6月4日、低支持率が一向に改善しない岸田文雄首相に対し、自民党横浜市連の佐藤茂会長が「政治資金規正法改正に目途が立った。 次の総裁選では新進気鋭の総裁を選んで変革しなければならない」などと発言、岸田氏に「自ら身を引いてほしい」と、退陣を求めた。
佐藤氏は「こんな危機的な状況だと次の衆院選や横浜市長選は戦えない」とし、「党の地方組織の考えを代弁した」などと話しているという。
大方は、岸田首相とは気が合わない菅義偉前首相が言わせたとのではないかと見ているが、策士の菅氏がやりそうなことだ。
もっとうがった見方をすると、菅氏と岸田首相をこれまで支えてくれてきた麻生太郎副総裁や、相談相手になっていないと噂される茂木敏充幹事長などが連携したのかも知れないが、これはちょっと考え過ぎか。
いずれにしても、解散総選挙ができず、9月の総裁選挙に総てを掛けなければならない岸田氏は、自民党内でも四面楚歌の状態になっており、総裁選挙で勝つことも難しくなっている。
ならば、次期総裁は誰が有力かとなると、現在、名が挙がっている中で、絶対この人だという人物は見当たらない。「関連:5月19日」
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