気持ちのコントロール

2007-12-01 | 社労士日記
昨日の横綱朝青龍関と亀田大樹選手の謝罪会見に関してニュースでかなり取り上げられていましたね

謝罪会見の内容がどうとかは別として、自分自身の気持ちがコントロールできていたのは横綱だったような気がします。


それとは別に、ゴルフの石川遼選手・・・いつもは強気の会見ですが、昨日の片山選手との最終組でのプレーはうまく気持ちをコントロールできなかったようです。

とはいえ、プレー終了後の会見では「僕もプロツアーに出場し続けてプロに少しは近づけたかな、とも思っていましたが、勘違いだったことが分りました」と冷静に自分を振り返っていました
技術だけでなく精神的にも純粋に足りない部分を見つめているようで・・・恐るべし16歳




少しだけ関連して・・・

***** 日経夕刊(11/28)「こころのサプリメント」より ここから *****
『「そう」と「うつ」を繰り返す 気分の波ゆるめる治療を』

30代男性のAさんは今年初め、うつ病と診断された。半年過ぎても回復が思わしくないため、カウンセリングルームを訪れた。

大学卒業後、ある大手IT企業に就職したAさん。生来の頑張り屋の性格と、早く確実な仕事ぶりを見込まれ、数年後には主任に抜てきされた。だが任された責任はあまりに重く、着任数カ月後にはダウン。うつ病との診断を受け、自宅療養を余儀なくされた。

最初は療養に専念していたが、体力回復とともに持ち前の頑張りが顔を見せ、休むことに抵抗を感じ始めた。療養中なのに大学院の受験勉強を開始し、見事合格。回復もそこそこに職場復帰を果たすと、会社員と大学院生という「二足のわらじ」生活を始めた。
復帰した会社では上司とソリがあわずに苦労したが、Aさんは仕事と学業にまい進。仕事をこなしつつ修士論文を提出、博士課程試験の合格まで果たした。

そんなAさんの過活動状態が急降下したのは今年春だ。朝になると、身体が動かず出社できなくなってしまった。その時点で主治医からは「うつ病の再発」との診断がくだされていたが、これまでの経過を聞いたカウンセラーはAさんに「そう」と「うつ」の波があることを指摘し、他の医師の受診をすすめた。その結果、「双極性障害」であることが分かった。



一見うつ病のように見えながら療養半ばで過剰に動き回り、また気分が落ちるといったジェットコースター的なパターンを繰り返す人がいる。気分の波をゆるめるための治療が必要だが、活動的な状態を「いつもの自分」ととらえ、うつ状態のときだけ受診するため、単なる「うつ病」と誤診されがちだ。適切な治療を受けるまでに数年を費やしてしまうことが少なくない。

Aさんの状況に「どこか自分と重なる」と感じる人は「単なる気分の浮き沈み」と放っておかず、これまでの経過をまとめたうえで一度「双極性障害」に詳しい医師を訪ねてみてほしい。
(ピースマインド臨床心理士 谷地森 久美子)
***** 日経夕刊(11/28)「こころのサプリメント」より ここまで *****



そういえば、今朝の自転車通勤は気持ちよかったですね

たしかに出掛けは寒いですが、いつもと違って北風ではなかったからかもしれません

そのぶん予想以上に汗かいた・・・
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役所紀行(73)

2007-12-01 |  役所紀行:東京
今日から師走

気分上々に来年を迎えるべく残りひと月も自転車に仕事に…

逆でした(^^ゞ 仕事に自転車に邁進しときます!

で、初日なので自転車に乗っときました(^^)v

当初はこのまま産業カウンセラー自主練に向かう予定でしたが…

近所のスーパーよろしく、年内休まず営業中?という訳で、とっとと事務所に向かいます(^^)




追記
当初は足立シリーズの続きで足立職安も考えましたが、やや時間がないので断念


渋谷公共職業安定所:〒150-0041 渋谷区神南1-3-5 渋谷神南合同庁舎1~4F  03-3476-8609
  同じ場所の労基署紀行は夏だったらしい・・・既に訪問済みの渋谷社保には来週年金相談の予定

<役所訪問履歴>
厚生労働省&社会保険庁 社会保険事務所(27) 労働基準監督署(24) 公共職業安定所(24)



今日のおまけ

***** 日経夕刊(11/28)「あすへの話題」より ここから *****
『三人寄れば言うがまま』

近所のラーメン屋に行った。塩ラーメンが食べたかった。開店と同時に一人ひとり順に注文してゆく。私の前に10人ほど並んでいただろうか。なぜか皆、醤油ラーメンを頼んでいる。この状況・・・思わず私も醤油ラーメンに注文を変えてしまった。

周囲が同じ行動をすると、類似した振る舞いをせざるを得ない雰囲気になる。このように集団圧力に屈して意見や行動を変えることを「同調」という。

同調するのは人間だけではない。最近の研究によれば、ゴキブリも似た行動をとるという。ベルギーのハロイ博士の実験だ。

ゴキブリは複雑な社会行動を示す知的生物である。光を嫌い暗所に群がる習性に目を付けた博士は、ロボットを使って実験を行った。16匹のゴキブリを観察するのだが、その中の4匹はロボットである。ロボットはゴキブリたちと社会協調するように精巧にプログラムされており、暗い巣で過ごしている。

そこで、この4台のロボットのプログラムを、明るい巣を好むように書き換える。すると周囲のゴキブリたちも追随して、明るい巣へと移動した。同調である。

4匹という数が面白い。私たち人間の場合、「皆がそうするから」というときの「皆」とは具体的に何人を指すのだろうか。試してみればすぐにわかる。答えは3人以上だ。2人が醤油ラーメンならば私はまだ塩ラーメンを注文できるが、3人続くと状況が一変し、集団圧力が生まれる。

2人と3人。数の上では大差なく思えるものの、心理的には大きな隔たりがある。これは裏を返せば、ある人に何かを同調させるためには他の3人の意見を事前に揃えておけばよいとも言えるわけだ。
***** 日経夕刊(11/28)「あすへの話題」より ここまで *****

ゴキブリも明るいところで過ごせるのか・・・って、ところに感心してる場合でもなく



労働協約の4分の3拘束力はこの辺からきてるの

===== 労働組合法(参考) ここから =====
(一般的拘束力)
第17条 一の工場事業場に常時使用される同種の労働者の4分の3以上の数の労働者が一の労働協約の適用を受けるに至ったときは、当該工場事業場に使用される他の同種の労働者に関しても、当該労働協約が適用されるものとする。
===== 労働組合法(参考) ここまで =====


いずれにしても、会議などでの場では、意図しない同調によって意見が傾いてしまうことの無いよう、まずは異見が出やすい雰囲気づくりなども大切ですね。


もちろん同調が必要な場合は最低3人への根回しでしょうか・・・
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