『偽』 ですか。

2007-12-12 | 社労士日記
昨日、福田首相自身の今年の漢字が「信」という記事を書きましたが・・・今年の漢字は「偽」となったそうですね
たしかに今日も偽装のニュースが流れていましたし

どうせ「ギ」なら「義」などが選ばれるような年になればいいのですが、「偽」だけでなく「欺」や「疑」で満載の一年だったのでしょうか。

知り合いの社労士さんと「今年はどうだった」なんて話もしましたが、漢字に限らず自分なりの今年の10大ニュースを振り返って来年に活かしていかないとね。


その社労士さんに誘われて、今日は経営セミナーに参加&交流会に参加してきました

経営関連のセミナーは久しぶりだったので勉強になりましたし、新しい方たちとの交流は緊張はしますがたくさん刺激を受けてきました



***** 日経夕刊「あすへの話題」より ここから *****
『脳を知りたがる脳』

野暮だと思いながらも、研究室の学生に「どうして脳研究の道を選んだのか」と尋ねてみたことがある。「意識が何かを知りたかったから」「心のからくりを解明したくて」などという答えが返ってくる。

脳という高々1.5キロほどの物体から、なぜこんなに豊饒な心が生まれるのか。考えれば考えるほど不思議である。だが私にとって、より不思議なことは、そうやって心の仕組みを知りたがる、我々の心理だ。なぜ人は心を知りたがるのだろう。

先日読んだ『サイエンス』誌にCNNのプロデューサーのティム・マッコーガン氏についての記事があった。彼はどんな時でも顔色一つ変えない冷静沈着なタイプに見える。実は、彼は軽度のメビウス症候群なのだ。顔面神経麻痺のせいで、表情をうまく作ることができない。

こんなエピソードがある。彼の昇進が決まったとき、職場の新人女性が「すごいじゃない」と祝うと、喜びながらも「うーん、そうかなあ?」と答えた。もちろん照れながらの返答である。しかし、顔が笑っていないため、昇進が嬉しくないのか、あるいは落胆さえしているのかという印象を与えてしまったという。こうした例からも、表情一つで会話の内容が逆転してしまうケースがあることがわかる。

コミュニケーションは、発せられた言葉だけでなく、相手の表情やしぐさを的確に読み解くことによって成立する。つまり、他人の心を推測できてこそ社会が社会として意味を持つ。だから我々の脳は、他人の心を解読しようといつも必死だ。脳研究者たちの「心を知りたい」という願望は、そんな本能的衝動の自然な延長線上にあるのかもしれない。(脳研究者 池谷裕二)
***** 日経夕刊「あすへの話題」より ここまで *****



脳は小宇宙のような世界だと聞いたような聞かないような・・・


自分自身の脳を理解するのも刺激的だし、他人(の脳)と触れ合うことは、刺激も受けるし勉強にもなるし。

と、無理やり気味に脳と交流会を繋げて本日は終了します
コメント
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