦前回帰は許されないが、食べ物は大陸から届いた健康食品がいい。

2023年2月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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1.桃子

ブルームバーグで報道
日銀の黒田総裁がコロナ濃厚接触者と判明

これは黒田総裁が逮捕されたことです。
これからこのように報道される人が増えるでしょう。
逮捕とは絶対に報道しません。
真実は後からわかるでしょう。
私たちは牙城の中に入っています。

画像は東京上空から調べている飛行機があるのがわかるでしょう。
https://pbs.twimg.com/media/FoQmsO3aUAE923F?format=jpg&name=large

 
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2.桃子

私の情報に、過度の心配はなさらないようにお願いいたします。
すべては世界の人類の救済のために計画されたことです。
世界は一部の支配者によって、実に長い間人類は支配されてきました。
そして今回のワクチン接種によって、多くの人が被害をうけてきました。
この事から、政府政治家を信用できないひとも、増えてきています。
今までの社会構造の真の姿を、私たちはこれから理解するでしょう。
日本が変わることは、世界の人類の為でもあります。
大量の逮捕者はすでに運ばれていましたが、政府政治家その他の有名人も、これから大量に排除されていきます。
やっとここまで前進してきました。
どうか、この作戦に落ち着いていてください。
皆さんの努力に感謝いたします。

 
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