1月14日、京都で第42回都道府県女子駅伝が行われ、宮城が最終9区で逆転、29年ぶり2回目の優勝を果たした。
午後12時30分スタート、先ず、被災地石川県の五島莉乃(資生堂・26)が飛び出しダントツの区間賞を獲得した。沿道から励ましの声が多くあった。
2区になると、日本の女子中距離のエース兵庫の田中希美(ニューバランス・24)が圧倒的な走りで20位からは9人抜きで一気に首位に立った。
3区の中学生区で、ここでは静岡の中学生が区間賞の走りで一時はトップに立ったが、兵庫が直ぐに抜き返した。
その後兵庫は、8区まで首位を譲らず、それを宮城が追走した。しかし、最長10Kの最終9区で兵庫と宮城のアンカーが並走したが、5,4K当たりで宮城の小海遥(第一生命G・20)がトップに。
これを2位に上がった京都の川村楓(岩谷産業・26)が追走し、一時6秒差に迫ったが力尽き、宮城の小海がゴールに飛び込み2時間16分30秒で29年ぶり2回目優勝を達成した。
入賞の8位までは宮城 京都、広島、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の順だった。