正さん日記

世の中思いにつれて

菅首相の多人数会食は複数回、自民会派は忘年会計画を取りやめ、国民の我慢の気持ちを逆なぜ

2020-12-18 11:37:03 | 政治

 菅義偉首相や二階俊博自民党幹事長らが8人でステーキ会食をしていたことが発覚、大問題になっている。

 国民には、5人以上の会食は避けるように要請しておきなが、自分たちは、大勢の会食をやっていたことは、いかにも特権意識を露わに示したとも言える。

 これでは、今後、政府が国民に様々な自粛を要請しても、素直に従わない人も出てくるだろう。

 言うならば、政府は、国民に要請する資格を失ったことになった。極端に言えば、国民に要請すらできない首相は辞任するしか道はないと言える。

 驚くのは、菅首相は、今回が初めてではなく、これまで何回も同様の会食を続けていたということだ。

 また、今回の問題発覚で、国民の強い非難に驚愕したのか、自民党の二階派、岸田派が予定していた忘年会を中止することになった。

 菅首相の多人数会食が発覚しなければ、それより数倍多い何十人規模の派閥の忘年会が行われた分で、自粛、自粛に明け暮れている国民の我慢の気持ちを逆なぜするのもいい加減にしろと言える。

 しかも、何時もながら、その言い訳がしゃくにさわる。菅氏も、加藤勝信官房長官も「誤解をされて申し訳ない」という言葉だ。「誤解」ではない、国民は「真実に対して怒っている」

 「誤解」と言うことになれば、「誤解した国民が悪い」ことになる。加藤氏は、厚労相時代にも、新型コロナ発症の認定は「37.5度以上が4日間続くこと」という従来の政府発表について、国民は誤解していると言って批判された。

 目立つのが、菅、加藤氏といった新旧官房長官だが、とかく、「真実」を「誤解」として言い訳の道具に使うのは、「国民を馬鹿にしている」ことになると肝に銘じなければならない。

 菅首相は、今回、自らルール破りの会食について、国民から批判され、支持率低下に繋がることを恐れているというニュースを欧米メデェアも報道した。

 先に、毎日新聞とNHKの世論調査で、菅内閣の支持率がともに40%ほどになった。毎日は不支持率が支持率を上回った。

 この両社の世論調査は、Go―Toトラベル一時中止や、会食報道前のものだった。今後、各社の世論調査でかなり厳しい結果がでる可能性がある。「関連:12月17日」 

 

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