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体験的伸びる条件

2009年10月25日 23時03分31秒 | 教育を考える
卒業生をたくさん出してみて、中学進学後に急激に伸びた(この「伸びた」は「学力」だけを意味しません。スポーツ、精神、性格、個性など、幅広の意味で使っています)子がたくさんいましたが、小学生のとき、どんな子だったかと思い出してみると、ある一定の傾向があることに気がつきます。

よくよく考えれば当たり前のことなのですが、それを承知で紹介してみますと。
だいたい、つぎのどれかに当てはまる子が多い。

①なにかに秀でていた子。
 Nくんは、勉強はいまいちながら、機械を分解することが趣味。個人面談のときも、お母さんから「時計や電話機など、家中の機械を分解してしまうので困っています。解体して組み立てようとするのはいいのですが、元通りには一つとしてなっていません」と、よくこぼしていました。彼はいま、大学院でロボット工学(と言うのかな)を学んでいます。
 授業中に漫画ばかり描いていた子、「ガラスの仮面」の全巻のストーリーを隅から隅まで暗記していた子、昆虫いのちだった子・・・みんな自分の進むべき道をはっきりさせて、自信に満ちて生きています。

②よく本を読んでいた子。
 小学生のころは「頭でっかち」といった「理屈や」さんも、やはり知識量があとあとものを言うのでしょう。だんだんと知識と行動とがバランスのとれた大人になっていっています。小説の好きだった子も、心が大きく育っている割合が高い。

③学習スタイルを持っている。
 まじめに毎日こつこつ学習する。ノートの取り方がうまい。最小限の努力で最大限の効果を得る学習法を持っている(漢字の練習、年号を覚える、教科書の重要な単語をマーカーで消して覚えるなど)子は、当然のことながら、どんな場面でも慌てていないようです。

 と、ここまで書いてきて、つまらない内容に我ながら苦笑です。
 当たり前のことです。
 肝心なのは、「そうなるためにはどうしたらいいのか」ですから。

 
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